後輩ワーキングマザーがトイレでうずくまっていました

会社にて。

3時頃、部署のトイレに入ると、すぐの洗面台の前で、後輩がうずくまってました。

真っ青な顔。

私「大丈夫か!!」

後輩「・・げほげほ。大丈夫です。」

私「いや、大丈夫じゃないよね。」

後輩は1歳児の子を持つワーキングマザー。

住んでいる地域は会社から1時間以上。

実家も遠く、ご主人は海外出張や残業が多い。
彼女、最近調子が悪い。

ちなみに、このブログも欠かさず見てくれています。
(ありがたい話でございます)
私の転勤当時からお世話になっている後輩で、仕事面でもだいぶ助けてもらっています。

後輩「ぽにさん、どうやって生きてるんですか?」

私「えっ、呼吸して、食事して生きてるよ。金銭面では共働きして・・」

後輩「そうじゃなくて、どうやって2人育児して共働きしてるんですか。うちの子と同い年の次男と、その1歳8ヶ月しか離れていない長男。あり得なくないですか。パンクしませんか?」

私「パンクしまくりよ」

実際、その通りです。
もともと不器用な私。

パンクしていると自覚しながら走っています。

いつ転倒するやら。

 

後輩「学生時代の友人がワーキングマザーとして頑張っていたのですが、ダウンしてしまい、先ごろまで休職していたようです。大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせていたみたいですが、無理が募ったようで・・」

私「そうか・・大変だったんだろうね。あなたは会社、休んでいいからね。私もフォローするから。」

後輩「4月って休みにくくないですか。年度初めだし、有給がリセットされてすぐに自分のことに使いたくないんですよね。」

ううう。

使いたくない気持ち、分かる。

今年も子供のことでどれくらい休むか読めないというのに・・初っ端から自分のことで消化したくない。

私「分かるよ。でも、お母さんの健康は大切よ。ダメやったら遠慮なく休むんよ。」

後輩「ありがとうございます。」

後輩「ぽにさん。」

私「うん?」

後輩「私、どうやって子供を育てながら、働いていけば良いですか。」

私「・・分からない。ただ、1日1日を過ごしていくしかないよ。」

後輩「それ、主任(女性)も言ってました。」

私も尊敬している女性総合職の一人。
子育てをしながら、しなやかに上を目指す姿勢を見て、一緒に頑張りたいなぁ~といつも思う。

結局、1日、1日をこなし、自分のリズムを作り、子供の成長を支える。それしかないかも。

仲の良い後輩が悩み、疲れ果てていても、私が家まで入り込んで手伝うことはできない。

でも、『気軽にいつでも話を聞いてくれる先輩が、なんか毎日会社にいる』ということくらいはできる。

 

私「話なら、いつでも聞くからね。」

後輩「ありがとうございます。」

 

悩んで止まって、休んで、また進んで。

どんな未来が待っているか分からない。

私こそしょっちゅう、くたびれている。

 

でも、信じている。

 

数年後、後輩と、

「あの時トイレでうずくまっていたね~」

と笑って話せる日がくることを。

 

 

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