書籍化ストーリーは突然に・・当ブログが本になるまで【あくまでも私の場合】

♪何から伝えればいいのか

分からないまま時が流れて

浮かんでは 消えていく

ありふれた 言葉だけ~

 

「リカ!」

「カンチ~~」

 

はい。

懐かしのトレンディドラマでございます。

もしかするとトレンディと言えば、昨今は「斉藤さんだぞ」思い浮かべる方が多いかもしれません。

 

それはさておき。

 

無名のブロガーに声がかかるまでの一連の体験談をお伝えします

題して、

書籍化ストーリーは突然に・・

 

2017年の秋が終わる頃、とあるメールが届きました。

以前、10人ほどのブロガーやインスタグラマーが特集された書籍に取り上げて頂いたことがありまして、その関係者からの連絡でした。

 

前略
編集部もわたしもぽにさんだけの本を作りたい、
という希望(野望?)を持っておりまして
もし、ご興味が少しでもおありでしたら
相談をさせていただきたいと思っているのですがいかがでしょうか。
・・文章メインでございます・・
以下略・・
ほんまかいな。

 

いやいや。

頓挫の可能性ありや。これ。

 

実は、このちょっと前に、とある雑誌からブログを紹介したいと誘って頂きまして・・

 

私は、いそいそと言われた通り、

キッチンの写真を撮ったり、ご要望のアングルを納めたものの・・

 

ぽにさんの取り組みは、また別の時に特集します。

 

というメールが入りました。

 

そして、その後連絡は入らず・・

 

あーーそうか。

そうだよね・・残念。

シクシク。

ということがございました。

 

雑誌や書籍に載るって、甘くないなぁ

 

と思っていました。

いやいや。

さらに今回は、『ともばたけ』の単独の書籍化だぞ。

甘くないどころか、そんなバナナ・・

 

凄く光栄です。

もちろん、お受けします。

ただ、お話がなくなってもよいです。
私はお声がかかっただけで嬉しいです。

ぽに

と返事をさせてもらいました。

 

前回のこともあるので、フラれることを想定して。

心のどこかでワクワクしながら、でもそれを抑え付けている状態でした。

 

そんな私の考えとは裏腹に、雑誌社の方とライターの方が東京より関西の我が家に挨拶にこられ・・

 

シャレオツなお菓子と子供達へのちょっとしたオモチャを頂きました。

しかも、凄く素敵な方々!!私は完全にほだされていました。

その時頂いたお菓子でございます

 

そんなこんなで ♪時が流れて・・

浮かんでは、消えていく、

ありふれた 言葉だけ~

 

いよいよ決定されたようです。

 

いざ、書籍化取り組みスタート

 

まず、以下のすり合わせを行いました。

  • 私自身が新規で書けそうな内容
  • 出版関係者がほしい内容

をお互いエクセルで書き上げ、

それを精査し、たたき台としてラフ版みたいなものを作って下さいました。

 

時は12月。

私の仕事は、勤続10数年の中で最も忙しくなっている時でした。

出張も会議もいろんな締め切りが目白押し。

しかも旦那も国内外に出張の予定。

 

新規で書くエッセイ(みたいなもの)は、40~50ほどございました。

 

締め切りは1月下旬。

いけるんか?私?

 

担当の方々は、

「相談事があるなら、いつでも遠慮なく。間に合わなければ、出版を先延ばしにするのもアリなので。」

といって下さいました。

 

いやいや。

裏切るわけにはいかないぜよ。

なかなかないぜよこのチャンス。

(何弁?)

と思い、とにかくエッセイを書いては添付してメールし、の毎日が続きました。

 

東京出張の際には、合間を縫って担当の方々と喫茶店で打ち合わせ。

それこそ、ドラマに出てくるような味のあるお店でお話をしました。

地方から出てきた私は、完全に浮足立っていました。

 

 

一方で、ブログで文章を発信しているといっても、やはり素人。

こんな感じでお直しを検討してください。

 

という返信と書いた文章への丁寧な指導や再検討の提案が。

 

ですよね

何度もそのようなやりとりをしているうちに、

私、気が付いたことが。

 

今まで、自由にブログで文章を書いてきたけど、

プロの方々からいろいろアドバイスをもらえるなんて皆無だったな・・

自身が気が付かなかった『文章の癖』も教えてもらいました。

めっちゃ光栄。

 

そりゃ、文章を否定されることは、しんどい時もございます。

でも、キチンとした理由があり、なるほどという指導があり・・

お金を払って教えを乞うレベルですぜ・・

 

書籍化、プライスレスな価値。

 

心から思いました。

 

一方で、鬼門は『年末年始の帰省』。

 

出来ないことは後回しにする癖のある私は、

『大丈夫。年末年始があるから。』

と高を括っていました。

 

だがしかし。だがしかし。

旦那の実家に帰ると、親戚も集まり、さすがに、PCの前で文章を練るということはできず・・

もちろん2歳、4歳とずーっとつきっきり生活。自分時間なし。

 

残り約20以上の原稿を残して、なんと、1月の三連休が終わってしまいました。

 

締め切りまで、後、10日ちょっとなのに・・かなり残っている。

 

やっべーー(ナイヤガラ並みの汗)

 

会社を休むわけにはいかず、西へ東へ出張と並行して文章を書く。

休日に5つの原稿を綴った時もありました。

 

追われる生活は苦しいですが、

追われた時こそ、いつもでは発揮できないパワーを出す人間の不思議を知りました。

 

なんだかんだで、締め切り前に全部の原稿を揃えました。

はぁはぁ。

 

編集を担当して下さった方々の温かいお声かけのおかげでございます。

 

バタッ・・

 

嘘です。

生きてますよ。

 

 

♪あの日あの時あの場所で君に会えなかったら

僕らはいつまでも

見知らぬ二人のまま

 

今回の書籍化。

東京ラブストーリーのように、トレンディには書けてません。

でも、

 

♪誰かが誘う言葉に 心揺れたりしないで

 

こころ揺れて良かったです。

このお話を受けて良かったです。

 

まぁ実際の書籍の内容は、トレンディエンジェルの斎藤さんのぺっぺっぺ~並の軽い文章ですが、もしも書店で見つられましたら。

手に取ってもらえますと幸いです。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ

関係者の皆さま、この度は本当にありがとうございました。

ペッペッペー書籍、予約受付中です。

何度も申し上げますが、マニアックなので、もしかして貴方の街の書店にはお目見えしないかもしれません(滝汗)。

▽関連記事▽

このブログ『ともばたけ』が一冊の書籍になります。題して、『ススメ⇒共働家 ともばたけ』

当初、出版詐欺かと思いましたが・・このブログが書籍に紹介されます

ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!