夫は子供のために休んだだけで拍手喝采、妻はそういうわけにはいかない実状

人間の長い歴史の中で、差別や区別みたいな感覚はどうしても付きまとうを思われます。

 

例えば、女性の社会進出。

諸説ございますが、人間の営みが始まって数万年。

長らくの間、女性は女性の役割、

男性は男性の役目をすべきとされてきました。

 

理由としては、筋肉量や生殖機能など身体的能力もあると考えます

 

現代になり、産業や工業が革新し、身体的能力の差が仕事の差になることは少なくなってきました。

いよいよ、『平等』を掲げる時代へ・・

 

でも、現実は厳しい!

男女雇用機会均等法と言ってもまだまだ新しい制度。

長ーい歴史や思考をここ何十年で出来た法律で改正するのは難しいことなのかな・・

 

*****************

前回のつづきです。

【ともばたけ】【共働きのススメ】

共働きは喧嘩がつきものなのか?

喧嘩をした我々夫婦。

夫が1日休んで、子供を看てくれた日。

午後過ぎに私のLINEに連絡が入りました。

『次男、胃腸風邪だって』

そうか・・早く帰ってあげたいな。

会議中、ソワソワ。

 

終業後、ダッシュで帰宅。

 

夫、いろんなことしてくれてるのかな・・申し訳ないな・・

 

って、なーーんにもしていない

 

何なら、朝のテンションを少し引きずってキレ気味。

長男さえ、まだお迎えに行っていない。

 

家はグチャグチャ、ご飯も一切用意なんてしちゃいない。

次男は熟睡。

手は空いていたはず。

 

はぁ~

「ありがとう」と絞り出した私。

男性は、『会社を休んだ』というだけで、

何もかもが免罪符になるのかな

 

彼に対する期待値を上げていたのが悪いのかもしれない。

あんまり求めてはいけないか。

 

手元の携帯を見ると、姉からLINEが入っていました。

ブログ読んだよ。

我が家は子供3人(4歳・2歳・0歳)が風邪をひいていて、大変です。

旦那にも何かうつっているみたいで、節々が痛い、しんどいと言いながら出勤したわ。

風邪ならやすみよ。って言っても仕事たまってるから休めないと。

姉は、3月より新しい職場を見つけ、働いています。

3人の子供がいて(しかも一番下は生後3か月)、就活、そして働くというガッツ!

凄い過ぎ~と我が姉ながら、尊敬しています。

LINEの続き。

3月1日の初出勤に、長男の体調不良で休まざる得なくなって、でも揉めるまでもなく、休むのは私。

それは、

パートやからとか、

正社員やからとか、

給料の多い少ないとかでなく、

あぁ、揉めるという土俵にさえ上がっていないんだなぁと思います。

そんな私の「仕事」って何だろうとも考えます。

 

だから、揉められるほどの仕事を持つぽにをうらやましいなとも思ったのでした。

 

おねーちゃーん!

 

今回の夫との一連のやりとりを職場の皆さんに話したら(話したのは皆、女性)、

皆、総じて夫を労い、

ぽにさんの気持ちは分かる、

でも、しかたないよ~となりました。

 

『男性は子供のために休んだだけで拍手喝采、女性はそういうわけにはいかない』

という現実、ひしひしと身に染みます。

くそーーとも思います。

 

一方で、こうも感じました。

 

女性のみなさん、

大人や~~~

前回の記事にコメントを下さった皆様、

共感しつつも実状はちゃんとご主人をたてて、

彼らのフォローもし、マルチに頑張る方ばかり。

 

世界はこのような人達で動いている。

強く思いました。

 

まだまだやん。

フラットちゃうやん。

きついやん!女性は何かと

という状況でも、確実に目の前の業務を淡々とこなす。

 

大人の皆さまに背中を押してもらい、夫と仲直りしました。

ありがとうございます。

 

*****************

性別という太古の昔からあった区別をそう簡単に取っ払うことはできなさそうです。

 

でも、歴史が長くても、

根強く根付いた思想でも、

時に『時代』という抗えない渦に飲み込まれ、チェンジする時も。

 

少子高齢化やAIの躍進・・

何が起こるか分からない時代。

今まで何十年もかかっていた変化が、

これからは数年単位ですぐに訪れるかもしれません。

 

どんな時代がきても、

優しさや柔軟さを兼ねそろえた人間になりたい、

なれたらなぁと思うのです。

 

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へブログランキング・にほんブログ村へ

クリック、本当に本当に嬉しいです。更新の甚大な励みになっています

【おすすめランキング】

そこいらの雑誌より情報が素晴しい!
『シンプルライフ』人気ランキング

時代の最先端をいくのはこの女性達かもしれません
『ワーキングマザー育児』人気ランキング

このブログが1冊の本に(2018年3月7日発売)

ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!