朝起きたら子供が調子悪い。夫婦どちらが休むのか?綱渡り、共働き夫婦のリアル

朝、夫は6時半には家を出ています。
早い日は5時台に。

我が家、朝はいわゆるワンオペ。

1歳、3歳の用意は大変ですが、徐々に私自身も慣れ、子供達も慣れ、日常になっています。
もちろん、愚図って何も進まないこともありますが、それはそれで私も子供も半分発狂しながら、気が付いたら保育園に向かっています。

最も焦るのはこんな日。

子供の体調不良です。

*******

ある朝。

次男が起きてきた時、右目が腫れに腫れていました。

私「えっ!どうした!かゆい?痛い?」

次男「め、いちゃい」

まだ1歳の息子。
目をこすりながら、話している。

きゅーーーーん。
心が締め付けられる。

よし、今日は病院に行かないと。
休もう。

 

待て待て待て待て~~~

ワッショイ!

もう一人の私が止める。

いいか、ぽに。
今日は6月から仕込んでいた実験サンプルが出来上がる日。
それに対応するために、1ヵ月間、他部門の方々も巻き込んだ。

私が出勤しなくても、頼れるサブの後輩が付いてくれている。
何にも気にしなくて良いが・・量も多いし、本筋の仕事がひっ迫するだろう。
独身の彼女にいつもおんぶにだっこ。
気持ちよく休ませてくれるが、本当に申し訳ない。
繁忙期の今、私のせいで連日残業などしてしまったらどうしよう。

一方で。
休めるのが今日だけなら良いが、もしもアデノウィルスだったら?

今週は全滅かもしれない。
せめて、午前中だけ出勤して、大至急の仕事を他のメンバーに頼みたい。

うーーん。

モヤモヤしていたら、時間がどんどん過ぎる。

肝心の次男は目以外はめちゃくちゃ元気。
トーマスのオモチャで遊んでいる。

母か?
いや、間に合わない。
今からお願いしても、到着までには2~3時間かかる。

時計を見ると、7時20分。
あと20分で保育園に出発。

夫に電話。

私「ごめん。次男の目が腫れてて、病院へ連れていきたいんだけど、私、例のサンプルが出来上がる日やねん。午前中だけでも帰ってきてくれないかな?」

サンプルの話は事前からやんわり話している。
研究職、技術職という同業者だからこそ、分かってくれる・・ハズ。

夫「うーん。すでに出勤してるんだ。厳しいけど・・ボスに相談してみる。」

私「ごめん。午前中だけ変わってくれたら、午後は私が休むから。」

電話を切った後、時刻表を調べる。

7時50分の電車に乗ったら、我が家の最寄り駅に8時半に到着。
乗り継ぎの悪い夫の電車。
偶然にも優秀な組み合わせ。

これに乗ってくれれば、私の出勤時間に間に合う。

できれば、お願い。

ピコピコピコ~電話だ。

夫「今から帰る。ただ、こっちもサンプルがあるから2時には戻りたい。よろしく!」

私「ありがとう!」

保育園に子供を連れていく。

いつも保育園を楽しみにしている次男。帰りに大泣き。

すると、担任の先生より、

先生「お母さん、目が移る病気ではなかったら、来て良いですよ。」

私「本当ですか!すみません。これから夫にバトンタッチするので、伝えておきます。」

夫が帰宅。

次男を預けて、私は出社。

ブルブル
LINEだ!

夫LINE
伝染性じゃなかったよ。
虫刺されが腫れただけみたい。
各種飲み薬、塗り薬をもらいました。
保育園行きます。

助かります。

すぐに保育園に電話。

先生方に、無事の連絡と感謝の連呼。
ありがとうございます。

そうして、私のサンプルは無事実験され、何事もなかったように業務が遂行するのです。

共働きはやはり、綱渡り。

でも、その綱の横で、
保育園や同僚や夫が手を差し伸べてくれる。

自分だけでは無理。
私は無力である。

いつかは恩返しをしたい。

頂いたこのご恩。

絶対忘れません。

ランキングに参加しております。下の写真にクリックして下さいますと嬉しいです。

皆さんの応援が、更新の大きな励みになっております。

シンプルライフの情報のおかげでここまでこれました
『シンプルライフ』人気ランキング

大好きなブロガーさんばかりです。おススメ。
『ワーキングマザー育児』人気ランキング

ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!