Cランクサラリーマン達の逆襲、それを支えた上司の名言集

ピョンチャンオリンピックで一躍有名になった女子団体パシュート。

この競技、スケート大国オランダは、『超人軍団』と言われるほど世界的にずば抜けた選手で揃えました。

個の力ではどうしても及ばない日本勢。

数年間、戦略を練り、練習を重ね、

結果は・・

ご存知のごとく、オランダを破り、金メダルを勝ち取りました。

この勝利は、欧州メディアにも紹介され、国際的に高い評価を得たとのこと。

*************

前回の続き。

桜 3月

【ともばたけ】【仕事】

『1番早いランナーが勝つとは限らない』と教えてくれた上司が定年退職されます

上司は、20年近く、夫婦で知恵を絞り、サラリーマンをしながら様々な職種に手を出しました。

保険会社の代行、株のトレーダー、インストラクター等、これらの殆どは、失敗に終わったと聞きました。

10種類くらいの職種を甘噛みから深く咀嚼まで取り掛かったようです。

そのうちの一つが、自宅で、ある分野のアドバイザーをすること

 

独学に加え、この方だ!という先生を見つけ、通いつめ、スキルを取得したとか。

後に、夫婦ともにそのスキルが開花し、爆発的な人気となったのです。

 

プライベートではお子さん2人を立派に育てあげ、お孫さんにも恵まれました。

さて、この上司は、いつでも部下達の背中を熱く押してくれました。

 

上司の名言集

いきましょう。

  • 人と違うことしろ
  • 1、2歩先でなく、半歩先を目指せ
  • 周りが言うことを気にするな
  • マンションは転がす気概で買え
  • ずっとこの位置でええと思うな
  • いいか、いつでも知恵を絞れ
  • 株や投資にも目を向けときや
  • 1人でするな、チームでしろ
  • とにかく、人に喜ばれることをせなあかん
  • 配れ、おいしい仕事は皆に配れ
  • 夫婦2人で働いてるんやったら、どっちかは攻めろ!辞めてもいいくらいやで

 

まだまだございます。

本当に熱い方で、本ブログの書籍化が決まった時、商工会議所まで走って下さり、会社規定に引っかからないか相談してくれました。

円山公園 桜
本日は京都に。円山公園を子供達と散策しました。

何度もお伝えしていますが、私は入社時、社内でAランク研究所にいました。

皆さん優秀で良い方でしたが、この上司のように、

いち営利団体の利益だけでなく、サラリーマン個人の幸せ、ひいては世の中を良くすることを考えている人は少なかったような気がします。

 

前部署は、自分の出世や会社からどう見られているかに必死になっている人、専門知識や造詣は深いが、コミュニケーション能力がイマイチの方。

もちろん人格的に素晴らしい方も多々おられましたが、基本エリートなので、良い意味でも悪い意味でも、自分のいる場所が最も『イケてる』と思っている感はあるような気がします。

 

さぁて、そろそろ、

Cランクの逆襲のお話しをしましょう。

 

半年ほど前、Aランクが受けるはずの案件が、我々の部署に舞い込んできました。

フツーの人だらけの集団に!

1人だけで担当するのはちょっと無理があるため、3人くらいのチームでプロジェクトとして取り組んで進めることに

Aランク社員は、非常に処理能力が高く、バックグラウンドは最高学府であったり、博士も当たり前。

まぁ、そりゃ凄いんですよ。技術系の賢い人の深さは、半端ない。

その方ならば、この仕事は1人でサラッと担当していたかもしれません。

 

パシュートのごとく3人チーム、なんとか同等のパフォーマンスをするために、ちょっとしたことも、補いながら、進めています。

メンバーの1人、私は、はぁはぁと息切れをしていますが、カーブですぐに後続に譲り、倒れる前に体力温存をしています。

 

そして、当初不安でたまらなかったメンバーを熱い言葉で支えたのが、上司でした。

 

スタートして半年。

滑り出しは順調だったのですが・・

少し前、大転倒しました。

自分達というよりも、外部に契約を打ち切られる形の痛い事故。

立ち上がれないかも・・と感じてしまいましたが、上司の熱烈な励ましで、もう一度動き出しました。

1人だったら、きっと身動きが取れずにリタイアしていたでしょう。

 

*************

パシュートだけでなく、C集団の逆襲は広がっています。

その上司の意向を採用してか、学歴や総合・一般などの職種、性別を無視して、デキル方には全面的に前へ出てもらう体制もそのひとつ。

もちろん、主任や他の課長も一丸となって良くしようと望んだからこそ。良い風が吹いています。

 

実は、数日前に読んだ報告書に、土肝を抜かれました。

それは、高卒の女性社員が書いた、作業改善書でした。

院卒の人が取り組んでも、成功が怪しい案件を簡単にクリアさせていました。

考察や今後の計画も素晴らしい。

 

もはや、Cランクとは言わせないぜ。

その他の小さなプロジェクトも隊列を組んで滑り始めています。

決して超人軍団ではない、フツーの人々。

メンバー達は、まだまだ筋肉不足だったり、体力に不安も抱える者もいますが(私を筆頭に)・・隊列で進むうちに、その状態に慣れ、タイムを縮めれたら・・儲けもの。

見ててください。

上司が退職されても・・貴方の意向を受け、必ずやってみせます。

 

よーし、4月、ワシもやったるで!と少しでも思う方がおられましたら、クリック頂けますと嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へブログランキング・にほんブログ村へ【おすすめランキング】

シンプルライフ、ブロガーさんの収納術は神かかっています
『シンプルライフ』人気ランキング

泣いて笑って、ワーママは生息中です
『ワーキングマザー育児』人気ランキング

このブログが1冊の本に(2018年3月7日発売)

ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!