『子供の習い事』についての考察、親として、技術系サラリーマンとして

「うちの子さぁ、そろばんを4年ほど習ってたんだけど、この間、辞めさせた。」

昔からの地元の友人、自分の子供に1年生からそろばんを習わせていたらしい。

 

へー何で?

「地元のおじいちゃんがしてるそろばん教室やってん。」

良さそうやん。何がダメだったの?

「実はさ、他の大きな教室が主催する、そろばんの体験会みたいなのに行ってみてん。」

子供 本
 

彼女曰く、

自分の子供がそろばんをしている所を見て、若い先生が驚いて言ってきたと。

『今どき、そんなそろばんの使い方をしている人はいませんよ』と。

 

どうやら、おじいちゃん先生は、昔のそろばんのやり方のようで、計算に入る前にひと手間加えていたらしい。

「私はさ、そろばんをしたことがないから、しまった・・って思ったの。それで、そろばんは続けるけど、違う所に通おうと思って。」

へーー

 

**************

技術系の部署に10年以上在籍すると、何十回も行っていること。

技術委託

私の分野は、委託を頼む場面が多いです。

 

たとえば、試薬の調合などは、昨今いろんなサービスがあります。

もちろん、自分達でも出来るけれども、『お金を払ってでもできることは、専門の業者にやってもらい、コアな技術は自分達で』というスタンスが最近の主流。

当初は勿体なく感じましたが、ルーチン業務が減り、深めるべき技術にウエイトを置くことができ、非常に良い。

 

で、委託が成功し易いパターンとその反対のパターンがどうしてもある。

試薬の調合などは、自分達でもできるため、『ダメな時』が分かります。

 

問題は、

自分達でもやったことのない技術の委託。

これは難しい。

 

業者の査定段階で、悩みます。

 

だって、自分もできないんだもん。

どこに頼めば正解か、本当に分かりません。

結局、相見積もりを取り、サンプル品を出してもらい、適正と思われる所に委託します。

 

そんな中、最近思うのです。

冒頭の友人の話じゃないけど、

子供の習い事も同じところがあるな・・と。

 

どこに習わせよう、どの先生に・・と考えた時、

自分がやったことのある分野だと、

この先生かしら・・とだいたい分かります。

 

ところが、知らない分野だと、トンと検討がつきません。

例えば、私もそろばんができません。

なので、そろばんにはどんな先生が良いか分かりません。

 

ところが、テニスや水泳ならちょっとだけ分かります。

自分もしていたから。

予備校もちょっと判断できるかな。浪人時代に通っていましたし。

もちろん、今どきの深いところまでは自信はないです。

ただ、『まずまず』までなら、何となく。

 

そう考えると、

習い事って、究極の委託。

極端なことを言えば、『親がすべきことを誰かに委託している』のが習い事ともとれる。

 

さぁ、4月を迎えます。

我が家は3歳の次男が保育園のオプションで、体操を習います。

長男もしていますが、いかんせん、親も体操が出来るわけでなく、何が正解かぜーんぜん分かりません。

 

そういや、会社の試薬調合もこの間、間違って納品された分あったしな・・

マズかったかな?もつきもの。

試行錯誤も楽しみつつ、進んでいくとします。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!