前回の続き。
前の日まで、あははーーと家族でご飯を食べ、図鑑を眺めたり、カルタをしたり楽しんでいたのに、一転。
原因不明の高熱と白血球の多さ。
胸がバクバクする。
先生「車で来てますよね?紹介状書きますので、このまま大きい病院へ向かって下さい。」
紹介された病院は、我が家から車で5分。比較的近い場所にある。

そのまま向かうと、なーんにも用意せずに入院、しかもクルマを使ってるので、夫がバスやタクシーで後からサポートとなる。
彼の仕事のキリがつくまで働くと夕方かな…そうなると上の子達もいて、用意を持ってきてもらうのは、結構厳しい。
しかも、コロナで面会は基本NG。病院に来たからと言って、兄達は弟に会える訳ではない。
そうこう考えているうちに、紹介状を渡され、先方の病院の小児病棟はバッチリ空きがあるとのこと。
車に三男を乗せ、考えながらゆっくり進む。
雨が降っていて、キュキュとワイパーが交差する。
すぐに大きい病院に行きたいけど、一度、帰り軽く支度して、タクシーで向かうのが賢明かも。
先生のあの感じだと、数日の入院ではなく、最低でも1週間はかかりそうな雰囲気。
1週間…
えっ…
どうしよ。
大人の手が足りない
上の子達2人とも保育園なら、夫に早朝から車で向かってもらい、一度に預けられますが、そうはいきません。
長男は小1になりました。
早朝の学童預かりなんて、我が地域で聞いたことない(私がリサーチ不足かもしれないですが)。
朝、1時間以上ひとりで家にいさせて、、
朝ごはん食べて、顔洗って、鍵閉めて・・の練習は全くしていないし、マスクや水筒やら、準備もめちゃくちゃ多い。
大人でも忘れてしまう。
うーーん。
突然だと、いろいろ厳しい。
夫に対応してもらうか。
6時台に出勤する彼は、長男を送り届けると確実に遅刻。
定時帰宅しても、学童のお迎えに間に合わない。
ほんでもって、3週間後に育休に突入するため、あらゆる引継ぎと実験をこなしているっぽい。
男性の育休は、妊娠している訳ではないので、ギリギリまで働けるよねムードらしい。ましてや、生後5ヶ月からのタッチ交代なので、出産日を気にしなくて済む。
周りも本人も最終日まで走りきる感じ。
頼んだら休んでくれるけど、1週間となると、厳しいよなぁ。
はぁーーー
共働きって厳しい…
いやいや!私、今、育休中だし、就労してないし。
仕事していなくても即座に八方塞がり。
専業主婦でも幼児が入院すると簡単に回らなくなる。もしかすると、専業もかなり悲惨じゃない?単身赴任とかだったら、もう、想像を絶する。
お勤め・専業関係ない。
子供を育てるって、やっぱり大変!
そして、核家族って脆い
大人の人数が2人しかいないので、何かあれば簡単に人手不足。
通常運転が困難になります。
これらを打開するためにファミサポやシッターがありますが、コロナ禍の今、他の方をお家に迎えるのは気が引けます。
長男が小1になって、もう綱渡りではないなぁと勝手に思っていましたが、絶賛、渡っている真っ最中だった。
zzz…パチン!
と目が覚めた感じ。
待てよ。
藁にもすがる思いで、車を脇にとめスマホを出す。
ポチポチと打つ。
無理は承知、トイレはあっち。
母にお願いしてみよう
60歳オーバーの母世代って、何かと予定が詰まっていて、結構多忙。
私は、三人姉妹の真ん中に育ち。
姉にも妹にも幼児や乳児がいます。
そのサポート(あまりしてないっぽいが)と、自身の趣味やボランティアと、母は何かとバタバタしています。
しかも他府県在住。
1時間半以上は来るまでにかかってしまいますが、、助けて欲しい。
LINEでヘルプ要請。
母から即返信が。
『今週ならいけます』
奇跡!!
嬉しい!頼みます。
直ぐに、夫と3人のLINEグループを作り、何時に来れるか、三男の状況も経過報告することに。
夫も歓喜のLINEを母に入れる。
よし、状況は変わってきた。
とにかく、車を自宅に置き、軽く用意をして紹介された病院にいこう!
周囲の状況は整い、多少気分が晴れました。
しかし、
三男の病状は変わるわけではなく、
その後、病院にて、
やつれながら話を聞くことになるのです。
雨はまだ、止む気配もしていない…
続


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