会社辞めると決めた夫・・共働きの葛藤シリーズ⑦

今回は、第7回目。

【共働きの葛藤シリーズ】

転勤の打診がありまして・・共働きの葛藤シリーズ①

ノリにノッテいた夫の研究・・共働きの葛藤シリーズ②

ノリにノッていた夫の考え・・共働きの葛藤シリーズ③

ノリにノッていた夫の陰り・・共働きの葛藤シリーズ④

社畜なことに気が付かない夫と・・共働きの葛藤シリーズ⑤

社畜を続けても・・共働きの葛藤シリーズ⑥

 

「仕事辞めたい」

社畜夫から、衝撃の一言。

おっ、おん。。

 

時は、2020年初夏。コロナで自粛生活中。

私は育休中でした。3回目の育休は3か月で復帰するはずが、コロナのゴタゴタもあり少し延長させてもらうことになりました。

 

小1、年中、新生児との自粛生活。

産後の辛さもあり、毎日憂鬱で、3人育児と上手くいかない家事にイライラしていました。

 

家は、夫婦共にフルタイムで働いている時よりも『汚れやすく』なります。人の滞在時間が長くなるとそれに比例するように、汚れもたまる。

 

常に、モノがあふれていて、どこかが必ず片付いていない状態。

いや、全部片付いていない。

当時の写真がありました。

家 荒れる

うげ。

・・にしても酷いな。

 

空き巣が入ったのかよ。という荒れ具合。

もう一枚いきましょう。

部屋 汚れる

ド散らかしてるな・・

とにかく酷い。

 

50平米マンションに5人暮らし。

1LDK仕様にしており、リビングはまぁまぁキレイにしていましたが、フリールームという名の独立した部屋が恐ろしく荒れていました。

 

そうなると、

お家が欲しい

 

せっかく共働きしてきたのだから、お家は今よりも広い家がいいなぁ~

3LDKか4LDKにして、1部屋、物置とするのも悪くない。

 

夜中、授乳の合間にスマホで検索し、不動産屋にも相談。

結構な額の一軒家を考えていた時期がありました。

 

過去記事:『お家を買う』って、考えていた以上に大変だ 

 

『自分がこれくらいかな~って思った家』って、我が家の場合、共働きでそれなりに働かないと厳しい。

  • 駅からの距離
  • 小学校との距離
  • 大通りや暗い道を避ける

ってなると、

驚くほど金額が跳ね上がります。

 

夫とも、大変でも育休後、私も働かないとね~って話していた矢先。

 

お前が辞めるんかい!

 

衝撃やわ。

3人目が生まれたばかりやで。

おーーい!

 

夫が言い出すなんて、もう、限界なんでしょう。

分かっているけど、念のため聞いてみました。

 

もう少し、頑張る気はない?って。

 

「これ以上、あの職場にいたら病気になるよ。上の人の要望通りに動いていたら、1日15時間以上は余裕で、家を空けないといけない。何にもできない。」

 

とはいえ、40代に入ったばかりの働き盛りだよ。子供も乳児含む3人やで。

 

「だから、そのためにも辞めたい。」

 

うむ。

「自分の人生を職場のトップに気に入られるために使いたくない。」

 

まぁ、もっともな意見だわ。

 

てか、よく考えたら、

やっとまともな思考になってくれたかも。

 

散々、社畜で家庭時間を犠牲にして、ギリギリの所で踏ん張ってたけど、よくこっちに帰ってきてくれたわ。

 

ほんなら、どうしよか。

なんか、他の会社だったりアテはある?

 

「地元で働ける所にしようと思う。研究職はもういいわ。」

さよか。

うーん。

 

でも、私は正直、

お金が心配

やっぱりさ、私も高給取りではないし、夫との合算でなんとか堪えていたから。

 

3人の子供たちをそれなりに育てていけるように、最低限は稼いでもらいたい。

 

「うん。そうだね。」

あなたの研究職のキャリアがあったら、他の企業でもいけるんじゃない?

 

「かもしれないけど、管理職かキャリア研究員として採用になるから、きっと今と同じくらい、下手したら精神的にはもっと馬車馬のごとく頑張らないといけないと思う。だから、地元で。」

 

いや、お金がさぁ、今よりもさぁ・・

「2人で働いて、どちらも比較的家から近い勤務地で働く方がいいんじゃないか。100%の頑張りではなく、70%くらいでお互い働いて。俺も家事や育児するし。」

 

う~~ん。

簡単じゃないと思うよ。

70%と言ったって、やっぱり仕事は仕事じゃん。

本当に家事や育児、保育園のお迎えもサポートしてくれる?

 

「するよ。何なら俺は、パートタイマーでも良いし。」

 

パートタイマーでもよい・・

 

私もそれがしたいわ

 

サラッと、乗り越えてくるから腹立つ。

踏ん張っていた私の一線みたいな部分を夫は軽く乗り越えてきた。

 

何度も何度も、

もう正社員は無理。

辞めたいって思ったし、言ってきた。

 

でも、そのたびに、もう少し頑張ろうよ。もう少し踏ん張れるでしょ?

 

と夫に言われ、

何となくうやむやにしてきた。

けど、、

お前は平気でこえるんかい!

 

腹立つわ~

 

で、私もしょせん、昭和な考えのババアなので、どこかで、

辞めるのは自分が先で、結局夫が長く働く

って思っていました。

 

どうやら先に立候補されちゃったよ。

「辞めま~す」

って。

はーー。

えーっと、予定になかったよ。

どうする?私。どうするよ。

 

とにかく、私の育休復帰が近づき、夫の育休とバトンタッチすることになりました。

 

続きます。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!