中学受験『進学校・上位校』に入ったからと言ってパッピーじゃない問題。トップ層以外はドボンするかも?

受験は戦略が必要

とは昔から言われています。

ええ。

正にその通りだと思います。

 

でも、中学受験は親も子も近視眼的になって長期的な戦略なんて難しい。

塾に入ったら塾には入ったで、どんどん宿題が課され、ついていけないと偏差値が取れません。

我が家も今年の2月に現在小5の長男が中学受験をスタートさせてから、

偏差値向上を始めとする『戦略』をいろいろ考えてきました。

中学受験は親の受験とも言う方もおられます。

激しく同意。

「いや~、小学生本人だけの受験ですよ。」

なんて、とても言えません。

親のサポートがとーっても重要なのは間違いないと思います。

 

さて、中学受験は、

どうやって受かるか。

志望中学校に入学するための勉強法の伝授。

がYouTube、ブログ、sns、各種書籍・・巷に溢れています。

いわゆる、

偏差値を上げる情報が乱立

している気がします。

 

その情報は貴重ですし、偏差値を少しでも上げた方が良いことは間違いないです。

そして私自身も血眼になってその情報を探しています。

また、『偏差値が高い学校に入学することがとーっても良い』と思っている方が一定数おられます。

この考えは間違っていません。

私もガッツリそのクチですし、偏差値高い=受験の勝者 という考えは消えていません。

 

でもね、ちょーっと時代の流れとともに、

毛色が変わってきた気がするのです。

 

というのも、私の友人・親戚で何人かドエライ優秀な中学校にご子息が受かっている人がいます。

その方々に伺った『中学受験における潮目の変化』と、

中高一貫校を含む数人の教員の友人に聞いた『最近の変化』がドンピシャ一致したのです。

 

それが、

偏差値が高ければ高い学校ほど、良いのか?問題

です。

 

その前に大前提。

中学受験を希望する生徒の実情は千差万別です。

無理やり学力を3つのカテゴリーに分けると以下になります。

 

1つは、①超絶トップ層。

数学オリンピックや他のオリンピック系にも選ばれちゃう子。

子供は、息を吸うように勉強ができます。

 

2つ目は、②トップではないけれど、必死に食らいつく層です。

この層は平均点よりちょっと上~平均点に届かない人も入ります。

必死に勉強しても、平均点に届かず、

でも悔しくて食らいついて・・なかなか気骨ある根性のある子どもです。

 

3つ目は③深海魚と言われる層です。

成績は下位に位置。

進学校は『高得点』『学歴』『偏差値』の価値観がはびこり、貨幣経済ではなく【偏差値経済】だったりします。

その下層に位置するので、もはや【通貨を持っていないのと同じ】。

辛くなり、学校に行かなくなる生徒もこの層が最も多いと聞きます。

 

さて、最近の私の勝手な調査(nの数は10くらい)では、

進学校、超絶トップ層以外は辛い未来が待っているかも・・

と見解を示す方が多くなってきました。

 

待て待て!えっ?どゆこと?

説明しましょう。

20~30年前まで、いや、もしかすると10年前くらいまでは、

進学校に進み『平均点くらいの生徒』、

要は上記で説明した②の生徒には【うま味】が十二分にありました。

周りの環境に引っ張ってもらっていたからです。

勉強する子が圧倒的に多く、学習習慣がフツーについている子に囲まれるメリットは存分にありました。

 

大学の入試も、一般入試枠が潤沢にありました。

 

でも、昨今は、大学の『一般選抜』が変わりました。

 

私立は『一般選抜』の枠をぐーーっと減らし、

国立大学も『一般選抜』の枠を私立ほどではないですが、

減らす方向に向かっています。

 

その煽りを受けるのが、

まさに、

進学校の中間層だと思うのです。

ゴクリ。

長くなりそうなので、次回に続きます!

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!