前回の記事で、進学校についてお話しました。
そして、進学校の中間層が割を食うのでは?
という話をしました。
あっ、そうだ!
その前にリクエストがあったのでこちらを挟ませて~。
「ふるさと納税何がおススメですか?」と言う質問、この時期結構な数、頂いております。
冗談抜きでおススメのふるさと納税を書いてみましたので、どうぞご覧ください。
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ふるさと納税がまだの方の参考になればこれ幸い。
さて。本題。
先に言っておきますが、ここで挙げる【進学校】は高校受験も指しています。
中高一貫の偏差値55以上(中学入試の偏差値55は高校入試に換算すると+10~)。
高校受験の地元のトップ3に入るくらいの学校を指しています。
なかなかの難易度です。
多くの生徒がその枠に入りたくて必死に勉強しています。
しかし、そこに入ったからと言って、
目次(タップすると飛びます)
パラダイスではない
ある意味、パラダイスはトップ層。
彼ら彼女らは学業に関しては無双体制だから。
それ以下の必死に食らいついていく層が高い確率で割を食うのか。
なぜ?
それは彼らのやり方がマズイのではない。むしろすんごく頑張っているし、ひと昔前では一番化けていた層でもある。
なぜ?
それは・・
大学入試の制度が変わりつつあるから。
昨年の記事ですが、最近の大学入試についてちゃーーんと書いてくれています。
【前編】いまどきの大学入試は「一般選抜」による入学者が少数派?「大学受験は年内終了」は本当?
要約して説明すると・・
- 大学入試は「一般選抜」「総合型選抜」「学校推薦型選抜」の3つに区分に分かれる
- 私立大学全体では「一般選抜」での入学者の割合が減少
- 国公立大学は、依然として「一般選抜」中心が続く
20年前に大学生だった方々は多くの方が「一般選抜」、
1月以降に行われる試験を受けていました。
しかし、今は「総合型選抜」「学校推薦型選抜」の割合がとーっても多くなっているのです。
そうなってくると、
アレが必要になる。
評定平均!
ご存じの方も沢山おられると思いますが、
今一度、説明。
高校の評定平均とは、
高校1年生の1学期から3年生の1学期(または前期)までの成績を平均して算出された数値。
この評定平均、学校推薦型選抜や総合型選抜では、
出願資格として一定基準以上の評定を求める大学がほとんどなのです。
評定平均を高くするには、高校1年生の段階から高い成績を維持しないといけない。
じゃあどうやって評定を高くすればよいのか?
- 高校時代、学業に励む
- 初めからレベルの高い学校に入学しない
- 評定平均を意識して、先生とも相談して過ごす
などがあると思う。
やっぱり重要なポイントとしては、
周囲の生徒のレベルが高すぎると、
高い評定がもらえない可能性が出てくるのよ。
いくら【絶対値で判定します】と学校が言っていたとしても、周囲のレベルが高い場合、平均点に届いていない生徒に高い評価を渡すわけにはいかない。
逆にそこまで必死に勉強していなくても、たまたま自分のレベルが周囲よりも高い場合、高い評定がもらえる可能性が高い。
さて、ここで、
進学校の中間層が割りを食うか問題
に戻ります。
進学校の中間層は、高い評定平均をもらいにくい。
トップ層が高評定平均をかっさらっていくから。
学校によって、進学校ということもあり初めから4以上を設定してくれる所もありますが、他の学校に進学していたら周囲があまり勉強をしないため、相対的に評価が上がり『5.0』がもらえるかもしれない。
しかーし、進学校だと頑張っても『4.0』が関の山・・なんてあるある。
また、進学校はマインド的に『一般受験 至上主義』。
先生達も、
「推薦を利用するな!「総合型選抜」「学校推薦型選抜」は逃げだ。」
「正面突破でいけ!」
という人が進学校は多い(マジで)。
先生は、生徒たちのためにも、生徒の可能性を極限まで発揮させ、最後まで・・
と思っている人が多々。
いや待て。
極限まで発揮するのは、
社会に出てから仕事で発揮したらよろしいやん
もちろん、大学選びは大切です。
最も行きたいところに行けばよい。
でもね、正面突破(一般入試)だけじゃないよ。今は。
で、進学校の中間層は、評定平均の持ち点がそこまで高くないため、超トップ大学の推薦は狙えない。
かと言って、指定校は校風としても違う(なぜか周囲からも負け組扱いになる)。
私立も一般入試が少なくなり、狭き門。
国公立は初めから狭き門。
ひと昔前は一般入試まで大学受験をする生徒はたーくさんいました。
でも、インフレや不景気も相まって、親も最後まで粘らせない受験方法がトレンドになりつつある。
それこそひと昔前まで『ちょっと背伸びして、国立大を受ける層』はこぞって推薦で私立大学の合格をゲットしている。
そうなると、もはや『一般入試』のライバルは、
他の進学校のトップ層・・
・・きっつ。
ということで、最近の仕組み、どうなの?
と思って、私の大得意、ChatGPTにも相談してみました。
どう思う?
今の大学入試?みたいな感じで(実際はもっとちゃんと書きましたぞ)
ここからは文章はchatgpt作ね↓↓↓
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偏差値が高い学校での評定平均の難しさ
偏差値の高い学校では、学業のレベルが非常に高く、成績評価も厳格です。そのため、どれだけ努力しても評定平均(GPA)が伸びにくいという現実があります。例えば、授業の内容が難しく、テストの平均点が低く設定されていることも多いです。また、クラスメイトのレベルが高いと相対評価の中で成績が埋もれてしまい、自分の頑張りが評定に反映されにくくなることがあります。
この状況は特に、推薦入試や指定校推薦を目指す生徒にとって重大な問題となります。指定校推薦は通常、学校内での評定平均が高い生徒に優先的に与えられますが、偏差値が高い学校では全体のレベルが高いため、競争が激化し、思うように推薦枠を得られないことも少なくありません。
********途中省略、総合型選別と学校推薦型選抜について*********
総合型選抜
総合型選抜は、学力試験だけでなく、志望理由書、面接、課外活動の成果など多面的な評価が行われる入試形式です。この形式は、私立大学を中心に広がりを見せています。早稲田大学や慶應義塾大学では、特定の学部で総合型選抜を実施しており、高い英語力や課外活動実績が求められるケースが多いです。
一方、国立大学では総合型選抜を採用しているところは少なく、東京大学や京都大学などのトップ校では依然として一般選抜が主流です。ただし、一部の地方国立大学では地域貢献や特色ある教育プログラムを重視した総合型選抜が増えています。
学校推薦型選抜
学校推薦型選抜は、指定校推薦や公募推薦を含む入試形式です。私立大学では、この形式が広く活用されています。MARCHや関関同立などでは、指定校推薦で多くの入学者を確保しています。これらの大学では、高校時代の成績や活動実績が重視されるため、評定平均が3.8以上であれば十分にチャンスがあります。
国立大学では、学校推薦型選抜の割合は比較的少ないものの、近年では地域枠推薦や特定分野での推薦枠を設けるケースが増えています。例えば、医学部では地域医療に貢献する人材を育成するための推薦枠が設けられることが多く、学業成績に加えて人物評価が重視される傾向があります。
偏差値だけにとらわれない進路選択を
以上のように、偏差値が高い学校に進学することには多くのメリットがある一方で、競争の激しさや指定校推薦の難しさなどのデメリットも存在します。そのため、進路選択を考える際には、偏差値だけにとらわれず、自分の得意分野や目指す進学先、将来のキャリアプランに合わせた選択をすることが重要です。
例えば、指定校推薦を狙いたい場合は、偏差値中堅の学校で評定平均を高める戦略をとることも一つの方法です。また、総合型選抜を目指す場合は、偏差値に関係なく課外活動や志望理由書の準備をしっかり行うことが成功への近道です。
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だってさ!
こんなに変わってきているんです!
ほんでもって我が家よ。
この変革について、細かく説明しているのに、
我が子は中学受験で上位校を受けたいってさ~
なぜだーー!!
固定観念に踊らされるなーー!!
我が家もそうだけど、分かっていてもこのループから抜けられないご家庭は増えると思う。
でも、
制度や潮目が変わると、
戦略を変えられるのが信の強者。
たかが中学受験。
されど中学受験。
受験をスタートしたからこそ、この1年で私自身もいっぱい調べました。
大学受験の制度が大幅に変わっていることも気が付けました。
選択は長男に委ねますが、
自分に最適な志望校を設定してもらいたいです。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。