田植えボランティアに来ていた高校生の目的は、内申点が上がるから

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キャッチーな題名で失礼致します。

ええーー!!と好奇な目で読んで下さった貴方。

お時間が許すならば、最後までお付き合い下さいますと幸いです。

 

************

「ぽにちゃん、生け花に興味ない?」

10数年前、先輩より会社の部活動の見学に来ないかと言われました。

待ってください。

私は、中学はソフトボールと駅伝、高校からは硬式テニスと生粋の『運動部ピーポー』です。文化部はちょっと・・

「いいから、いいから。来るだけだから。」

 

そう言われ、しぶしぶ参加。

 

部活のために借りた会議室に入ると、部員は3名。

しかも誘ってきた先輩を含め2名は、その日をもって辞めるという。

 

初老の先生が嬉しそうな顔をして私にこう言いました。

「はじめまして。ぽにちゃんって言うのね。まぁまぁ。新入社員?生け花、楽しいわよ。」

苦笑いの私。

断りづらい・・

 

この時は、まさか生け花が私の人生を大きく変えるとは夢にも思いませんでした。

 

*****************

先週末、子供を対象とした田植えイベントに行ってきました。

田植え イベント

関西の住宅街出身の私と東京の下町出身の夫は、小さい頃田植えをしました・・という記憶は一切なし。

ガチで田植えをしている方々には、そんな甘いモノじゃない!!と怒られそうですが・・

スミマセン。正直、憧れております。

 

ということで、イベントに申し込み、運よく当選。

前日、近隣の公共施設に泊まり(なんと1泊1人 3500円!)、ドキドキしながらの参加です。

 

こちらの企画、関西のあるNPOが運営しています。

親子連れが対象ですが、10人ほどボランティアの高校生も。

その中には、昔このNPOのキャンプやアウトドアに参加しており、恩返しがしたい・・と言っている子もチラホラ。

とにかく、みんなで田植えをしました。

田植え 子供

田植えは大変な作業ですね。

子供に手を取られ、ほんの少ししか体験しなかった私でも、ハァハァになりました。

 

2歳と4歳の子供達は、途中からただの泥んこ遊びになってしまいましたが、カエルを捕まえたり、イモリを探したりとめちゃくちゃ楽しそうでした。

 

さて、途中の休憩時間。

たまたま後ろに座っていた高校生2人の会話が興味深かったので、紹介します。

どうやら、高3と高1の先輩・後輩のよう。

進路の話をしている様子。

 

「そうそう。ボランティアに行った時間で、内申点が加算されるねん。」

なになに!

そーなの?

そうか、内申点のために来てるのか。

高校生もなかなか計算高いわね。

 

「へぇ~。先輩、時間ってどんな感じで加算されるんでしょうか?」

 

「うちの高校の計算方法だと、日帰りだと8時間。でな、おいしいのが、1泊2日やと48時間になるねん!」

 

それはそれは。

寝ている時間も加算されるんだ。

 

すごいな。

 

「私は帰宅部やし、部活点っていうの?そーいう内申点がないから、ボランティアで稼ぐのは悪くない選択やねん。」

この会話。

始め、ふーーん。

したたかだねぇ~。

くらいで聞いておりましたが、途中から何だか熱く語る高3の先輩。

 

内容を聞いていると、去年このNPOのキャンプに5回参加したらしい。

そして、田植えにも張りきって参加。

なんだか・・

ハマっているやん

 

本人は、あくまでも、内申点稼ぎやからね~と言っていましたが、

アウトドアや子供とのふれあいが、好きになってきたのではなかろうか。

 

そういえば、自分も高校生くらいの頃は、皆に「すごいやん!人のためにそんなんして、尊敬するわ~」みたいに言われることをしたとしても、照れて、

「学校からの課題やったから・・」

とか変な言い訳をしていたような気がします。

私だけじゃなくて、周りの友達も。

 

素直に、『興味があって、参加した』というのは、何か恥ずかしい。

多感な時期は、いろいろあるのだ。

 

「稲刈りの時期、受験シーズン本番やけど、来られるかな・・」

心配していた彼女が印象的でした。

 

*****************

会社の生け花部。

その後、1人残った先輩もサッサと辞められ、私1人になってしまいました。

 

先生も淋しそう。

やっ辞められへんやん!

若干、先輩たちを恨みました。

 

次の年、後輩が入ってくれ、生け花部は部長と副部長だけという、2人体制の黄金時代を築くのです。

 

当初、全く興味のなかった生け花ですが、ある流派のお免除を取りに行くことを先生に薦められ、これまたしぶしぶ外部講習会に参加しておりました。

お金もかかりますし、ケチな私はうーむ。とも思っていた時期も。

ただ、続けていくにつれて、少しずつ上達する自分と、何だか奥の深いお花の世界に、気が付くとドップリハマっていました。

 

そして、5年経った時。

生け花部は7人の部員になり、その年の私の結婚式のブーケは、部員たちが一緒に作ることに。

会場に許可を取り、ウエディングケーキの横に、花で作ったケーキも作成。

お花に囲まれた挙式となりました。

 

転勤になってからも、先生のお家にお稽古に通い、

結局今の場所に引っ越すまで続けることとに。

 

気が付けば、生け花歴は8年となっていました。

 

その後、数々の友人や姉の挙式にもブーケを作り続け・・(先日の妹の結婚式でも3つも作ってしまいました。)

勢いに乗った私は、ずーっと昔に本ブログでも紹介しましたが、京都の手作り市でも、花関係のお店を出店しました。

 

始めた当初からすると、

想定外中の想定外です。

 

田植えの彼女。

当初はもしかすると、友達に誘われたり、母親に勧められたりとそこまで乗り気ではなかったかもしれません。

 

でも、人生は何が起こるか分からない。

想定外、バッチコーイ。

 

稲刈りの時期に、また彼女に会えることを楽しみにしつつ、

会社帰りのわずかな時間に、いそいそと花屋よるのでした。

 
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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在3歳、4歳の育児中。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!