子供1人に1000万円もらえるなら、子供、産みますか問題について

20代の若手と話をしていると、

「いや~結婚しても共働きでないと本当に無理です。」

「俺一人の給与だったら、絶対子どもなんて育てられないですよ。

という話をとてもよく耳にします。

 

今は給与の中で税金に取られる割合があまりに多い。

そのくせ、モノの値段も上がっていて、アップアップ。

 

そんな中、2024年の出生率が、

70万人を切ったとのこと

2024年の出生数は68.5万人、婚姻数は47.5万組の見通し

声を大にしていいたい。

そりゃそうだろうよ。

 

こーんなに税金もとられると、経済的に不安にもなる!

若年層は将来の職業安定や収入の見通しに不安を感じているでしょうし、

とにかくここ数年で生活費の高騰している!

子育てにはどんなに切り詰めてミニマムな出費にしようとも、かかる経済的負担が大きい。

それにさ~まだまだ【女性が家庭を守る】という固定観念は根強く、

女性に対する家事・育児の負担はそれはそれは大きいです。

他の側面として、価値観の多様化も拡散しているので、

未婚・晩婚傾向も進んでいます。

そりゃ少子化になるだろうよ

もう15年くらい前からずーーーっと言われてきたことです。

それこそ2010年にすでに議論されていました。

 

何で?

という感じです。

15年、いやそれ以上の月日があっただろうに。

これが、一企業のプロジェクトならば始末書問題です。

 

さて、よく少子化問題の解決策として、

子供1人に1000万円、国からあげたら?

という提案がSNS上に挙がります。

うん。

 

正直に言うよ。

仮にこの政策が10年以上前に実施されていたら、

私は5人くらい産んでいたかも。

子供、好きだもん。

出産も痛いけど、妊婦時代も含め楽しめる方だと思う。知らんけど。

確かに子育ては大変だし、3人でもヒーヒー言っているけど、

5人産んだら5000万円もらえるんでしょ。

何とかなるかもな~って思うかも。

 

仮に30歳くらいで専業主婦になったとしても、年間100万円の収入の壁を考えるとパートで働いたとしても60歳までで、

100万×30年=3,000万円。

 

それが、5人産むと5,000万円か~ってなると、

ちょっと景色が変わるかもしれません。

もちろん、安易に考えていますよ。財政はどうするんだ!とか施行されるギリギリ前に生まれた子は可哀想!など諸問題はあると思います。

 

でも、きっと、

もう1人産んでもいいけど、金銭面でギブ

という人は多いはず。

 

そして、仮にこの施策をしていたら、

いや、

これに近いとも劣らない手厚い施策をしていたら、

2024年の出生率は70万人以下ではなかったのでは?

と思ってしまいます。

2010年くらいから手厚い制度を15年続けていたら、

もっともーっとベイビーが生まれていたかもね!

 

国内で子供を対象にする産業、

小売店やサービス業、教育産業・・

こんなに子どもが減ったらシュリンクするでしょうね。

 

それにしても、2013年から子育てしてて、

保育園も激戦で、

保育料も3人目までフルで全額払って、

うちの市町村は最近まで子供の医療費も結構な額取られて、

「こんなに手厚くなかったら知らんぞー」

って思ってたけど、

そのしっぺ返しが急激に来ている。

 

いや、マジで、

まともな子育て支援をしてくれ。

心から頼むわ。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!