バレンタインの続き。
同級生のH子ちゃんがお家まで来てくれました。
しかーし、近所の広場にサッカーに行った次男はまだ帰ってきません。
夫と長男と盛り上がっているのでしょうか?
いつもは帰ってくる時間ですが、
まだ帰ってこない!
私は夕飯の用意をしながら、H子ちゃん待たせてるんだから、早く帰ってこいよ!
とヤキモキしていました。
しばらくすると、玄関がガヤガヤしています。
次男がサッカーボールを抱えながら、「今日のドリブルはなかなかやったやろ~」とか言っているので、切り込みました。
今からお父さんと2人で、H子ちゃんの所に行っておいで、
次男に渡したいものがあるって言ってた。
すると、
ピキーーーン!!
と緊張する次男。そう、小学生もすぐに分かるんですね。
バレンタインデーが近いことが
夫も、
「そうか、じゃあ次男連れていってくる。長男は先に家に入っていて。」
アニキたちの帰りを今か今かと待っていた三男は、
「ぼくもいく~~」とドアをめがけて走りってきましたが、
長男が抱き止めました。
「今はいったらいかんよ。次男に用事があるんやから。三男ちゃんは僕と遊ぼう~」
と言って、次男と夫を行かせました。
バタンとドアが閉まります。
長男が一言。
「お母さん、バレンタインチョコもらえるんちゃうかな。次男、学年でも目立ってるし、兄の僕から見てもカッコいいもん。」
ブラコンまっしぐらの発言。
「弟がバレンタインもらって、僕も嬉しい!」
いや、まだ分からんで。
たまたまランドセルの中に、次男のプリントが入っていたとかなんかかもしれへんで。
その辺りは分からんで。
そしてありえる(汗)。
期待させすぎでもいけない。
その頃、次男と夫は・・
後で夫に聞いたのですが、H宅のインターフォンの前に立つ、次男。
は~~とため息。
インターフォンを押そうとしますが、緊張で一旦手を引っ込めます。
は~~
肩を小さく上げ、思い切ってインターフォンを押す。
ピンポーン
すると、バレンタインチョコを持ったH子ちゃんとお母さんが出てきました。
H子ちゃんは、はい。と渡してくれたそうです。
Hさんは、「これからも仲良くしてあげて下さい」と言ってくれ、夫も「こちらこそよろしくお願いします」
か~~~~~!!!!
次男、人生初バレンタインチョコゲットです
めーーちゃ喜んでいました。
もらったチョコレートをさっそくお家の目立つところに飾っていました。
お菓子をもらうとすぐに開けて食べてしまう次男が、いそいそと飾っているではないですか。
かわいい、これは手作りかな・・と思われるチョコレートが入っていました。
良かったね~
それにしても、同級生のお家のチャイムを鳴らすって、凄く緊張するよね。
きっとH子ちゃんも緊張して持ってきてくれたんだよ。
ここで、長男が一言。
「明日、H子ちゃんにあったら、昨日はありがとう!嬉しかった!っていうねんで。絶対言わないといかんで。」
と念を押していました。
は~~~ありがとうね。うちの子に。
さて、子供達が寝静まってから夫婦で話していました。
夫が、
「H子ちゃん、めちゃくちゃ良い子だし、結婚すべきだと思う。お父さんは許す!」
と言い出すではないですか。
いや、もちろん私も異議なしやけどさ、
早くない?
てか、どうしたの?
「H子ちゃんのパパと何度か話したことあるんだ。」
いつの間に!
「ほら、あそこの下の子、うちの三男と同い年の女の子だろ。お散歩行くときに一緒になって。」
へ~~
「いろいろ話してたら、どうやら、H子ちゃんのパパ、○○大学病院の医師だって。」
そうなの?そんなハイスぺがなぜ同じマンションに。もっと良い所住めば良いのに(余計なお世話)。
てかどんな会話から、そんな所まで引き出せるんよ。
「H子ちゃん、勉強もすごく出来るって次男も言ってたし、孫の代でやっと優秀な子が生まれそうじゃん。」
だから、気が早いって!!!
ということで、何だか親の方も変な盛り上がり方をしてしまったバレンタインでした。
もうすぐ春ですね~~
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