次男、力を入れた夏休みの自由研究が、
クラスメイトに「しょぼい」と言われたお話。
今回が最終回です。
【過去記事】
【あらすじ】
夏休みの自由研究に力を入れている我が家(他の宿題は、最終日まで終わらないくらいゆるめ)。
子ども達も比較的ノリノリで仕上げました。
自信満々で学校に提出した小1次男。しかし、クラスメイトに「お前のが一番しょぼい」とディスられ意気消沈。
なんてこと言うの!と怒る母と小3兄。
次男の作品は『ハエは何が好きか?』というコバエの近くにメロンソーダやコーヒー、10種類の飲み物を置き、どれに一番集まるか日を追って測定もの。
考察もユニークだったよ!と励まします。
作品には、子供達にも聞いて、サイエンスコンクールの申し込み用紙を貼って提出。
同級生の言葉に、出さなければ良かったと思っちゃったかな・・
しばらくして、学校より【サイエンスコンクールの参加賞】科学館の無料券が配られました。
応募して、良かったね~
自分で手を上げるって、いいことだよね~
と家族で喜んでいました(←今ここ)
ある日のこと。
その電話は、夕方にかかってきました。
ブーブーブー
スマホが鳴り、着信をみると、
『○○小学校』
おっ!これは・・子供達の学校からでした。
電話を取ります。
「お忙しいところ恐れ入ります。○○小学校1年○組の小林です。
ぽにさんのお宅でしょうか。」
はい。そうです。
いつもお世話になっている、次男の担任からでした。
「あの、次男くんのことで。」
はい。どうしました?
「えーっと、サイエンスコンクール、賞はもらえなかったのですが。
なかなか作品が返ってこないこと、次男くんもお母さんも何でだろ?
と思っていたのではないでしょうか。」
ええ。
次男は待っていました。
なかなか返って来ないと。
あっ、これは、同級生にディスられたことに関して、また追加情報があるのかな?
構える私。
「お待たせして、申し訳ございません。
次男くんの作品、科学館から返って来なくて・・
で、先ほど連絡がありまして、
科学館の『未来参考作品』として飾られることになりました。」
ほえ?
ミライ サンコウ サクヒン?
「ええ。何か賞を取った訳ではないですが、
他の子供達のヒントになるような作品は、
科学館の特設会場に展示されるのです。
今回、次男くんの作品が選ばれました。」
えっ?
えっ?
次男の作品、選ばれたってばよ!!
コバエが選ばれたって!
先生との電話を切ります。
その夜、家族で大喜び!
科学館に作品を見に行こうと意気込みました。
数日後・・
科学館の一室には、特設会場が出されていました。
サイエンスコンテスト受賞作品に紛れて、
次男の作品が飾られていました
次男、とっても嬉しそう!
「僕、出してよかったわ。来年はテーマ、何にしよう。」
今から来年の夏休みを楽しみにしていました。
他の作品も家族で見てまわりましたが・・
えっ
レベル高すぎない?
受賞作品の数々は、小学生のレベルを遥かに超えていました。
もしかすると、親御さんに手伝ってもらった方もいたかもしれませんが、
それにしても、
『夏休みの全てを注いだ』と思われる作品も多い。
- トマトを植え、全ての重量やサイズを計る研究
- 虫に重力を与え、動きがどうなるか観察した研究
- 珍しい昆虫の標本
- 地球といろんな星の距離をしらべ、計算した研究
小学生の自由研究・・マジ、ハイレベル
ワタクシ、企業の研究関係に学生時代も含めると20年以上携わっていますが、完全に負けました。
1か月でここまでの完成度は信じられない。
こうなってくると、むしろ、
次男、よく選ばれたな。
と思ってしまいます。
勘のよい長男は、
「弟が選ばれたの、めっちゃ嬉しいけど、これ、みんな凄いやん。よく選ばれたな・・」
とボソッとつぶやいていました。
さて。
今回、当初、クラスメイトにはディスられましたが、
『科学館の無料券がもらえる』
『未来参考作品として展示される』
というサプライズが待っていました。
勇気を出して、手を上げることで、思いもよらない未来が待ってる。かもしれない。
これからもやりたい!と思ったら、自主的に手をあげ、取り組もうね。
来年も自由研究楽しもう~~!!!
と話しながら帰ってきました。
これにて、次男の自由研究物語はおしまい!
お付き合い、ありがとうございました。
そうそう、ミニマリストランキングに参加することにしました。ミニマムに暮らしたくて・・
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