お正月、東京に帰省していました。
夫の実家である義実家に2泊ほど泊まらせてもらいました。
実はずーーっと前から夫が義母にこう言っています。
「母さん、食洗機を買いなよ」
と。
我が家の狭いキッチン。食洗器を何とかここに置いています。もちろん、シンクにもはみ出しています・・
うん。確かに。
義実家に行くと、なんだかずーーっと食器を洗っています。
集まる人数も多いため、湯呑や小皿を出しては洗い、それを拭いて片付け・・の繰り返し。
嫁としては何を手伝えばよいのか勝手が分からないのでとにかく食器洗いのサポートに入る。
分かりやすいお手伝いが出来るため、たまに来る私は助かりますが、これを毎日している義母はたまったもんじゃないでしょう。
ほんでもって、
義母も久しぶりに遠方に住む息子が返ってきたのに、その息子が以前より絶賛薦める食洗機を導入していない。
何となくばつが悪かったみたいです。
義母、ぼそぼそと話し始めました。
「実はね、食洗機、何回か観に行ってるのよ。
でもね、ほら、うちはお客さんも多いでしょ。
近くに住む孫(義兄の子ども達)もよく来て一緒にご飯を食べるでしょ。
1回じゃ食洗機が終わらないのよ。
しかも大皿をよく使うから・・」
すると夫が畳みかけます。
「いや我が家も5人家族でみんな水筒持参してるから、水筒洗うだけで1回の食洗機が終わっちゃうよ。
1回で終わらせるって考えちゃダメだよ。
何回かに分けて食洗機使ってるよ。
母さん、もっとラクをした方がよいよ。
毎回洗うなんて、時間がもったいないし、食洗機の方が水温も高温で洗えるから衛生的にもいいよ。」
義母が言います。
「でも、今持っている食器は上手くはいらないのよ・・」
というやりとりをしているので嫁の私は一応、助け船。
「あの~お話中ごめんなさい。
お義母さん、確かに食洗機は便利です。
でも生活に合わないんだったら無理に導入しなくても良いと思います。
家事に正解はないですし、そのままでもよいかなぁと。
夫もそこまで畳みかけなくていいんじゃない?」
うつむいた母、こう言います。
「ありがとう。ぽにちゃん。
そうだね。
確かに私ももうずーーっと洗ってるの疲れた。
うちは自営業だからお昼休みにお家でご飯にするでしょ。
父さんや他のスタッフの人にお昼ご飯をふるまう時もあるの。
そうなると食器を片さないといけない。
食後、自分以外の人は机に突っ伏してねているけど、私だけ食器を片付けてるんだよね・・」
そうですか・・
ほんなら、買ったらええんちゃうかな?
というミルクボーイのネタのような返しはグッとこらえ、受け止めます。
うん。
食洗機やルンバ、衣類乾燥機などに代表する時短家電。
普及しそうでしていないのが現実です。
Panasonicが22年度に約30%食洗機の普及率を28年には50%にあげてやるぞ!それなりの技術投資もするぞ!と発表している記事が出るくらい、普及率が低く『のりしろ』がある家電です。
でね、個人的に思うこと。
食洗機を導入しただけではダメ
今の手洗いの方法やアレコレを全く変えずに食洗器だけ導入するのは無理があると思うのです。
それこそ、手で洗った方が早いやん!という結論になってしまいます。
では、どうすればよいのか。
究極のノウハウを以下にお伝えします。
箇条書きで失礼します。
■究極のノウハウ■
- 食器を置くザルを処分する(もしくは一旦隠すなど置かない)
- 徹底して食器を手で洗わない期間を作る(たとえコップ1個でも食洗器を使う)
- 食洗機に合った食器に変更する
- YouTube等で食洗器の規格を調べ、上手く使いこなしている人の真似を徹底する
うむ。
なんとも厳しい。
要するに、
食洗機自体は変わらないので、
ユーザー側が食洗器に合ったシステムを整える
のが上手く使えるコツです。
すでに食洗器を使いこなしているよ~!という人は、自然と食洗器に合ったシステムが出来上がっているのだと思います。
いや、そんな!
- 食器は好きなモノを使いたい
- ザルは置いておきたい
- 今の手洗いのアレコレを変えるのは嫌
というのならば、そのままでも全然よき!
家事には正解はないので。
ただ、『時短がしたい!』『ラクしたい』『休憩時間が欲しい!』が勝っているならば気合を入れて導入することをおススメします。
ちなみに、我が家は50平米マンションで嘘みたいに狭いキッチンですが、
食洗機を鎮座させております。
以前食洗機壊れて、夫婦の争いが勃発しそうになりました。
もう15年近く食洗機ユーザーです。
でもね、まだブラッシュアップが足りていない部分も。
食洗機用の食器を揃えられていない!
改善の余地あり。
こんなん なんぼあっても良いですからね~
というミルクボーイのお決まり文句を発しながら、
食洗機に並べやすい食器に切り替えたいものです(なるはやで)。
応援クリックが嬉しいです。