ド底辺からの中学受験。小6で【日曜特訓】というやらにギリギリ滑り込む。

ド底辺から始まった我が家の中学受験。

 

どれくらい底辺かと言いますと、

とある大手塾の公開模試の発表された順位、

我が子の後ろには数十人しかいませんでした。

規模は数千人単位です。

 

新小5からスタートという遅れよう。

通常は皆、新小4(小3の2月)から始めます。

 

小5の時点で、圧倒的に学力差がある。

 

もう、

母子ともにパニック

何度、中学受験を辞めようかとしたことか。

特に以下が辛かった。

  • 宿題が多く追いつかない
  • どうやって宿題をこなせば良いかわからない
  • やってもやっても、次の週の授業で湧き出る宿題に追われる

想像を絶する厳しさでした。

 

とにかく、

「今から習う部分は全部習得しよう!」

という気概でほぼ泣きながら続けました。

 

そんな成績なのに、長男には行きたい学校はもう決まっていまして、

なかなかの偏差値。

かなり頑張らないといけないぞーー

ということで塾の先生に私からも何度も相談しました。

 

先生は、

「小5の冬には、ある程度の偏差値まで持って行ってください。

それじゃないと、その学校の対策ができる日曜特訓が受けられません。

 

ん?

どゆこと?

 

日曜特訓とは『その学校に受けたい子供が受けられるオプションの特訓』です。

んん?

日曜特訓って、全員が受けられる訳ではないの?

 

「はい。そうです。一定の偏差値がないと受けられないです。」

とのこと。

なんとなんと!

 

そもそも、日曜特訓や灘特訓は小4から始まっていたりします。

 

日曜に成績の良い生徒だけを『ハブ』となる校舎に集め、

通常授業よりも過去問や志望する学校に向けた対策を行うのです。

 

ふむふむ。

ド底辺には全く関係ない世界です。

 

でも、既に行きたい学校があるのならば、

偏差値を上げねばならぬ

 

公開模試やその他テストを受ける前に、

長男にコンコンと説明しました。

特別な特訓を受けるためには偏差値アップが必須。

今のままでは厳しい。

模試の結果が返ってくるたびに、

「あと3つ正解があればもう少し偏差値が上がるよ。どこなら取れると思う?」

と自分の回答を顧みながら、話し合いました。

 

基準となるのは、5年の秋~冬の模試!

焦点をグーーっと絞りました。

 

正直、6年の1月に向かえる入試本番、関西統一試験日とそこから数日が最も大切ですが、

5年の時点で1年以上先のことを言われてもポカンとするはず。

比較的近い目標を掲げ、とにかく秋・冬の模試は取りに行く!

エイエイオー!!!

と母子で目標を立てました。

 

その結果・・

算数・理科は問題なし。

社会もそこそこ。

というところまで必死のパッチで上昇させました。

国語は底辺~準底辺を彷徨っていました。

時間はかかります。

 

ただ、ハッキリ言って、

『塾の公開模試の点数を上げるための対策』を沢山行ったため、

その塾の問題傾向でないと点数が取れない部分もありました。

 

同じ時期に受けた全国統一小学生テストはズタボロでした。

全国統一小学生テストの点数が、関西大手進学塾の偏差値よりビビるほど低くてショックを受けた件

 

正直、どんな問題傾向にも網羅的に対応できる訳ではない。

かなり付け焼刃ではあります。

もしかすると過去問対策と同じような部分はあるかもしれません。

 

実力はそこまでなくても、下駄をはかせてでも、山をはってでも、

とにかく次のテストで高得点を取りに行く!

 

また、我が家は後発で通塾をスタートさせたのもあり、

『算数系で深く思考させる』という学習方法はほぼ割愛しました。

難しいと思う問題は1分考えて、それでもダメならば積極的に回答を見る。

答えを見ても、分からないものは塾の先生の説明を受ける(もしくは親がサポートできるものは親がする。ほぼできないけど)。

というサイクルにしました。

 

塾によって方針が違うかもしれませんが、長男が担当する大手塾の校長も、

時間を意識して勉強しよう!

1分考えて分からなかったら飛ばす、もしくは答えを見る!

この考えのおかげで、

元々行動もスタートもとってもトロイ長男は、

少しずつ時間を意識するようになりました。

 

算数だけでなく、社会、理科も時間を意識させました。

だがしかし!

全てが上手くいくわけではありません。

国語はずーーっとやるのを嫌がりました(なんなら現在進行形)。

 

さて、そんなこんなで、

無理やりカスタマイズして5年の秋と冬の偏差値を上げに行きました。

 

とはいえ現実は厳しく、

圧倒的に偏差値を取るなんて無理。

 

何とかかじりつきました。

山も当たりました。

 

で、その結果、

 

日曜特訓に招待されました。

マジ、ギリです

ほんとギリギリです。

ほぼアウトです。

 

でも、秋と冬の偏差値が上がったおかげで、

召喚してもらえました。

きっと、後ろから数えた方が早いくらい、圧倒的なギリギリ滑り込みです。

 

2月から始まった日曜特訓。

なんと6時間のぶっ通しです

宿題もかなりのボリュームで出ます。

うん。

ギリの子供はついていけるのか?

 

ハッキリ言って、追われています。

 

普段の宿題と、

日曜特訓と、

何なら土曜に本人が懇願してどーーしても取りたいというハイクラス算数もスタートしているので、

嘘みたいにアップアップです。

 

そのため、親としても勉強時間やすることを間引いてあげたく、

日曜特訓も土曜ハイクラスも辞めておく?

 

と聞くと・・

 

いや、続けたい!

とのこと。

 

何だかプライドが許さないみたいです。

隙間時間に、凄い速さで通常の宿題をこなしています。

時間がなーーい!30分以内で普段の算数宿題終わらせるぜー!くらいの雑な勢いです。

ただ不思議なことに、

ダラダラ急いでやっていない時と正解率は同じ・・

 

こんなんでええんかな?

とりあえず、様子をみるとします。

 

中学受験って、奥が深いわ・・

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!