【塾の言うことは鵜呑みにしない!?】ハイレベル算数より、我が家が“国語”を強化した理由

むむむ。

カレンダーを見ながら眉間にしわを寄せる私。

 

小6長男の中学受験準備も夏を前にじりじりと本番へ近づいてきました。

何が?

親の気合いが。

本人は至って平常運転です。ぜーんぜん、快速ではありませーん!

 

さて。

今回は、塾の「算数推し」アドバイスにちょっと待った!をかけた我が家の実体験をお届けします。

塾には『オプション授業』というものがあります。

通常授業にお金を払うとプラスして受けられる授業でございます。

パターンは2つありまして、

  • もっと上を目指したい人用のハイクラス
  • 授業のフォローが必要な人の補講クラス

になります。

それぞれ、適正偏差値もございまして、特にハイクラスはそこそこの偏差値をたたき出さないとお声がかかりません。

なんとなんと。

6年生が始まってすぐ、

長男、算数ハイクラスからお声がかかりました。

いや、もちろん、思いっきりギリギリのギリ。

 

ハイクラスのテストは難易度も高く、長男は恐ろしく低い点数を取ってくるので、クビにならないかビクビクするくらいです。

でもね、これいる?と疑問に思う内容でもあります。

彼が受ける第一志望校には確かに必要かもしれません。

でも、第二・第三志望を考えると、正直「オーバースペックかも…?」というのが親の本音。

それでも本人のやる気と、先生の「行けると思いますよ!しんどくなったら辞めたらいい。」という一言に後押しされスタートしました。

 

うーむ。

一方で、

我が家はずーーっと課題としているのが、

国語

国語が苦手な小学生~大人に捧げる、酷語を国語へ!焦らず、ひとつひとつ解剖する【前編】

あまりに”おっとっと・・”なので、

4月の個人面談で塾の校長先生に相談しました。

「志望校のレベルに合わせるなら、国語ももっと力を入れるべきと思いますが、どう思います?ハイレベル算数ではなく、同じ時間に行われている国語の補講がよいでしょうかね。」

と。

この面談は長男もついてきていた三者面談です。

しかーし!

校長先生(どうやら算数専門らしい)はこう言いました。

「国語はまぁ、気にしなくていいですよ。算数でしっかり差をつければいいんです!」

…いやいや、

それって本当に大丈夫なんですか?

内心、懐疑的になる私。

 

5年の時もずーーっとマズかった国語の成績。

私は、新6年生がスタートした2025年の2月から、

国語は冗談抜きで取り組まなければ!と思い、

寝る前に20分くらい塾とは違う課題を進めてきました。

 

これが良いかどうか分かりません。

でも、とにかく大手塾は本当に『算数』への力の入れ方が半端ない。

国語の宿題は算数の1/5くらいなのです。

 

うーん。

面談後、やっぱり先生の言葉を100%信じきれなかった私は、

寝る前だけでなく、朝、学校に行く前にも国語の学習時間をプラスすることにしました。

長男は嫌がる日もありますが、

6年生になり、

明らかに国語が足を引っ張っていることに目を背ける訳にはいかなくなってきました

体感では、これまでの5倍くらい国語に取り組んでいる感じです。

いや今までが少なすぎたという噂。

 

とはいえ、本腰入れ始めても国語はそう簡単に伸びない教科です

6年4月の模試でも、5月の模試でも国語だけ、

やっぱり、

偏差値が芳しくない。

 

ただ、偏差値でみると『あちゃ~』でしたが、

点数でみるとそこまで悪くない。

4月に比べ、5月は確実に上がっています。

 

でも、これは長男の成績をずーっと定点観察しているからこそ分かる事。

偏差値という数字だけに注目すると、大丈夫かいな?とも思う。

 

そんな中…

最近返ってきたテスト結果を見てか、

例の校長から予想外のひとことのメモが、

ノートに貼りつけられていました。

「算数ハイクラスより、同じ時間にやっている“国語の補講”を受けた方がいいかもよ?考えてみたら?」

 

…あれれ?

 

数ヶ月前に私が相談した時とはまるで別人のような提案!

いや、それは前々から私がずーーっと言ってきたことですがな。

 

ハイレベルいるかな?って。

うーーん。

そうか・・まぁ、そうだよな。

結局は“自分たちで考える”しかない

私たち親子はすでに国語強化の準備を始めていたから落ち着いていられましたが、

これがもし塾の言う通り算数だけに全振りしていたら…と思うとゾッとします

2月から今まで、4か月の国語強化をしたから何とかなりつつある国語(もちろん低いレベルで)。

あわてて今から取り組んだら・・4か月後、6年の10月にやっと今と同じ状態になる

 

うーーーん。

大手塾の限界ってそりゃある!

そして、親が果たすべき役割もある。

なんだか、気づかされました。

もちろん塾はプロです。頼りになります。
でも、やっぱり全員を完璧に見ているわけではありません

自分の子どもが今、何を強化すべきか。
本当に必要なことは何か。

それを冷静に見極めて行動するのは、結局「親と子ども」!

塾での定点観測+親の判断=最強!

今回の件で、私は改めて実感しました。

塾に頼り切るのではなく、

自分の頭で考えることが大事。

そして、少しでも「気になるな」と思ったら、すぐに行動して準備すること。

夏が近づいています。
焦らず、でも確実に。子どもにとってベストな学習環境を整えていきます。

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!