ボリュゾが上位校を狙うのは無謀なのか?志望校の『足きり偏差値』に届いていない話。

先日、大手中学受験塾の説明会がありました。

小5後期の説明会。

6年生に向けての準備ってやつです。

 

どこの大手塾もそうだと思いますが、6年生から『志望校別 特訓』が行われます。

 

この『志望校別 特訓』、希望した誰も彼もが受けられるのではなく、

『足きり偏差値』がございます

そりゃそうだ。

大手塾でラスト1年で偏差値が10も20も上がる子どもなんて奇跡に近い。

受かる可能性の高い受験生に特訓をさせた方が、塾の合格率も上がるに違いない。

受験生も受かる可能性の高い学校に的を絞った方がよい。

塾も本人もウィンウィンかもしれぬ。

 

とにかく!5年生最後の時点で『足きり偏差値』に到達してないと『志望校別 特訓』には行かせてもらえないのであーる。

受験1年前に「ちょっと○○校は厳しいんじゃない?うちの塾ではあなたをサポートしきれないよ。」と教えてくれるだけ優しいかもしれない。

お金を払っているのに、志望校の対策をしてもらえないなんて、何たること!と思う人もいるのも分かる。

 

しかし、幾多の受験や各種テストをすり抜けてきた我が夫婦は、悲しいくらい『足きり』の意味がすんごく分かる。

なぜなら、我ら夫婦二人とも、

浪人している

身をもって『間に合わない感覚』を体感していますし、

『足きり』や第三者からの『ちょっと今の感じじゃ難しいよ』が時に本人のためになることも知っています。

 

とはいえ、大学受験と中学受験は全く毛色が違います。

本人の責任が甚だしい大学受験とは違い、中学受験は親の『サポート』と『戦略』がモノを言うと思うのです。

だから『間に合わない』部分も親が感じ取ってサポートしなければならない。時に諦めも必要です。

 

さらに、関西エリアはラッキーなことに、

難関私立中学でも高校受験で募集をしている学校がございます(人数は多くない)。

中学受験で準備不足&本人の能力が達していなくても、高校受験で起死回生がありえるのです。

中学受験撃沈で、地元の中学からオラ――!と上位校を狙った人を何人か知っています。

憧れの学校は、戦略的に高校から狙うのも1つなのかもしれません。

(何なら、中学受験で狙っていた学校よりも高い所に進学する人もいたり)

 

で、何が言いたいのかと言いますと、

現時点で1.5ポイントほど、

志望校特訓の偏差値が足りていません

我が長男。

足きりに達していないのです。

現時点では。

 

厳しい言い方をすると、今の時点で達していない時点で、仮に入学できたとしても、成績はその集団の中で下位層になるかもしれないな~ともちょっと思っています。

 

一方で、第二志望以下の学校は現時点で、そこそこ良きな判定をもらっています。

第一志望だけ、他と比べ偏差値が10ポイント以上(もしかすると15ポイント)高い難関校なのです。

 

モチベーションをキープするには、ちょうどよい学校です。

届きそうだけど、結構、いやかーなーり頑張らないと届かない。

 

先日、大手塾ないのクラス分けの模試が終わったところです。

この模試が『志望校別 特訓』の参考になります。

他にもあれこれ模試はありますが、実質、意味のある模試は年内ラスト。

 

残りは年明けの模試。

それで小5年が終了します。

あと1回。

これで、ポイントを上げないといけない。

うーーむ。

うーーーむ。

 

本人ともちょこちょこ話し合い、戦略を練り直しています。

小学校高学年は思春期に足を突っ込み始めています。どっぷり母親と話をする・・なんてしたがらない。

車で買い物に行くついでなどに、何気なく聞いてみます。

 

私「塾も中学受験もよく頑張ってる。○○中学校特訓っていうのが、6年になったらあるらしいよ。今の偏差値だと1.5ポイントくらい特訓クラスには足りないんよ。どうすればもう少し偏差値が上がると思う?」

長男「うーん。もしかすると、上位クラスに行った方が良いかもしれない。」

私「そうか。今回、先生から誘われたら、上位クラスに行く?」

長男「行くわ。」

私「おっけ。」

中学受験、小5の息子が最下層から脱却し『上位クラスのお声かけ』が!でも、本人の反応は薄めで・・

約2か月前の出来事をブログ記事でも書いています。

上位クラスからお声がけを頂きましたが、本人の希望で断りました。

ただ、行きたい学校が上位クラスでないと特別特訓も難しいんだと。

ついていけるかは不明です。

 

そして、昨日、上位クラスへ来ないかという電話が塾からきました。

また宿題地獄に陥るかもしれません。

 

でも、本人、上位クラスに行くってばよ!

よし行ってこい!

ズブズブと中学受験沼にハマり始めている我が親子です。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!