海外旅行に子ども達を連れて行ったら、彼らの人生は変わるのか?

友人がダンススクールの先生をしています。

彼女は私と幼稚園が同じ。

幼稚園から交流があるのではなく、小学校入学時に全然違う地域に引っ越し、その後たまたま知らずに再会。

友人となってから幼稚園が同じだったことに気がつくのです。

 

彼女をダンスへと引っ張り込んだのは、

幼稚園の舞台とディズニーランド

だったとのこと。

 

ほうほう。

同じ幼稚園だったこともあり、分からんでもない。

あの幼稚園は、地域で一番大きいホールを借りてお遊戯会をしていました。

衣装も親が手弁当で作り、妖精役は妖精のようなスパンコールが散りばめられた衣装を着て、

お姫様はそれはそれは一目で分かる衣装を見繕っていました(親は絶対大変だったと思う)。

 

そのお遊戯会で、グッときたらしい。

なるほど。

 

そして、ディズニーランド。

分かる。

あそこは間違いなく夢の国です。

建物の細部までミッキーが施されていたり、ちょっとしたキャストの立ち居振る舞いも来場者の心をくすぐります。

大好きな場所ですが、関西在住だとおいそれと行ける国ではない。

個人的には明日にでも赴きたいですが、ここ10年くらい行っていません(あぁ、夢の国)。

 

でね、何が言いたいのかと言いますと、

私も同じ幼稚園に通っていましたし、

おそらく同じようなタイミングでディズニーランドに連れて行ってもらいました。

 

しかし、

ダンスの先生になろうとは、思わなかった

うん。

 

いい悪いではなくて、

彼女と同じ角度では、刺激を受けなかったと言いますか・・

(私にダンスのセンスがないこと一番の要因かもしれませんが)

 

**********************

昨年から今年にかけて、コロナも明けたこともあり、

子供達と海外旅行に出かけています。

 

昨年の夏はシンガポール、正月にはグアム、春休みはマレーシア。

そして今年スイスとフランス。

正気の沙汰ではありません。

 

お金持ち?違います。

長男が生まれてから10年。

海外旅行のために蓄えていたのと、足りなくなったのでいよいよマンション購入のための頭金にも手を付けたのです。

お家は約50平米の賃貸マンションに住み、旅行に全振りしています。

 

では、ここで今日の本題。

 

海外旅行に連れて行った子どもとそうでない子どもでは、人生は変わるのか?

 

個人的な感想。

人によるのではないか

と思うのです。

 

少なくとも我が子達が、海外旅行をすることで人生がガラリと変わったとは思えません。

直近の小学校の成績が伸びた。

英検にスルッと受かるようになった。

なんてございません。

英検にはちゃーんと落ちていますし、学校の成績も変わりません。

 

英語をコンセプトにした旅行スケジューリング、

例えば語学の短期留学カリキュラムだったら別かもしれませんが、

いきなり帰国翌日からスーパーキッズになるようなことはない。

 

では、意味ないのか。海外旅行?

人生を変えるという意味では、他の方法を採用するのが一つかもしれません。

海外旅行はお金もかかりますし、コスパもタイパも良いとは思えない。

映画や本から得る刺激の方が心揺さぶられる気がします。

 

ただ、個人的に、

海外旅行に行ったからこそ、

ここは違うかな~と思うのは・・

愛着の湧く国が、日本以外にもできた

とは思います。

特にスイスには、友人宅で過ごしたおかげで、

子ども達にとっても『大切な場所』になったのは明白です。

『知っている・行ったことある』という単純なことですが、意外とあそこもここも行けるものではない。

 

でね、我が家はお金の関係もあり、

しばらくの間、貯金に走ります。

海外旅行に行くことは、当面ないと思われます。

 

そして、海外旅行に行ったからこそ『現地に行く刺激が全てではない』ということも分かりました。

(もちろん、行ったからこその経験は宝物ですが)

 

家族である国の料理を調べ、

手作りで作り食文化を楽しむことや、

その国のスペシャル番組を見た後、地図を広げて日本からどれくらいで行けるんだろ・・

と妄想することで、ワクワクや新しい発見が広がるな~と。

 

冒頭の友人のように、幼少期の経験がその後の人生に大きな影響になるかどうかは分かりません。

昨年、今年と大金を積んだ海外旅行から、大きな利益が得られるかどうかはよく分かりません。

でも、私は楽しかった。

子ども達もとっても楽しかったと言っています。

それが全てかな。

 

貧乏性の私はついつい使った分だけ見返りを求めてしまいがちですが、

リターンを期待せず、

これからも、

子どもと一緒にいられる特別な時間をかみしめたいと思うのです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!