中学受験についてのつづきもの。今回で一旦完結します。
- 新小5からの中学受験塾通い。最下層からスタートしたけど、夏休み後の今どうなったか?成績は?
- 『中学受験』最下層スタート息子。『遊び』と『塾』のメリハリをつけているつもりですが、数か月は成績上がらず・・
- 中学受験。小5からスタートして巻き返すには、着実な基礎固め戦略がモノを言う
■あらすじ■
小4の2月、塾で言う新小5から中学受験をスタートさせた長男。スタート時は最下層の成績。
数か月後、算数・社会・理科は順調に成績を伸ばしてきましたが、国語がまだ追いつきません。
そこで、何度も繰り返し書かせる良い意味で『しつこい』漢字ドリルをやらせることにしました。
ええ。ものすごく嫌がりましたよ。でも、朝に数分、3か月やらせた結果・・
漢字を朝に数分。
具体的には7分ほどするようになりました。
まぁ。
何と短い!
そう思います。
本当は3か月もかけずにサッサと終わらせたいのですが、やっぱり取り組めてマックス10分が限度のようです。
朝が苦手な長男。しょうがない。
ちなみに試しているドリルは、陰山ドリルです 。
うちの長男は、国語全般、漢字を書く・文章を読む・語彙の豊富さ・・全てにおいてちょっと足りていない。そして本も読まない。
国語に関しては、偏差値はちゃーんと『最下層』です。
ちなみに、陰山ドリルに取り組む前にも、今年の1月~6月は、4年生の漢字ドリルをしていました。
2つほど違うドリルを使いましたが頭に定着しているかと言うと、ちょっとハテナかなぁと思います。
で本題。
3か月後どうなったか?
漢字はちょっと書けるようになりました。
模試でも10問中4~5問解けるようになりました(これでも当社比かなりアップです)。
まだまだ中学受験の小5漢字問題をコンプリできている訳ではないので、修行が必要です。
なお、学校のテストでも漢字だけはいつも平均点くらいしか取ってなかったのに、
平均点以上は余裕で取ってくるようになりました。
そして、驚くことに、
文字や文章に関して大きな変化が現れました。
なんと、超スロースピードだった文字を書くという作業、
フツーの子くらいのスピードで書けるようになりました
以前まで本当にトロくて、
板書はぜーんぜん追いついていなかったようです。
ノートもほぼ白紙で帰ってくることが多く、
あれあれ?と思っていましたが、
最近は板書に追いつくようになってきました。
うん。レベルが低くてごめんあそばせ。
でもね、中学受験国語の最下層は『板書もおいつけないレベル』なんですよ。
だから偏差値が低い!
そういや、元々入塾テストの時も、
「算数はかなり良いですが、国語はちょっと基準点に達していないです。」
と言われていたんだっけ。それでも平均すると算数に救われて基準点を越えるので入塾どうぞ~って言われたんだった。
今思い出したわ!
要するに、塾の国語にはついていけないレベルだったんだ。
訓練と工夫が必要だったのに、
通塾が始まると、親子共々目の前の
塾の宿題をこなすだけでいっぱいいっぱいになってた!
もちろん、他の教科は伸びた部分も沢山ありますが、
国語はただただ置いてけぼりになった感がある。
今回、漢字を繰り返すことで、文章を書くことが速くなった長男(もちろん当社比。普通の5年生に比べると至極フツー)。
なんだか、スラスラ書ける文章に楽しくなってきたみたいです。
9月頃から、これまた変化が訪れました。
小学校の宿題の中に『自主学習』というものがあります。
『自主学習』とは要は何でも良いから、1ページ学んで、まとめてきてね。図鑑でも本でも、なーんでもよし!
というヤツです。
長男は文章を書くのが苦手だったので、
1学期はひたすら計算をしたり、
ドリルの漢字をノートに書き写すことで『自主学習』という宿題に対し、お茶を濁していました。
懇談会の際に、担任の先生に聞くとクラスメイトは新聞で調べた記事を貼り付け、
追加で自分で調べたり、感想を書いたりしているそうです。
凄すぎる!
1回の『自主学習』が夏休みの自由研究並みのクオリティにしてくる子もいるらしい。
さすが。中学受験比率が高い小学校。
で、息子はのんびりと、とにかくノート1枚に好きな計算だったり、
漢字を埋めることで『自主学習』の課題をこなしていました。
しかーし!
近頃は本人、『書くことが苦ではない』。
ということで、
自主学習の質が上がっています
週末に自分の興味のあることを調べてまとめています。
- 世界の人口密度が低い国ランキング
- 地球の大気圏の種類
- オーロラの色はなぜ違うか
- 鹿児島県の気になるところ
毎回テーマが違って一貫性はありませぬ。
でも自分で調べて、
自分で書いています。
もちろん、詰まった時には親がアシストをする時はありますが、基本自分で何とかしています。
文章は拙く、同じようなことを繰り返していることもありますが・・
以前は『数行、文章を自由に書く』こともしなかったので大出世です。
そう、漢字の練習だと思っていましたが、
漢字をひたすら書くという訓練を積み重ねることで、
文字を書くのが苦でなくなる
という副産物を手に入れたのです。
決して、字が前よりもキレイになった訳ではないですし、
語彙力が強化されたかと言われると微妙です。
漢字も5年生の漢字が全て分かるようになったと言うと、
全くもってそうではない。抜けだらけです。
ただ、学校の漢字ドリルの宿題をこなすことも速くなりました!
前は学童で1時間かけていた漢字は、
今では学校の休み時間のものの5分くらいでサクサクと仕上げているそうです(クオリティは知らぬ)。
それは、友達と放課後遊びたいがために早めに宿題を済ます意味も含まれていますが・・良きとします。
いやはや。
たかが漢字ドリル。
されど漢字ドリル。
別に回し者でもなんでもないですが、念のため貼っておきます。
ポイントとしては『修行僧のように数分夢中でガ――って書く』がおススメです。
決して、だらだらしない。
大人にも良いかもしれません。頭、活性化される気がします。
この漢字ドリルがあまりにも優秀なので、1年で何週かされる方もいらっしゃるみたいですが、我が家は息子と相談中です。
10月からは5年生の別のドリルをするかもしれません。
なにせ、伸びはしましたが、やっぱりまだ『漢字は苦手』という意識は抜けていないのです。
そうなると同じドリルを何週もするよりも、少しでも楽しいかも・・と思える新しいことの方がよいかな~と。
なんちゃって。
小5の範囲が落ち着いたら、小6も陰山式ドリルで攻めようと思っています。
以上、前途多難ですが、国語の話題でした!
定期的に続きを書く予定です。続き頼む~~のクリックを押してくれたら・・早めに続編を書きます。