関西は願書の受付時期になってきました。
我が家も前受の学校は、既に受験料の払い込みは終了。
2026年は1月17日から始まる関西統一試験の申込が始まりつつあります。
さて、今さらですが、
中学受験をしてよかったか?
この疑問について、『あと40日とちょっとに』なった今だからこそ考察をさせてください。
なぜなら、合否が出た後だと、その結果に所感が左右されるから。
うん。やってよかったか?
親としては、
分からない。
それに尽きます。
だって親は、お金をとーっても投資していますし、送り迎えなどの労力、模試の結果に一喜一憂する心労、休日の学校見学、入試傾向の分析・・
サポートする部分は多方面にあります。
私自身は、他の方々に比べると全然出来ていないと思いますが。
それでも、中学受験をしていなかったらどれだけラクだろう。とも思います。
でも、おそらく本人、長男は、
中学受験にトライしなければ、
納得しなかった気がします。
長男は、国語以外は、飲み込みが速いタイプです。
そのため、クラスでも【ちょっと勉強できる】という位置づけにいるようです。
他のお母さん達からも、「長男君、勉強が得意ってうちの息子が言っていたよ。」と言われることもあるため、小学校の時点では、周囲には少し出来ると思われる方かもしれません。あくまでも小学校の時点でよ。
とはいえ中学受験率が高い小学校・学年なので、周囲もそれなりにやりこんでいる子が多々います。
名指しというよりも「あの塾に通っている集団」みたいな感じで、束で「賢いのでは」と把握されているのではないでしょうか。長男はさておき、大手塾メンバーは確かに黙々と勉強する子が多いのかもしれません。
でもって、長男のタイプだと、
中学受験をせずに地元の中学校に進むと、
「中学受験を挑戦してみたかった」
と一生言うだろう。
とも思っています。
現に、私の友人も、中学受験をしてみたかった。
と言っている人が結構います。
超絶ハイスペックなピカピカ学歴を持った人すら、そんなことを言います。
いや、もうええやろ。あんた、その辺の中学受験をしている人たちがヨダレたらして羨ましがる資格も持っているがな。
とも思ってしまいますが、
「あ~~小学校時代にテニスをしておきたかった~」
「小学校時代にこの本を読んでおきたかった~」
「12歳までに、あの大会にエントリーしてみたかった」
みたいな感覚だと思います。
【経験】は人生にとって財産になります。
そしてその【経験】には【旬】みたいなものがあるため、後になって同様のことができても「これちゃうねん感・今ちゃうねん感」は少なからず出てきます。
うん。
さらに、中学受験で得た知識は、正真正銘の一生ものだとも思います。
私、最近、子供の直前期の漢字テストを見てびっくりしたんです。
特許の文書に書いてあるような文言がズラズラと出てくる。
こんなの、大人でも分からないよ~って思うような漢字を学ぶ。
ヒー!
と思う一方で、
大人になって徐々に習得するはずの語彙を12歳ですでに知っている時点で、
本も読みやすくなりますし、
基礎という知識ベースのおかげで、
中高生になっても学びが積みやすくなるだろうな~と。
ほら、スポーツもそうじゃないですか。
基礎的な体力があったり、瞬発力やゆるぎない体幹があれば、限られたスポーツだけでなく、他のスポーツもすんなりと入っていくような感じ。
はい。ちょっといろいろ横にそれたので軌道修正します。
中学受験をしてよかったか問題。
うん。
だから、分からないのよ。
親の立場からだと。
だって、
直前期の親も子もストレスがかかる
親としてドシっと構えていたつもりですが、
思っていたよりも、我が子の合否が心配になる。
当日、風邪をひかないか。
あそこの知識がまだおぼつかないのでは。
もう少しやりこむべきじゃないか。
子供の前では、何食わぬ顔をしていますが内心はハラハラ。
でも『分からない』という答えは雑過ぎるので、
中学受験をしてよかったか?という問いに対して無理やり回答を出すと、
子供→人生の経験になる。どんな結果であっても、相殺してもプラスでは。
親→経験をさせることができる面では嬉しいが、予想以上に心労が・・
というところでしょうか。
はい。
あと少し。
直前期、親子ともに前を見てすすみましょうか。
ではまた。
ポチが本当にうれしいです!



