前回からの続き。
夫の親戚にカツを入れてもらったお話。
何だかそう聞くと、怖ろしくエネルギーモリモリの方にアドバイスを頂いたと思うじゃないですか。
いやこれが、本当にコミュニケーション能力が高くて、威圧感もなく、とっても良い意味でフツーの方。
例え話をすると、近所でゴミステーションであった時に、マゴマゴしてたらサラッと手伝ってくれそうだけど、「あら、ノーメイクで外にでちゃった!てへ。」みたいな感じで場を和ませてくれる感じ。
親戚の集まりでも率先して食器を片したり、ちょっと話題になっているセンスの良いお土産を持ってきて・・
ワーママの神じゃない?
という方です。
なので、私が、
「今なんとなく仕事に対するモチベーションも下がっていて、うーん。どうしよ。と思っています。転職もよぎりますしこのまま続けて・・とか考えると疲れてしまいそうで。」
という何とも曖昧な質問をしても、うんうんと聞いてくれました。
なんとも、素敵じゃわい。
一通り、私の愚痴を聞いた後にこう話してくれました。
「うーん。私はぽにちゃんみたいに子供が3人いるわけでもないし、
日本企業で働いていた訳ではないから、一概にこうしろとは言えないけど・・
職場環境も違うしね。
でもね、私も40~50代くらいで辞めようと思った時があったんだ。」
40~50代くらいで辞めようと思った?
なるほど。
その時はなぜ辞めようと?
「うちは子どもが1人だし、もういいかな。この辺で・・とも思ったの。」
うんうん。
でも辞めなかった。
「うん。社内でもいろいろあって思いとどまった。本当に辞めようと思って出社した時もあった。でも続けた。」
この方は、英語だけでなく、何か国語も喋れます。
私とはレベチのスペックをお持ちでございます。
昨年60歳で定年退職をしたとのこと。
65歳まで粘らずにサラッと辞めているところも、なんだかこの方らしい。
では、今思えば、あの時辞めておけば・・と思いますか?
「いや。思わない。辞めなくて良かった。結果論かもしれないけど。」
ほーー。それはなぜ?
「正直、お金にゆとりがある。定年後の今。」
もちろん、大金金持ちではない。
でも、老後のお金の心配は今のところないとのこと。
夫も定年まで働き、2人分の年金と少しの蓄えがある。
子供も独立していて、手が離れている。
これが夫の稼ぎだけならばきっとバタバタしていただろうと。
夫にも「まだまだ働いてもらわないと困る!」という圧をかけたと思うし、自分自身も何とか稼がないと・・と焦ったに違いない。
60歳になったばかりの身体が動く今、平日に趣味のダイビングを楽しむことができる。
旅行もいける。
でもね、
でも、なんですか?
もっとお金をつみたて投資していたらよかったわ
なるほど。
NISAなどが始まったのは2014年。今の60代の方々は、若いうちから積み立て投資をするという文化はなかった。
ここ10年くらいの話。
でも、辞めたくなった時、
気に入った服を買ったり、
バックを手に入れたり、
絵画を集めてみたりしたらしい。
ん?
絵画?
発想すらなかったよ。文化的過ぎて、素敵すぎる。
うん。
結局、自分の機嫌は何とか自分で取るべき ということか。
それが買い物であっても、スイーツの爆食いであっても、推し活であっても何でも良し。
要は、
淡々と働いた方がよいよ~
だってさ。
令和のワーママ達よ。
今年も淡々と進んでいこうではないか!
ではまた!
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