「お母さん、保育園が楽しみでたまらない。あーどーしよ。」
昨夜、寝る前の長男の悶絶。
そうか。それはよかった。
ブログでお話ししたことはなかったのですが、
告白します。
うちの長男は、入園当時から、園に行くのを嫌がっていました。
送迎時に泣きわめいたりは、数週間でなくなりましたが、何となーく、
保育園、楽しくない
という雰囲気を醸し出してきました。
私自身も悩んで、先生にも相談を繰り返しました。
友達ともよく遊んでいるし、保育園に来たら楽しそうにしていますよ。とのこと。
実際、輪に入れないとか、すこぶるシャイではないよう。
子供ってこんなものかしら・・
と思っていましたが、次男の入園と共に、
アレレと感じるように。
次男は保育園ノリノリ。
想像を遥かに超える好きっぷりで、たまに早く迎えに行けると超怒る。保育園にいたかったにに~~と。
そうなると、長男の『嫌い』が刺さってくる。
園では毎月遠足に出かけています。
次の日にその様子をお便りで配ってくれます。
そこには、写真が何枚も貼られており、特にお弁当を食べている写真がメイン。
去年の春くらいからでしょうか。
うちの子、
1人で食べている時がほとんど
いや、周りに子供達がいても、明らかに入れていない様子。
うーーーん・・
この件について、先生に相談しようかと悩みました。
ただ、うちの先生は良い意味でも『真っすぐ』。
子供に直接、「1人で食べずに誰かと食べなさい。」と言っちゃうタイプ。
それができないから、長男はポツリなのだ。
このような『ボッチ』は人生に何度も訪れる。
何とか自分の力で切り開いて欲しいと考え、しばらくそっとしておくことにしました。
そんな中、夕食を食べている時に次男が言いました。
唐突に、
「にいに、次の遠足は、小林君とお弁当一緒に食べなよ。」
ほえ?っとビックリする私。
長男、ガン無視。
次男「聞いてるの?コ・バ・ヤ・シ君だよ。」
どうやら、長男に小林君を売りまくっている次男。
芸能界のマネージャー並に押し売り(マネージャーの知り合いおらんけど)。
小林君は、一緒に『お残り組』で残っている男の子。
大人しい彼は、この4月から転園してきて、顔はなかなかのハンサム。
今は目立たない感じだけど、将来モテるかもな・・と思う佇まい。
次男、ええとこつくやん。
いや、ちょっとそれは可哀そうやで、あんたとは性格違うんやから、遮ろうとした瞬間、長男がこう言いました。
「そんなん、一緒に食べられるか分からんもん。」
おっ、おや?
どうやら、小林君と一緒に食べられたら・・と思っているのは、長男の方が強いかも。
次男「一緒に食べよって言うねん。分かった?」
長男「・・できるか分からんしな。」
それから、2人は何もなかったように食べ終え、それぞれ遊び始めました。
次男が、小林君を推したのは、この夜1回こっきりでした。
しばらくして、遠足に行った長男。
恒例のお便り。
お弁当は、先生の配慮で、大きな輪になって食べることになったようです。
それでも、近くに小林君はいない。
根本解決をしないまま、時が流れました。
12月。
完全に、お弁当ボッチの件については、私も忘れていました。
遠足後のお便りを無言で渡す長男。
写真にはなんと・・
小林君とお弁当を囲みながらピースをしている長男が
横から覗いた次男。
顔を真っ赤にして、
「やったーー!!!」
と言いました。
それ以来、遠足では毎回、小林君とお弁当を食べているそうです。
小林君のお母さんと帰りに立ち話をした時、
「うちの子、転園してきたし、保育園、嫌だ嫌だって言ってたんです。
でも、長男君と仲良くなってから、家でも長男君の話ばかりしてますよ。
本当にありがとうございます。」
とんでもない!こちらこそです。
うちの子もずーーと保育園嫌がっていたんですが、小林君が来てから、スッと行くようになりました。
不思議なことにここ数か月、長男の語彙力もぐーーっと上達したような気がします。
友達と喋りたいからかな。
子供って凄いな~~
明日は、進級して初めての遠足。サクラを観に行くそうです。
晴れたらいいなぁ~と空を見上げて思うのです。
最後まで読んで下さりありがとうございます。クリックが本当に更新の励みとなっております。
【おすすめランキング】
ハイレベルなシンプルライフブログガーさんばかりです
シンプルライフ ブログランキング
おススメブロガーさんが集まるサイトです
ワーキングマザー育児 ブログランキング
このブログが1冊の本に(2018年3月発売)