まぁ、タイトルのままなのですが。
バリバリ働いていたのに「勿体ない~」じゃなくて、
分かる気がする・・
と思った出来事がありまして。
(ってそこまでバリバリじゃ私はないけど)
昨年、近所の感じ良いママさんが、
一軒家を建てるということで引っ越していきました。
そのママさんは3人のお子さんを育てていて、
3回育休を取りながら、かなりバリバリ働いていました。
誰もが聞いたことある企業にお勤め。
長男クンの時は24時間保育園に入れ馬車馬のごとく働き、
その4年後に妹さん弟さんがポンポンと生まれ、
もちろん保育園に預け、
2年前に復帰。
しかも、両家は九州と北陸とのこと。
縁もゆかりもない関西で、バリバリ働くこの方を見て、
凄いな~~
と思っていました。
一軒家もセンスの良いお家を建てられたところ。
何て言うんでしょう。
めちゃくちゃコストをかけて建てた感じではなく、
程よくコンパクト。
うわ~勉強になるわ~
お子さんの教育費も考えると、こんな感じで賢く建てるべだよね~
とか、勝手に思っていたんです(汗)。
しかし、先日バッタリ駅で会い、
歩きながら世間話をしていると・・
「ぽにさん、私、前の企業この春に辞めたの~」
ですって~
ええ~~!!!
なんで?
「いや~無理だな~何だかね~って思って。転職した!」
そうなんですか。
って、
分かる気がする
子供が0~2歳くらいの大変な時は、
とにかく必死で、毎日を回すだけでヒーヒー言って、
でも保育園が何だかんだで助けてくれた。
学校に入ったら、小1の壁が本当に大変なんだけど、
これも子供と学童のおかげで何とか乗り越えて、
ふぅ~~。
な~んて、
落ち着いてきている時に、
自分の人生と向き合うと言いますか・・
お金のことも、公立でいくならばそこそこ目途がついていたり、
お家も建てて、この地域で暮らしていくぞ!
てな感じで基盤も落ち着いて、
そんなに無理のないローンだったら・・
働き方・やりたい事を考えてもいいんじゃない?
と自分自身に問う気がする。
一昔前は、ワーママの成功の形と言いますか、
社会的に認められた最終形は、
企業の上層部や幹部でした。
しかし、30代~40代のマインドも変わってきた気がします。
新聞や本、テレビからしか情報がなかった時代から、
ネットやSNSで簡単に有益な情報が取れるようになり、
価値観や『個人が大事にしていること』も、
いろいろあるよね~~ってなってきています。
『みんな違って みんないい』というより、
みんな違って 当たり前
そうなってくると、
会社で偉くなるのが解じゃない
という感覚が、浸透してきます。
それに、団塊の世代の方々が退職された時に、
仕事しかしてこなかった方に、
寂しい退職後が待っていたことを我々は知っています。
家族にそっぽをむかれたり、熟年離婚をしていたり・・
その後の人生が結構長くて、大事なことは先人達が立証してくれました。
うん。
このママさんの選択、思い切ってハードモードな仕事は辞める!
ということは、めちゃくちゃアリ!って思いました。
今なら、自分の身体も元気で、子供も少し手が離れて、
人によるとは思いますが親の介護も本格化していない。
で、このママさん、転職して、全然違う業界で再チャレンジしているんですって。
「まだまだ手習いです~~」
って言ってましたが、キラキラしていました。
子供達との時間も取れているみたい。
うん。
ザッジャパンの企業にいると、
前の世代の価値観が色濃く、必死に合わせ疲れてしまう自分がいます。
捨てるもの、諦めるもの、見直すもの・・
見極めつつ、私も前に進みたいです。
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