夫は自他共に認める『賃貸派』。
家族の人数が増えれば広い所に住み、巣立ったら小さい所にすればいいじゃないかと合理主義。
私も頭では分かっている。
それは良い考えの1つだし、合理的。
でも、どこかで自らのお城を持ちたい欲がある。
これを閲覧し、指をくわえてみたり・・
WEB内覧会*マンション
さて、久々に同じマンションのママ友にバッタリ会いました。
彼女は上の子が同い年同士。
下は0歳、男の子2人の母。
連絡先を知っている数少ないママ友。
今のまちで、家族ぐるみで親しい唯一の友人。
ワーキングマザーあるあるかもしれませんが、ママ友を作る時間は極めて短い。
唯一の機会は『育休期間』。そこで偶然友人となった。
復帰後は、独自の進化を遂げ、何かと『ガラパゴス諸島』状態となっていくワーママ達。
育休中はこの玄関でよく喋ったなぁ。
彼女「久しぶり〜〜!会いたかったよー。うちも幼稚園入れ始めたけど、楽になると思ったら余計バタバタで。」
私「私も会いたかった!そして、偉いよ。子供と、ちゃんと1日向き合うのは大変なことだよ。すごいよ。」
専業主婦とワーキングマザー。
現在、違う選択肢を選んでいる。
性格も違うし、人生も違う。
何なら年も違う。
彼女家族に関しては、夫も大のお気に入り。
ご主人も一緒に家に来てもらうことも。
彼女「あのさー。家、買うことにしてん。」
えっ・・・
まさか、地元に帰るとか。
私、顔が曇る。
彼女「ここの最寄り駅から10分以内の場所に、今度マンションが建つねん。学区は今と同じ。私達家族は、この辺りに住もうと思う。」
本当か!!
彼女が住むなら私も住みたい。
反射でそう思った。
私「えっ!本当に!てか、うちも住みたい。」
彼女「えーー!住んでや。来てよ。抽選かもしれないけど。うちは専業主婦家庭やし、1番安い間取りを選ぶ予定やねん。ちょっと背伸びかもしれないけど、同じ安いやつは残しておいてな~。」
帰宅後、即調べる。
うんうん。
いいじゃないか。
彼女達家族がいるなら、またご近所になりたい。
そうこうしてたら夫が帰宅。
この経緯を伝える。
と言っても、賃貸派だから、軽くあしらわれておしまいだろう。
今まで何度も住宅情報を見せた。
その度に、めんどくさい顔をされ、賃貸がどれだけメリットがあるかコンコンと説かれた。
今回も・・
夫「いいねぇ。〇〇家が住むなら、俺らもこのマンションにしようか。」
私「えーー!賃貸派じゃなかったの?」
夫「いいじゃん。駅近だし、この辺りの駅近だと、資産としてもあまり落ちてないみたいだもん。」
それを聞いてて、こう思った。
いや、このまちに来て早4年。
私、何度も貴方に物件情報見せた。
もっと好立地のマンションもあった。
戸建もあった。
全く食いつかなかった。
そんな石のような意志をもった貴方を何が動かしたか。
それは、結局、
住む人なのね。
夫もこのママ友の旦那様を気に入っている。
余計なことを言わずに、ニコニコお酒を飲んでいる姿は、余計な話ばかりする私達夫婦の癒しである。
私「・・資料請求、しちゃう?」
夫「しようしよう!」
我が家の堅実な予算だと、60平米台をチョイスすることになるだろう。
買うかどうか分からないけど、私達夫婦の中に芽生えた共通の認識。
『今のまち、住むのアリだな』
そう、友人家族がいる。
ワーキングマザーをしていると、地域の人脈作りは後回し。
地域とは独立して、独自の進化をとげる。
それはそれで、余計なストレスを掛け合わずラクであるが、何だか淋しい。
やっぱり、人を繋ぎとめるのは、人なんだ。
ガラパゴスの島に、橋が架かりつつある。
この橋に繋ぎとめられるかもしれない。
そんな人生も悪くない。
資料請求が届いた。パンフレットをみながら、そう思うこの頃なのです。
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