2023年の抱負は『頑張らない』と決めた!!

2021年、2年前。

 

私は約10年ぶりに名刺に『研究員』という肩書がつきました。

 

まぁ、要するに、会社の命令で、

人事異動(職種異動)しました

 

それまでは技術系の工場のような部門にいました。

 

入社当時は、中央研究所の研究員でしたが、5年後みごとに異動(うん。左遷ね)。

当時は勤務地もガラっと変わり、人間関係も1からの構築。

10年以上前になりますが、中央研究所から工場部門に異動することを研究員たちは都落ちのように思っていました。社内の『Fラン』とハッキリ言う人もいたくらい。

失礼なことに、私もそう思っている節はありました(ごめんなさい)。

 

しかし、異動してみると全然違いました。

給与もほとんどスライドですし、

中央研究所のようにハイスぺなバックグラウンドをチラつかせマウントする人もそんなにいない。

研究職にあるあるの『不夜城』のようなナチュラル残業環境ではなく、働き方は至極ホワイト。

 

うん。

悪くない環境

 

待てよ。

研究所の方がブラックで、精神的にも働きにくくない?と思うところもあり。

 

とはいえ新しい部署でも、もちろん、小さな『つまずき』や『困りごと』はあります。

 

工場部門はちょうど過渡期で、

自動化や人員削減などやることもたーくさんありました。

一つ一つの課題を積み重ね、小さな結果と信用を得てきたつもりです。

きっと自分は、工場部門でうまいこと行けば、管理職として回していくんだろうな・・と思っていた矢先。

 

立ち上げて数年のイマイチ業績が上がらない研究グループに異動となりました。

なんで?!

工場部門で頑張ってくれたから、今度はこっち立ち上げてね。とのこと。

おねがーい!

という感じで、サラリーマンはシレっと異動させられます。

 

実は【何もしなかった方が同じ場所にいられる説】があるくらい、

頑張っても結果を残しても、同じ場所でノラリクラリやってても、

そう変わらない未来が待っています。日本企業の悪しき風習です。

 

前置きが長くなりました。

 

2021年度が始まる時に異動になり、

久しぶりの研究員という肩書もあり、クッソーと思いつつも心機一転。

 

うん!頑張らねば!

と考え、研究員として、

それはもう、課題をとにかく進めました

小さなアイデアを実装に移し、

特許申請までこぎつけ、

社内調整と周りを説得できるデータや報告書も沢山出しました。

他分野とのコラボや大学にも声をかけ共同で進める研究もいくつか手がけました。

 

予算も潤沢に獲得し、

1年で20報以上の報告書を書きました。

正直、ふーふー言っていました。

よくやってるよ。と自分でも思ってしまうくらい。

 

しかし、

何度も本ブログでお話しているように、

評価は平凡、昇進試験は外部試験高得点なのに落ちる

という、あれ?どうしたら良いのか。

という結末となりました。

 

さて、転職も考え、動いたり~まごまごしたり~いろいろ省略しますが、

今のところでステイしています。

 

思う所しかないですが。

 

でも、企業はそう簡単に変わらない。

残るのならば、戦略を練らねば

 

社内をよく見回すと、

適応している人とうーんと思っている人がいます。

適応している人は、何ていうか、

軽いんですよね~

会社への期待度みたいなものが。

 

ん?

私って、重かったかも。

待てよ。

自分自信、変えるべき部分があった?

と少し反省し始めました。

 

そう、

いろんなことをやり過ぎた

かもしれません。

 

社内の困っている分野の研究を織り交ぜたり、

みんなが気が付かなかった部分を引き受けたり、

根回しや裏取りに奔走したり・・

 

『必要以上にやってみる、やってあげる場面』

が多かった。

 

すると、自分の給与や、

評価との乖離にただただモヤル。

 

私に求められている部分が100だとしたら、2021年の私は160くらいやっていました。

100で十分なのに、プラス60やってしまって、その評価がもらえなくて落ち込む。

 

ということで、

2022年度は『控えめ』にすることにしました

 

具体的には、昨年よりも報告書の数は減らし半分以下にする。

参加する会議も厳選し、裏取りも完璧まではせず。

ずいぶんと時間にゆとりが生まれた気がします。

特に報告書は時間がかかるので。

 

で、分かったあるよ(突然の片言)。

 

ハッキリいって、

私への評価は、

むしろ上がる

昨年比では、サボってるのに。

 

何なら、

2022年度から時短勤務に切り替え、

物理的にも仕事ができる時間を減らしました。

 

正真正銘、昨年より出来ていません。

どや!

もう、評価を下げるしかないんちゃうか!

という体制なのに、

上司たちの中で、うなぎ上り

いろんな人に「よくやってる!」と言われますし、

2023年度の研究予算もたくさーん頂けるそうです。

 

もう、訳が分からない。

 

だがしかし、今回の経験で、私も学びました。

 

そんなに『頑張らない』でおこうと

自分のためにも、周囲のためにも。

 

私がやらない部分は、後輩や他の人がやることで、その人自身のスキルになっていました。

 

で、これって仕事だけじゃないかも?

とも思い始めました。

 

お家のことに対しても『頑張らない』はスタートしたい

 

三男2歳児は関連については、ちょっと無理ですが、

上の子達は小学生の半ばになります。

 

夫も当たり前ですが、もう大人です。

今まで、

必要以上に『困らないように動いてあげる』ことをしてしまいましたが、

なるべく動かんぞ!!

  • 洗濯物は自分で片付けてもらう
  • ご飯の用意にもっと参加してもらう
  • 自分のことは自分でするのを促す

 

私のお家での評価が上がるかは知りませんが、いやいや、知るもんかです。

 

自分を守るためにも、

前向きな『頑張らない』は、

2023年、仕事でも家庭でも続けていきたいです。

 

ということで、頑張らないを頑張る1年にします。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!