社長賞を取ったお話の続きです。
ちょっと間が空いてしまい、申し訳ございません。
しばらく、こちらのお話を連載しようと思います。
【いままでのお話】
所属企業の社内報、社長賞の受賞者に私の名前が載っていました。
わりと、
バーンと大きめに。
社内報の1面~2面にかけては、社長賞の話題特集。
社長賞は『該当者なし』の年もあるため、ここぞとばかりの記事。
入社当時、中央研究所にいた私は、当時の上司から、
『10年目を過ぎたくらいから社長賞を取れる人が本物』
と聞かされていたのもあり、15年目を過ぎている今、表彰されるのは嬉しい限りではある・・が(←今ココ)。
自分の席に配られた社内報をそっとカバンの中に入れます。
うーん。
社長賞の記事、あまり読みたくなかったんです。
先に言っておきます。
本ブログで、社長賞を取ったよ~凄いでしょ~という自慢をしたいのではありません。
取るまでの経緯だったり、
取った後に見える景色だったり、
サラリーマンのリアルをお届けしたいのです。
物語なら、めでたしめでたし。
と締めくくる名誉ある場面だと思いますが、そうじゃないのが現実の世界。
社長賞を取った人がその後どうなるのか。
てか、取るまでにどれだけのいばらの道があったか。
今回の賞、私は、
2つの社長賞案件にガッツリ絡んでいます
社長賞を受賞した案件は大きく4つ。
そのうちの2つは、コンクールで賞を取ったよとか、特許が下りたよ。というやつ。
どちらかと言うと、数年に1回はこの案件の受賞者がいる。
よって賞金はそこまで高くない。
半ばルーチンワークのため、割愛される年もあるようです。
(って、気分で賞をあげてるの?これもこれでヒドイですが・・メーカーなので、特許は毎年そこそこ結構ありますしね)
あとの2つはトリッキーなやつ。
この2つに思いっきりからんでますねん。
オイラ。
めっちゃ頑張ってるやん!
と言いたいところですが、
昨年度の人事評価では平凡な判定、
管理職試験は「女性は順番待ち」という謎ルールで落ちました。
もう、本当に、いつ辞めてもおかしくないほど、
えっ?
なんで?
モチベーション、フリーホールで急降下な出来事が起こっています。
さらに、申請していた特許が国から受理され、特許を取得。
てか、他の案件は特許を取ったら『社内賞』にノミネートされているのに、私の特許はされていない・・
なんでや。
もう忘れているんですかね。
他の会社とのコラボ特許なので、単独の特許よりもランクが下に思われているのかな。
単独よりも、他とのコラボの方が、取り分の交渉やパテントのやり取りなど、煩雑過ぎてハゲそうでした(実際、法務担当者にも、ぽにさんの、しんどい案件ですね・・と同情されました)。
その辺は伝わらないのでしょう。
また、新たな技術も初夏に特許申請しました。
マニアックな分野ですが、研究者として、そこそこ頑張っていると思います。
一方で、社内では立場もヒラ中のヒラ。
同じ年代が係長や課長になりつつある中、私だけヒラ。
ヒラヒラ。
ここまで社内で評価をされていないと、
人として、自分に欠落した所があるのでは・・と凹むくらいです。
いや、あるのかな。
でも、部長からの面談でも、
「ぽにさんは誰と組ませても人間関係で不安はない。特に女性から熱烈な支持を受けている」
と言われ、
「はぁ~それは光栄です」
と言うしかない。
さすがの私も、春に辞めてやる!
と意気込み、転職活動も積極的にしました。
多くの友人にアドバイスももらい、よし、脱出してやる!
と意気込んでいました。
しかし、
- 夫が転職したてホヤホヤ
- 三男2歳児のイヤイヤ期がひどい
- 次男の小1の壁が思ったよりも高い
という家庭内のあれこれもあり、
とりあえず、
ステイ。
はぁはぁ。
続きます。
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