「なんだか疲れたな〜」「体がだる重〜」と、まるでアリナミンのCMのような朝の目覚め。
これ、最近の私のリアルです。
でも、特別に早起きしたわけではなく、時計を見れば6時半過ぎ。
既に次男は夫とサッカーの朝自主練に出かけていて(本人はイヤイヤな日もあるけど…好きなことでも“続ける”って本当に大変!)。
その物音でずいぶん前から目が覚めてしまいました。
朝の名もなき家事が、ワーママを一番疲れさせる
我が家では、夫も7時すぎには出社するため、出発前にゴミ出しや洗濯物を畳むなど、できる範囲の家事をこなしてくれています。
ありがたい限りです。
ですが、それでも私の朝は常にバタバタ。
- 三男の保育園の送迎(しかも年長で行事も多い)
- 長男の朝勉サポートと中学受験の課題の確認
- 次男の「ペットボトルのキャップ、今日必要だった!」というギリギリ発言
- 学校プリントの提出確認
- 粗大ごみの手配を思い出す
これらすべて、「名もなき家事」。
チェックリストにも載らないようなタスクたちが、朝の時間を一気に奪っていきます。
出社時間を遅らせても、「疲れた」は消えない
あまりにバタつく朝に耐えかねて、最近では遅刻しない程度に出社時間を少し遅らせるようにしました。
…が、結果は変わらず。
結局ギリギリで電車に飛び乗り、会社に着いた時点で「もう1日終わった感」に包まれる始末。
実は、会社の制度が変わり、以前は「時短勤務は子どもが3歳まで」だったのが、「小学校低学年までOK」に。
ありがたい制度ですが、正直なところ「こんなに疲れてるし、時短に切り替えようかな」と思う日も増えました。
ワーママが早く帰っても、疲れが減るとは限らない
そんなある日、子どもたちの学校行事で2日連続の早退。
いつものフルタイムより2時間も早く帰れる…!と喜んだのも束の間、
結果、逆に疲れました。
なぜなら、時間に余裕があると、
子どもたちが自分でやるべきことまで、口も手も出してしまっていたんです。
- 「宿題、終わった?」
- 「明日の準備はできてる?」
- 「提出物ない?」
- 「お茶、飲んだ?」
- 「習い事のやるべきこと再確認した?」
…あれ?これ、全部私が確認しなくてもいいやつでは?
子どもたちの“自立のチャンス”を、私が奪っていやしないかい?
いつも、彼らはちゃっちゃとまではいかずも、結局最後は自分で片付けている。
それなのに、とにかく母の私が促して、手を出して・・
高学年になっている子供達はブーブー言って、
反抗されて、余計時間がかかり、
挙句の果てに、勝手に私自身が自分を疲れさせて・・ん?おや?
これ、要らない『子供とのいざこざ』じゃん!
「やらない勇気」が、ママを救う?
気がつけば、忙しい毎日に慣れてしまって、あれもこれも中途半端。
でも、「特に子供のことは自分がやらなきゃ!」「ちゃんと、やってあげたい!」と考えるクセが染みついたみたいです。
だだ、それって結局どうなんだろう?
“やらない勇気”こそ、必要な考え方かもしれない。
子どもたちには子どもたちの役割があって、
私には私の時間がある。
完璧を手放して、
子どもたちの成長を信じて“任せる”こと。
…と、ちょっとかっこいいことを言ってみましたが、
たぶん明日も「あ〜疲れた!だるおも~~」って言ってる気がします。
でもそれでも、なんとか回ってるから、
きっと上出来◎。としましょう。はい。
