さて。前回の続きです。
最下層から始まった中学受験ですが、
ボリュゾに手が届き、
科目によっては準上位層にいけそうな雰囲気です。
国語はまだ課題が載積していますが、
他の3科目は順調に伸びています。
スイミングも、英会話も、友人との全力お遊びも、
全く辞めずにここまで偏差値が取れているのは、
我が子ながらやるやん!と思っています。
これには明らかにちょっとした『コツ』がありますが、長くなりそうなので今回は割愛します。
あっ、我が家は灘とか東大寺とかバキバキの学校は考えていません。
んが、そこまで知名度はないけど実はそこそこバキやん!という学校を地味に第一志望にしているので親としてはガクブルします。
第一志望の学校がここじゃなければ、我が家はもっと『ゆるふわ』で進めていたでしょう。
でもある意味、設定を高くすることで緊張感が持てて良いかもしれません。
さて。
関西は2~3科目試験の学校が地味に多い
関東の人に話すとビックリされますが、
ホント2教科で試験を設定する学校が増えています。
例えば、関関同立系の付属は2~4教科で選べる学校が結構ある。
全受験者2教科にしました!という学校も。
確か、同志社中学校も2教科です。
私と同じ世代で同志社中学校を受けた友人は「当時は4教科だけでなく、家庭科とかもあったんだよ~」と言っていました。それはそれで、どうやって対策するんだ。
模試でも4教科受けている子は5年の時点ではそこそこいますが、6年になったら絞る人も一定数います。
現に、同じ小学校から同じ塾に通う息子と仲の良い子は3教科(国・理・数)に絞っています。
子供にもよると思いますが、タイパもコスパも良い気がします。
関西の私立中学の説明会に出席すると「2教科試験もあるのでお得です」と主張する学校が思っていた以上に多い・・教科を絞ることは、塾代も安くなりますし、魅力の一つなのかもしれません。
でも、我が長男は、
社会が大好き
このまま社会をフェードアウトさせると、猛烈に怒られそうなのでしばらくは続けるとします。
さて、問題としている、
理科。
なんだか地味に難しくなっている。
塾の理科の先生が上手いようでその場では『分かった!分かった!』と納得して帰ってきます。
宿題も理科は比較的こなし、一見、順調そのものです。
ですが、単元が終わってしばらく経ち、
『まとめのテスト』などでガタガタの点数を取ってきます。
うむ。
それはマズいぞ。
♪これ絶対マズイやつ~
ということで、徹底することにしました。
何を?
間違えた所のやり直しを。
フツーやないかーい!
ということろ。
そう、
フツーがヌルっとしていたのです
例えば理科の電気の単元。
本人は、「基礎は分かるんだけど応用が分からない」と自身で自分を分析していました。
んが、違う。
基礎がガタついているから、出来ないんだ。
でも、そんなことを本人に直接言うと反発されるので言わない。
思春期前の小学校高学年に正論を言ってもしょうがない。
なので、基礎的な部分を私がイラスト形式に描いて、トイレに貼っておきました。
字だけだと読まないと思うので、イラストは必須(私のイラスト、ビビるほど下手)。
で、トイレに貼ってから数日後、簡単な問題を解いてもらいました。
本人、ブーブー言いますが、とにかく5問だけお願い!とやってもらいました。
はい。
全問正解。
でも、怪しい問題1つあり。
もう一度、息子と基礎を復習。
もちろん、ブーブー嫌がられますが、「全問正解なんて偉い!ヨッ!日本一!」なんておだてながら、つまずきそうだった所を解き直します。
この5問がそこそこ出来たら、応用も出来るはず。
その日に難しい問題を続けて出したいのをグッとこらえて、また次の日に5問だけお願いします。
きっとトイレでももう一度、基礎的な部分を読んでいるハズ。
今度は基礎に1問だけ応用も混ぜて。
はい。
解けた。ちょっと迷ったけど全問正解。
で、また、しばらくしてから3問だけ、今度は応用だけの問題。
ちょっと間違えた所もありますが、一緒に見直しました。
そんなことを繰り返していると、
本人、気がつく。
「応用問題って、基礎が出来ていなければ出来ないね」
小泉新次郎の名言かよ。と思うような、当たり前のことをいかにも特別に言っていました。
今日が誕生日ということは、 来年もまた誕生日が来るんです(by 新次郎語録)。
でも、本人の中で点が線につながったのは間違いない。
同じように、芋づる式に、
- 滑車
- てこ
の単元も、少しずつ解き直しています。
いいですか。
親は、めっちゃメンドクサイです!
でも、この『ちょっとしたこと』が本人の自信につながるのであれば、まぁやるか・・とサポートしています。
はい。今回はそんなお話でした。
あーー。
それにしても中学受験って大変だ!親も!
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