最終回:特に技術もないベテランがチームを引っ張っていく理由とノウハウみたいなもの

上手くいかない実験のお話。

 

前回、全然でなかった結果がやっと動き出したお話をしました。

やっと暗闇に光が差し込んできました。

 

正直、ここ数か月、本当に逃げ出したかったです。

転職・・とか考える暇もないくらい、

研究におけるいろんな可能性を試し、模索しました。

今まで会社で嫌な目に遭いまくっている私ですが、ここで全ての恨みを晴らすべく全てをほったらかしにして退職してやる!・・とは思いません。やっぱり自分のおかげで所属企業が潤うところを見てみたい。ある意味、ギャフンといわせてやりたい。

入社時は花型技術系にいましたが、いつの間にかFラン技術系に漂流し、研究とは遠い業務をこなしていました。

やっと回って来たお鉢。

やったるわ!と闘志をみなぎらせていました。

 

うん。

 

さぁ、結果が出始めた。

ここから、

快進撃です

いや、快進撃は大げさか。

フツーにしているだけでもそれなりの結果が出るはずなのです。理論上。

今までがトリッキーだっただけです。

間違っていたレシピが改善されるや否や、

どのサンプル、

どのロットで試しても結果が出るようになってきました。

 

もの凄く良い点数だ!まではいきませんが、

まずまず。

68点~75点くらい。

赤点ではないけど、

十分に進級はできるでしょ。

みたいな感じ。

第一弾としては『ザッ!まずまず』です。

 

で、猛スピードで後輩とせっせと試験を繰り返し、社長や会長への発表に向けて入念な準備を整えました。

この後輩。

私とはほぼプライベートなことは話しませんし、本当に会社には事務的に働きに来ているだけです!と宣言するクールガールです。

終業の時間になると毎日一目散に帰宅します。

ですが、ビックリするほど段取りが速く、

いつもオーダー通りの仕事を時間内に終わらせています。

スーパーウーマンや・・

私が得意ではないデータの整理整頓も大の得意でいてくれるので、本当に助かっています。

彼女がいろんな交通整理をしてくれるので、私も研究発表会の準備をすることができました。

 

んで、

研究発表会。

いろいろ端折りますが、

無事、終了しました。

他の部署のお偉いさん達のも褒めて頂けるくらい、ウケていました。

 

しかーし、そんなことも束の間。

 

関連会社より電話が入り、

「ぽにさん、例の技術ですが、想定の通りできないかもしれません。

まだまだ試験を重ねないと。

サンプルを送ってください。」

ですとー!

なんと!!!

今、うちの上席たちに、出来るって言っちゃったじゃんか!

どーすんのよ。

出来ないかもしれないって、どうゆーこと!?

 

ということで、苦難はまだまだ続きます。

ホント、技術系って意外と皆さんが思っているよりも綱渡りでハードです。

そうじゃないと世界と戦えない部分はあるかもしれません。

『出来ないかもしれない』というリスクもつきものです。

スピードとマネタイズを一番に考えて進むと、思いもしなかった壁、後出しじゃんけんを仕掛けられ、完全にこっちが負けるやん!という時が多々あり。

精神的にうーーーってきますが、

実はもう、こんなくだりは、

8回目くらい。

 

研究をサポートしてくれている例のクールな後輩ですら、ガタガタ言わなくなってきました。

どうにかなるでしょ。

いや、どうにかするしかないでしょ!

やったるわ!

って感じです。

 

若い人だけの研究チームはスピード感があって頭脳も明晰でいろんなことが上手くいきますが、壁があると結構な頻度でポシャったりします。

その点、勤続20年の私のような図太いクラスになると、多少のことでグラつくことがなくなり、大した技術は持っていなくともチームは精神的に安定します。

大丈夫!いける!

問題があっても、その問題をみんなで分かち合い、

何ができて・何ができないのか共有して進めばいいんじゃない?

何なら上席たちも巻き込んで共有してもらおう!

といいながら、はぁはぁ汗を流して最前線を走るババアがいるので、

若手も走るしかないのでしょう。

 

さて。

一旦この連載はおしまい。

この数か月、本当に忙しくてブログを書かずに寝てしまう日々でしたが、ちょっと峠は越えました。

また数か月後に、仕事ネタの続きを書きます。その時はお付き合いくださればこれ幸いです。

 

いつも読んで頂き、ありがとうございます。ではまた!

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!