最近、ふと目にした俵万智氏の歌。
「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆく その連続と思う子育て」
これがもう、じんわり沁みる。
でも同時に、夫とこんな会話もしています。
「もう赤ちゃんを0歳から育てる体力も気力もないよね。可愛いけどさ」
…12年間の子育て史を一言で表すなら、まさにこれです。
今年は長男が小学校最後の夏休み。
三男も保育園最後の年を迎え、園行事も本当に最後。
特に保育園は長男時代から数えて通算12年!
毎年参加してきた夏祭りも、今年で幕を閉じます。
同じく3人子持ちのママ友たちと顔を見合わせては、「いよいよ今年で終わりだね〜」なんて言い合っています。
12年間、平穏なんて1日もなかった
感慨深い…とキレイにまとめたいところですが、実態は真逆です。
ワンオペはデフォルト設定。
毎日何もかもギリギリ。
「子供とゆっくり」なんて都市伝説。
3人いれば誰かがグズグズ、母は常時サンドバッグ状態でフラストレーションの矛先となります。
企業の研究員として脂が乗ってきた時期も重なりもっと仕事をしたいところですが、保育園や学童のお迎えもあり、残業は不可能。
それでも何とか踏ん張り、海外出張のたびに他府県の母に来てもらい、綱渡りで乗り切る日々。
三男出産後、夫に懇願してやっと3か月の育休を取得してもらったものの、
その後はどうやら、
「あれで俺頑張った~子育てに貢献してる」
…になったらしいんです。ぐぬぬぬ。何かハラ立ってきた。
ただ、結婚当初は、どこからみても心も行動も少年だった夫が、やっとお父さんらしくなってきたのも事実です。
さて、子供達。
オムツ卒業、でもサポートは別次元へ
今ではオムツも卒業し、身の回りのことは自分たちでできる年齢になりました。
しかし、小6長男の中学受験、次男のクラブチームサッカーなど、サポートは別次元へ進化。
母のヒーヒーは続行中です。
そんな中、やってきた「最後の夏祭り」。
次男はサッカー遠征で欠席。
長男は夏期講習の合間に弟の晴れ舞台を見に。
そして他府県に住む私の両親も、朝一番の電車で駆けつけてくれました。
この時点では、**感慨の涙モード100%**でいたんです。
…しかしこの後、予想外の展開が待っていました。
後編につづく!
つづき~と思ったらポチを。思いのほか喜びます・・
