先日私は、家に帰ってきて青ざめていました。
その日は子供達のスイミングの日。
本当はスイミングの準備やサポートをして、送ってあげられればよいのですが、そうは問屋が卸さないのが共働き。
小4、小2の子供達は、学童から帰ってくると自分達で一息つき、出発する時間になると自分達で出発して、電車でスイミングへ行きます。
しかーし、その日。
なんと、
スイミングバックを忘れて出発していました
兄弟のうち、どちらか1人は持っていたみたい。
でも、1人分残っている。
ゴーグルもタオルも全部入っている。
そんなことある?
サザエさんでもないやろ!ってことをやってのけるのが忘れ物の多い小学生。
スイミングバックの中には、Suicaのような電子カードを内ポケットに仕込んでいます。
てか、電車どうすんの??
母である私も、忘れ物が多い人間。
そのため、『忘れ物をしにくい仕組み』を子供達を巻き込んで日々改善してきました。
モノを少なくする、モノの住所を決める、時間にゆとりを持つ、床には極力モノを置かない・・
徹底しても、やっぱり迂闊は遺伝するのか。
家の仕組みを整えた結果、やっと子供達は『毎日ではないけど週に何回かは忘れ物をする』くらいの低~いレベルで生活しています(母の私も)。
一方で、この忘れ物をする疎ましい特性は、物事を気にし過ぎない。「まっ、いいか」で自分のことも他人のことも許せるという特性とも相関がある気がするので、生きやすい部分でもあります。
友達関係にもこだわりが薄く、誰とでもそこそこ相性が悪くない部分もあったり(鈍いだけかも・・)。
ちなみに、スイミングの日は、分かりやすいように玄関先にスイミングカバンを2つ置いています。
帽子が掛けてある下に、スイミンググッズを2つ並べておきます。
玄関にはなるべくモノを置かないようにしているので、スイミングバックを忘れていたらすぐに気が付くハズです。
なぜ忘れた?
どうやら、その日は学童からの帰りに雨が降って来たようで、玄関入ってすぐの所に傘を2本とも散らかしている状態でした。
部屋が傘でグチャーとなっていると、大人でも大切なモノが分からなくなります。
小学生なら尚更です。
そして、忘れて行った・・
しかも、小4の長男が忘れていきました。
というのも小2次男の方がせっかちで、すぐに準備をする性格です。
そこはすごく良いところ。
長男はマイペースで、トロイ。そのため、どこに行くのも次男が先に向かってしまいます。
長男は、「ちょっと待ってー!」と次男に言いますが、次男は大きなため息をつきます。
このため息、私も近頃されたことがありますが、相手の気持ちを逆なですると言いますか、えっそんな露骨にガッカリしなくてもいいやん!と思う嫌な溜息です(私からも辞めてと言っていますが、最近ブームのよう)。
その日、長男は次男のため息を聞きたくなく、
「先に駅に向かってて」と言ったようです。
うん。
さて。
カギの問題について。
子ども達のランドセルにカギをくくりつけ学校に行かせていますが、
各種考えた末、スイミングの時はカギを持たせないことにしました。
いくつかの理由がありまして・・一つは、スイミングスクールのロッカーは、ロッカーの扉もカギもないシステムを採用しています。
他のお友達とお互い間違えてカバンを持っていったら怖いということもあります(実際、更衣室で間違えて水着を持って帰られてしまうこともありますし、ゴーグルを失くすことも日常茶飯事です)。
基本、子ども達が家を出てから40分くらいで、私か夫が帰ってきます。
その40分間は、オートロックのマンションの性善説に頼り切っておりまして・・いろいろツッコミどころは満載ですが、とにかく、カギを持たせていないのです。
で、準備が先にできて、ゆっくり駅に向かった次男。
兄弟が落ちあった時、弟が気が付いたと。
あれ?
兄が手ぶらで来ている。
えっ。
お待たせ~と近づく兄。
スイミングバックは持っていない。
「スイミングバックは?」と聞くと、
あっ!!!と青ざめる兄。
2人とも、家のカギをもっていないため、オートロックのマンションには入れない。
スイミングの時間も近づいています。
小学生2人。
どーーする?!
続きます!
つづき!のクリックで更新頑張る。