中学受験が熱を帯びているご家族の方は、
加熱でアッチッチだと思います。
昨年秋。当時、小4だったうちの長男も挑戦したいと言い出しました。
中学受験は住んでいる文化圏や友達のカテゴリーからも多大な影響を受けていると思われます。
そうなのです。
今の学区だからこそ、中学受験したいな~と言い出しました。
違うエリアに住んでいたら中学受験したいって言ってなかっただろうな。
さて。
中学受験したい!と言い出してから、
しばらく自宅で勉強していましたが、親子ともにお手上げ。
小4の2月、中学受験でいう新小5から塾通いを始めました。
あっ、基本、私も夫も中学受験は必要ないと考えています。
本人の希望が強く、じゃあやってみよう!となりました。
我が家は3人子供がいますが、3人とも中学受験をさせる気はさらさらございません。
さて塾通い。
初めはアップアップで、明日にでも離脱するんじゃない?と思っていましたが徐々に慣れてきました。
なんとなーく中学受験という仕組みを理解してからは、
ぐーんと親子共々精神的にラクになった気がします。
- 高校受験や大学受験とは偏差値の母集団が全く違う
- 中学受験する子供はしっかり勉強する集団なので偏差値が低く出る
- 小学生という未熟な時点での受験なので親のサポートは必須
- 入試問題が各校独特
など、枚挙にいとまはないのですが・・知ることって大切ですね。
他にも、
そう簡単には高い偏差値は取れないけれど基礎を固めていれば強いことや、
大量の宿題をさばくスケジューリングの必要性、
睡眠や子供らしい生活もするべき!
のように独自のルールもなんとなーく理解し始めました。
半年ほど中学受験塾に参戦して思うのです。
これは、
スポーツみたい
有効な練習を積んだ奴が勝利を手繰り寄せる!
時より圧倒的な能力がある人間が、先に参戦している人をごぼう抜きする!
緻密な戦略を組んだら有利になる!
なーんて部分がソックリ。
前にも紹介したかもしれませんが、私の実家はスポーツ一家です。
母、姉、妹はとある競技で国体、インターハイやインカレにも出ています。
そのため小学校の時から割とスポーツ自体が、他のお家よりも親しい間柄でした。
と言いますか、大人になって「あれ?他のお家ってそんなにスポーツしないのね」と気がついたくらい。それくらい息を吸うよう運動をしていたのです。
スポーツも『毎日欠かさずトレーニング!』という部分がありますが、正に中学受験の塾のカリキュラムはその通り。
- 計算問題
- 特殊算と図形が混ざったランダム問題
- 語句
- 漢字
が必ず宿題として出ます。
息子が通う大手塾では。
いわば、筋トレです。
そこにプラスアルファで国語・算数・社会・理科のそれぞれの課題が出されます。
この基礎トレーニングが息を吸うように出来る子どもとそうでない子どもがいると思うのです。
(我が子は今のところガッツリ後者、というか普通はみんなそうか)
基礎トレーニングでヒーヒーだと、
中学受験では苦しむと思われます
逆にスラスラできる子は楽勝モード。
誰でもキツイ地味な基礎トレーニング。
やってきた人が結局、勝負の時に強い。
世の常です。
でね、我が家の場合よ。
算数はブツブツ言いながらも毎日こなしますが、国語全般、語句と漢字も含めて苦手過ぎる。
下半身の走り込みはするけど、
上半身の筋トレはごめんなさい!みたいな感じ。
国語の勉強、露骨に嫌がります。
とはいえ宿題もあるので、何とか本人に折り合いをつけてもらい、ギリギリ辻褄を合わせています。
でもな~練習量も圧倒的に足りていません。
このままじゃダメだ。
7月に入ってからは朝10分ほど漢字の書き取りを塾の宿題以外にもスタートしました。
もちろん、すっごく嫌がっていますが、
毎日声掛けし数週間で習慣化されました(これも疲れた)。
塾通いがスタートしてから、算数、理科、社会は比較的、乗れていますが国語だけ置いてけぼり。
長男、国語のちょっとしたテストも今までぜーんぜん塾の平均点にも届かない。
国語、どの角度からみても最下層
えっ?これ50点満点ですか?というくらいの成績でした。
でもね、
基礎・基本・とにかく漢字と語句!
を繰り返していると・・
おっと!思いのほか長くなりなので次回に!
続きーのクリックが嬉しいです。ほんとに。