つづきものを書いている時に失礼。
うーーんと思うところがあって、ガス抜きをさせてください。
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「ここ間違っているので訂正してください。」
先日、とある部署の若手に指摘されました。
いきなり来て、不機嫌に告げられたのです。
新卒から働いて20年が経とうとしているベテラン社員の私。
明らかに君よりも年をとっている。一応、年長者だよ。
そして、あなたの依頼でこの文書を作成したんだけど。
あなたの代わりに書いたんだけどな・・
0から仕上げたことに少しでも労いもないんだろうな。
いやね、確かに間違っているかもしれない。私はバカだから。誤字脱字もあるに違いない。
でも、指摘内容、
どちらかと言うと本筋とは関係のない部分・・
まぁ、訂正したいのでしょう。
あなたのお眼鏡にかなう文章ではなかったのでしょう。
自分が合っていると主張しに来たのでしょう。
ちなみに、私とこの方は過去に何かわだかまりがあった訳ではない。と思っている。まぁ相手はモヤっているかもしれませんが、そんな関わってるわけでも無い。
何よりさ、
パイセンだぜ?
私。
まぁ立場はヒラ同然。
係長という名のこの年齢では恥ずかしくなってしまう役職しかございませんが(ええ。同期はもちろん課長職)。
一応、あなたよりは経験が長いハズ。
もしかして、
「下さい」
をつけたら全てが尊敬語になるとでも思っているのでしょうか。
素晴らしい。
ステキな勘違い。
でね、こんな感じのことが、
非常に多くなってきました。
もうね、日常茶飯事。
周囲の若手、20年前よりもある意味『強気』『無敵の人』になっている気がします。
昔の日本社会は明らかな縦社会がありました。
先輩は先輩。後輩は後輩。有り余るほどの年功序列文化。
それはそれで、陰湿ないじめや逃れられないしがらみがあったと思います。
まあこんなことを言っている時点で、わたしゃ感覚が化石なのかもしれません。
でもさ、でもよ、ここまでオブラートに包めなくなるかな~~って感じてしまうのです。
とにかく、彼ら彼女たちはそもそも『終身雇用』のシステムの中にいないんです。
どこかの転職サイトに登録している場合が多い。
ということで、
今の組織が嫌なら逃げ出せばよい
うん。そうだ。
その通りである。健全だ。
一方、モヤモヤもする。
前に別の後輩と話していると、
「自分は会社でどう思われても良いんです。」
みたいなことを言っていました。割と平然と。
(その割に、打たれ弱かったりする)
心の中でベテランはこう返します。
『うん。分かるよ。でも、どう思われても良いと【何を言っても良い】をはき違えてはいけませんぞ。』
と思ってしまうのです。
相手への気遣いやこれを言ったらこう思われるなどの想像力が欠落していると、
仕事だけでなく、
友人関係、
近所のとの関係、
家族との関係もとーってもしんどくなる。
しかも私のように、あなたと関わる人はきっと、
「あなたに注意なんてしない。」
うーん。ちょっと変わった人だな・・で終了。
人間、教えてあげるのも優しさのうち。
そんなことはしてあげない。
目上だけでなく、周囲の人に対してもう少し言い方を考えた方が良いよ・・なんて、敢えて教えてあげません。
私も自分のエネルギーを使いたくないですし、
どこかで恥をかいたらよろしいやん!
と思っています。
ということで、ざっ放牧。
メ~~ メ~~
子ヤギは去っていきました。
私じゃない誰かから、刺されるなり、ラム肉として調理されるなりして下さい。
えっ、ヤギってラム肉で合ってた?
新しい情報や処理能力、パソコン知識やあれもこれも賢いのかもしれない。
優秀なのかもしれない。
でもね、大しっぺ返しくるんじゃない?
と思わずにはいられないのです。
知らんけど。
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