2年前の私は、毎週出張の嵐でした。
新幹線で、西へ東への出張
関西で働いているのに、毎週、東京に行っていた記憶があります。
保育園のお迎えを考えると東京駅では、16時までに新幹線に乗っていたい。
時間を計算し、バタバタと学会や企業・研究室訪問を済ませていました。
コロナ禍の今考えると、幸せな行動範囲ですね・・
ちょっと前に、職場の後輩とLINEしていた際、関東のある取引先との会議が全てWebになったと聞きました。
その会社とは、もともとWeb会議が多かったのですが、この春からあちら様は皆さん自宅からの参加だそうです。
まぁ、そうだよね。
と思うと同時に、
出張、これから減るだろうな
とも思いました。
人の流動は自粛したいですし、
コロナ禍で経費削減も大いに謳われるでしょう。
技術系の学会もこぞって中止されていますしね。
って、学会こそ、Webで行われるんじゃないかな。
近年、中国での国際学会とか、ビビるほどIT化が進んでいました(タッチパネルでの説明だったり、そこかしこにIT化。日本はまだまだポスター発表など紙が多い印象。何なら出欠確認も紙とエンピツだったり)。
教育系IT化が最悪な日本ではなく、他国が世話役を務める学会なら、実現可能になるだろうな。
もちろん、規模や分野にもよると思いますが。
私自身も、今まで旅費が・・子供が小さいから・・参加できない!と思っていた海外の学会も手を出せるかもしれません。
Webで参加できるなら、途上国の研究者や、予算が難しい中小企業も人脈、新しい技術や考えを掴むチャンスになる。
他方、いろいろ言い訳できないので、英語や専門分野、もっと頑張らないと!と焦ります(汗)。
学会とは全く違う分野でも『移動しないでできる』変化が表れているようです。
NHKのニュースでオンラインオーディションが人気と聞きました
地方に住むアイドル志望の若者が、オーディションを受ける機会が増えているとか。
志願者はスマホで動画を送る。
テストする側は、リアルタイムでファンにどんな対応ができるか試してみたり、カメラ映えも確認できる。
なるほど!と目からウロコ。
一昔前は、『芸能人になるなら東京に!』とリアル”おら、東京さいくだ~”でしたが、オンラインですって。
奥さん。
一昔前では、考えられないことが起こりつつあります。
やはり、移動せず自宅や近隣でOKなことがますます増える気がします。
もちろん、分野によって差はあるでしょうし、オフィスは効率が上がるからこそ存在する。
全てがなくなるのは、現実的ではない。
でも、徐々に。
銀行の残高照会がATMに行かずともスマホで出来たり、
証券会社を介して取引していた株の売買が個人でもリアルタイムできたり、
ちょっとずつ、当たり前として、進化しています。
そんな中、
ぼんやり思うのですよ。
うーん。
リニアいる?
リニアモーターカーね。
あくまでも個人的意見ですし、国費ではもうやっていないみたいなので、JRさんの好きにしたら良いです。
それも承知で言っちゃうわ。敢えて。
リニア、今後の日本にいるかなぁ。
静岡では反対運動が起きていると聞きます。
南アルプスに長いトンネルを掘るため、湧き水がうんぬんなど・・詳しく知りたい方は、Google先生にお聞きくださいませ。
自然環境や政治的な動きを抜にしても、やっぱ、コロナ後の日本にいるのかなぁ~って思っちゃう。
繰り返しますが、Web会議やIT化が進んでくるとやっぱり、出張の需要が減ると思うんですよ。
3回行っていた東京⇔大阪間を1回に減らすとか。
確かに、リニアを使って、時間が短縮されるのは嬉しいです。
でもね、じゃあ出張を3倍にしようか!って企業は増えるかな。
何だかんだ言って、経費削減って凄く大事だし、交通費ってバカにならない。
資金が潤沢にある所ならまだしも、中小企業や個人事業主は手を出すかしら。新幹線もあるのに…と疑問です。
更に、上手くいって2027年に名古屋⇔東京でしたよね。
それからまた長い年月をかけて大阪まで開通。
その頃には、
WebやIT化はもっと進んでいる気がする
うん、進んでなきゃ困る。
ますます、『その場で完結』が加速している予感。
待て待て~
頭の片隅で技術系の血が騒ぐ。
リニアという世界に誇る技術を国内に還元させなくてどうするのよ!
まぁそうだ。
きっと技術者達は落胆するし、海外に流出するかもしれません。
そうなったら、JRさん、より積極的に海外に技術を売り込んで下さい(懇願)。
新幹線みたいに。
もうやってるかもしれませんが、もっと積極的に。
ホント余計なお世話ついでに、
リニアの構想って、いつからかって調べてみました。
1962年昭和37年だとさ
えっ…
50年前の夢ですか。
その当時は、
- ガンガンの高度成長期
- 人口増加で労働力豊か
- モーレツサラリーマン多数
・・おっおん。
全然、時代背景が違う。
当時だと、東京⇔大阪を1時間以内で移動できる需要って、あったと思う。
でもね、今の日本、人口が減っている。
超少子化。
国内のリニア利用者(ビジネスマン)の絶対数は当初試算していたよりも減るのでは。
じゃあ、インバウンド!と言いたい所ですが、コロナ禍の今では先行き不透明。
うーむ。
実際、50年前では考えもしなかった、在宅勤務やWEB会議を政府自体が推奨してる。
あのころ考えていた夢(よう知らんけど)は、全く違う未来が訪れることによって、根本からグラついている気がします。
でも、50年も掲げてきたことを変更させるって、
凄い勇気がいる。
今のJRの職員の方は、ほぼ全員リニア構想後の入社でしょうし、大きな野望として、確実に社内浸透しているでしょう。
一方で、時代に合った変換が出来るからこそ、企業が強くなったり、再評価を受けるのも事実。
富士フイルムみたいに。
ズブの素人のオバちゃんですら、ぼんやり『いるのかな?』って考えるんだから、上層部の人達も考えてるんだろうな。いや、中の人の方が、『ありき』な時もありますが…
外野の外野で恐縮ですが、
今後のリニア、JRの動向に注目したいと思います。
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