「日曜の10時に公園で集合だって!」
小1長男が意気揚々とスイミングから帰ってきました。
我が家は土曜の午前中にスイミングに通わせていまして、同じ時間帯に結構な人数の同級生がいるらしい。
その子達と遊ぶ約束をしたとのこと。
付き添ってくれた夫も「楽しそうに数人と約束してたよ」と報告してくれました。
今年は雪もチラつきましたね…
完全各家族で地元に知り合いもほぼいない。
緊急事態宣言が発令されてから、土日に実家に帰ったり、他府県の公園に赴いたりは全く出来なくなりました。
もっぱら学区内の公園で遊んでいます。
でも、遠出よりも同級生との方が楽しそうにしていたり。
今までは偶然会って遊んでいましたが、いよいよ遊ぶ約束までして本当に嬉しそう。
さて、小1長男は学童の集団登校で帰宅する時、上の階に住んでいる同級生の『こんちゃん』と帰ってきます。
こんちゃんは女の子。
おっとりしていて息子ともそこそこ仲良く、同じクラス。
マンションのオートロックを2人で開けて、エレベーターも2人で乗り、お家直前まで2人。
しかも、こんちゃんには小5のお兄ちゃんがお家で待っているため、何となく心強い。
そんな彼女に駐車場でバッタリ会いました。
「おお!こんちゃん、こんにちはー!」
こんちゃんはパパと縄跳びをしていたみたいで、こんにちはと挨拶。
で、私は何の気なしに誘ってみました。
「こんちゃん、明日、長男のクラスメイト数人で公園で遊ぶんだって。女の子も何人か来るよ。一緒にどう?」
行きたい!
目を輝かせる彼女。
こんちゃんパパに、「よかったら連れて行きます。出発前にピンポンします。」と告げました。
側にいた息子も、「こんちゃんも来るんやー!同じクラスの子めっちゃ来るやん!」と嬉しそう。
その後、息子達と公園に行き、たまたま来ていた同級生にも「明日遊ぼうよ」と息子が声をかけ、雪だるま式に日曜10時に集まる友達が増えていきました。
次の日。
朝からソワソワする長男と何故か一緒になりワクワクしている次男。
「自転車で行くんだー」
と楽しみを隠せません。
ちなみに、比較的身体の大きい次男は何とか小1の集団に紛れて遊んでいます。この辺りは逞しくて助かります。
10時前にこんちゃん家にピンポン。
夫だけでなく、私も三男をベビーカーで押しながらついて行くことにしました。
ただ、直前に夫に「お茶が必要だから用意して!」と言われ、私は出遅れてしまいました。
マンションの下に降りても誰もおらず、夫と子供達はいちもくさんに公園に向かったようです。
しゃーない。
追いかけるか。
ベビーカーを押して公園に行くと、すでに数人のクラスメイトが遊んでいました。
とはいえ、体系立てて遊んでいる訳でなく、ワラワラと自由に散らばる感じ。
まだ集団でどーのこーのに慣れていない小1。
息子達は公園に隣接する林の中に秘密基地を作り、数人でワイワイしています。
こんちゃんも広場で女の子とペチャクチャお喋り。
彼女と同じ保育園出身の女の子も来ているのためか凄く楽しそう。
結局、10人くらいのクラスメイトが集まっていました。
「ポニさんこんちにちはー」
私は私で他のお母さんに話しかけられ、基本ママ友がいないので本日こそどなたかとお近づきになれないかドキドキ。
みなさん、子供に連れ添ってきています。
三男が寝てくれたおかげで、私も社交の場でお喋り。
ご近所のお母さん達とお近づきになれました。
1時間ほど経ってからでしょうか。
三男がグズグズ起き出し、あらあらとあやし始めていると・・
林で遊んでいた男の子の1人が言いました。
「あれ?こんちゃんは?」
へ?
えっ?
あれ?
私は、グズる三男をベビーカーに乗せ、公園を駆けずり回りました。
いない。
こんちゃんがいない!
続きます。