『ワークライフバランス』って言葉、俺は嫌いなんだよね
先日、とある管理職がそうぼやいていました。
おっ、おん。
今、令和3年やで。
大丈夫か?
平成3年でもないで。昭和からも30年以上開くで。
正直、そう思ってしまいした。
ザッジャパンな企業で働いている方、いかがお過ごしでしょうか。
私の所属する企業、35歳以上の男性社員で、奥様がお仕事を辞めている方、非常に多いです。
給与、高給なんですねって?
いやいや。
ちゃうちゃう。
私、自分の給与だけではとても生計を立てる自信ないです。
皆どうしてるんやろ。
しっかりした奥様なのでしょうよ(知らんけど)。
専業主婦率が多い私の周りですが、子育てが落ち着いた時期に、パートには出ている・出るつもりだとは聞きます(そりゃそうですよね)。
そう、『夫がメインで働き、家のことは奥様任せ』という人が非常に多い。
急な残業、出張もコロナ前は楽勝で請け負えていたので、まぁ間違いないでしょう。
で、その人達と全く同じ時間的拘束は無理だけど、同等の成果を残さなくてはいけない40代ババアの私。
きっ、キツイ。
関西エリアということもあり、首都圏とは違い、どうしようもなくマンションや土地のお値段が高騰しているわけではない(近年の首都圏マンション平均購入価格は6800万円ですしね)。
場所やお家のスペックを選べば、片働きでも暮らせると思います。
この圧倒的に多い『奥様に家のことを任せているから、俺はモーレツでいけるぜ』体制、いつまで続くのだろう・・と想像してみました。
上の世代、ザッジャパンの年功序列のトップ層に君臨する60代オジサマは、アウトプットの研修を受けているためか『女性活用がドーノ』ぽいことを言えるようになっていますが、
女性は家を守る役目アリ
と内心思っているのがヒシヒシと分かります。
そして、男性は働いて家を守れと。
こんな考えの役員達が、少なくともあと10年は続いてしまうザッジャパンな会社に震えしかないです。
何度も何度も本ブログでお伝えしていますが、ザッジャパンな企業で、男性と同じように働くとメチャメチャしんどい。
その『しんどさ』が最近、ジワリジワリと身体にきています。
さて、この表を見ていただけないでしょうか。
共働き世帯の割合全国ランキング
日本経済新聞に以前掲載されていました。
このランキングは、総務省が5年に1度公表している「就業構造基本調査」から作ったものです。
共働き世帯の割合の全国ランキングが書かれています。
特記事項として、福井県をはじめとする北陸地方が高い。
世帯の貯蓄率も福井県や北陸は高いので、なるほどと納得もします。
意外なことに、大都市圏の共働き割合が低いです。
関西では大阪が全国46位、奈良県が全国最下位、兵庫県は44位、京都府は38位って、関西、低っ!!
関東でも東京都が全国33位、神奈川県が41位、千葉県が43位、埼玉県が40位・・・
マジ?そんなもんなの?
もちろん、人口が多いエリアなので、割合ではなく実際の数字は大都市圏、かーなーり多い。
でも、皆さんどうなの?
夫の給与だけでやっていけるの?
私は結構厳しいんだけど。
子供も1歳児含め、3人いますし、夫婦共に40代。
現役時代が30年以上残っているわけではない。
まだまだ自分も辞められないな・・と思うことにもプレッシャーを感じる。
1歳児の夜泣きやお世話に夜中2~3回は起きますし、家庭では基本、ワンオペ。
で、仕事はますますハードモード。
・・キツイ(白目)
夫も、働き世代で仕事面でガンガン負荷がかかっているのが分かります。
最近、お互い疲れているのもあり、
結構、フラストレーションがたまっています。
ちょっとした夫の行動にイライラが止まらない時も。
彼が私に思うところがあるのも分かる。
うーむ。
このままじゃダメだ。
幸せになるために共働きをしているのに、不幸や不健康まっしぐらな気がします。
お金にも漠然と不安になり、でも余裕がないからとにかく目の前の節約をちょっとしてみて、そこまで響かなくて、自分を苦しめる時も多々。
一度、2人で今後のことや資産の計算もし、将来のことを話し合ってみます。
もう、結構限界がきてるなぁ・・
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