国公立の中高一貫校に通う生徒さん達のスペックが、半端なくて焦った件について

小5長男が中学受験をしたいと言い出し、

ヒーヒー言いながら進めている中学受験の並走。

 

とはいえ、下の子達もいるので、

スケジュール管理と答え合わせをちょろっとくらいしか最近はしていません。

塾の自習室も積極的に利用してもらい、一時に比べると落ち着いてきました。

いやそれでも大変は変わりませんけど。

 

そして、ここ2か月ほど、

積極的に学校見学(オープンキャンパス)に行っています

 

私立だけでなく、国公立の中高一貫校にも赴いています。

 

でね、先日、とある関西でも有名な国公立の中高一貫校に行ってきたのです。

人気も、めちゃくちゃある学校。

偏差値的にはバキバキの私立ほどではない。らしい。

 

我が家は偏差値のすこぶる高い学校を受けるのではなく、

『そこそこ』を目指す予定です。

まぁそのそこそこが難しかったりするのですが・・

【過去記事】

中学受験のオープンキャンパスはどこに行く?最下層~ボリュゾの選択。バキバキの超上位校はこっちから願い下げじゃ!

 

でね、その人気中高一貫校のオープンキャンパスに行った際、

在学生の生徒さんが教室でいろんな企画をしてくれました。

 

その企画が終わった時に、

「受験のことでも、学校生活でも、何でもよいので、

個別に質問してくださいね。」

と言ってくれたので、どうしても聞きたかったこと。

どんな学校を併願しているのか聞いてみました。

 

受け答えしてくれたのは、利発そうなとーってもテキパキした女子学生さん。

オシャレな雰囲気もまとっています。

生徒会に入ってそ~~

 

中学校受験時に、ここだけ受けましたか?

他の併願校も受けましたか?

私達、勉強不足であまり分かっていないので教えて欲しいです。

 

「えーっと、併願校ですか?男子の場合は・・」

にこやかに、爽やかに答えてくれます。

 

どんな所受けてるのかな?

ドキドキ。

 

「私の周りにいる子は、

東大寺受けたって言ってました。」

 

東大寺学園。

泣く子も黙る、超進学校。

 

えっ、待って待って。

慌てる私。

 

そういう所じゃなくて、

もっとザッ!併願校みたいなのでお願いします。

 

「えーーっと、○○学園や○○中高一貫とかですかね。」

 

えっ、

嘘だろ。

関西ボリュゾがこぞって第一志望にする学校じゃん

いやいや。

それはちょっと滑り止めにするには、

偏差値高すぎますよ~

苦笑いする私と長男。

 

そのお姉さんも、

「そうなんですよ。みんな良い所受けて、結局この学校を選んでいるみたいです。

 

いやいや。

怖いよ。

もうちょっと、ボリュゾに夢を与えるような併願校でお願いしますよ。

 

「うーーん。他か・・」

ちなみに、お姉さんはどこを受けたんですか?

 

「私ですか?」

そうそう。

 

どこを滑り止めで受けたのかな?

 

「えーっと」

恥ずかしそうに言いよどむ彼女。

 

「私は洛南をノリで受けました」

嘘でしょーーー

らーくーなーんーー

(写真はホグワーツね)

 

男女共学のこの学校。

男子も超難関ですが、

関西の女子最高峰。

偏差値は70。だったんじゃないかな。知らんけど。

毎年、京都大学に80人以上合格しているお化け学校。ホグワーツなのかな?

ノリで受けるには、かなりノラないといけない。学力的に。

 

「そうなんです。洛南を受けました。」

 

こんなの聞いたら申し訳ないけど・・

受かったんですか?

 

「あっ、洛南受かりました」

 

ひっ、ひえーーーー

 

息子と私、顔を合わてビックリ。

 

なぜ、洛南ではなく、こちらに?

偏差値的には洛南の方が(失礼ながら)上だと思うのですが。

もちろん、ここもとーーても良い学校ですよ。

 

「ははは。第一志望だったんです。ここが。」

にっこり笑うお姉さん。

 

そーーですか。

 

息子とその場を去りながら、

「併願校、なんも参考にならんかったな・・」

と2人でぼやいていました。

 

ただ、息子は気が付いたことがあったみたいです。

 

「お母さん、僕、分かった。」

学校の玄関にて。

ごそごそと上靴と下靴を履き替えながら、呟きます。

 

なんだい?

ちょっとビックリが抜けない、放心状態の私。

 

笑いながら、長男が言います。

「学力があったら、行きたい学校に行けるって分かったわ。」

よく分かったわ。僕。

 

まぁ、

当たり前やねんけどね。

でも、確かに。気づかされたかもね。

受験の本質みたいなものを。

 

強いヤツは、選びたい放題なんだと。

 

国公立の中高一貫校の底力にビックリした初夏でした。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!