2013年に長男を出産し、当時、大激戦だった保活に成功し、入園という切符をゲットした我が家。
この時は、上手くいっている!と思っていたのです。
しかし、ジワジワ失敗したかも・・が漂いました。
なぜ失敗か?
とにかく、『雰囲気が良く、入園しやすい』園に入りたかった。
とくに後者はポイントでした。
そのため、
車で片道15分、歩いて60分以上
の園に飛び込みました。
私達は、2009年に結婚してから、3~4年の不妊治療に頑張り、一旦休もうか・・と思っている時にポッと妊娠しました。
奇跡!
と感動しましたし、子供は1人しか授かることは出来ないのでは・・と思い込んでいました。
しかし、
2021年。
3人の子宝に恵まれ、幸せな人生を送っております
チャンチャン♪
めでたし。めでたし。
【完】
ちゃいますよ。
そう、当初は1人かもな・・少しくらい頑張ってみるか!と何の気なしに入っためちゃめちゃ遠い園に、トータルで10年ほど通うことになりそうなのです。
ちなみに、家にほど近い、激戦の保育園には徒歩3~4分で着きます。
うん。
まぁ、それは置いておこう。
2014年に長男が入園してから、
三男が卒園するのは、
2026年3月。
(うわ!余裕で10年超える・・)
もちろん、転園も考えましたが、今の園は卒園生をとっても大切にしてくれます。
運動会や各種催しで、卒園生が楽しめるコーナーや企画がある。
ということで、上の子達の強い希望もあり、母は往復30分を朝と夕、10年以上頑張ろうと腹をくくりました(時々、ほつれますが)。
でね、2014年頃って、
結構遅くまで残っているお子さんが多かった
わが家はもちろん延長保育を利用し、急いで帰ってきても、最後の方にやっと迎えに来る『迎えお母さん』。
当時、所属企業は毎日ソフトに残業がありましたし、帰りやすい雰囲気でもない。
時短を取っている人も、あんまり良い顔されなかった。
いや、待って!そんなことないんじゃない?と思うかもしれません。
地方都市+日本企業 は、首都圏の人の文化からおそらく10~15年くらい遅れている気がします。
まだまだナチュラルに男尊女卑ですし、家事・育児は女性が請け負うのが当たり前文化が浸透しています。
だから働く場合は、子育てにやさしい制度はなく、
(あったとしても気持ちよく取れる環境ではなく)、
とにかく、結構、延長ギリギリまで保育園にお子さんを預けておられる方がいました。
当時、私は、
「数年後、もっと延長までお子さんを預けるお母さん増えるだろうな。」
と予想していました。
そう。
その数年後となった今。
どうなったか?
延長保育の利用者、かなり減りました
ええーーー!!
予想と全然違う。
うちの園だけかもしれませんが、極端に減った印象です。
わが家も以前よりも早くにお迎えに行ける日が増えました。
理由は以下があるかと考えます。
- 働き方改革のメスが入り、企業は残業容認文化を変更した
- コロナで在宅勤務を取り入れる企業が増えた
- 時短文化が徐々に浸透した
- 多様性、いろんな働き方を働く人達自身もリスペクトし、受け入れ始めた
コロナで、印象が完全にかき消されましたが、2018年に始まった『働き方改革』で労働時間が短くなった方も多いのではないでしょうか。
私の所属する企業も終業後にすぐに帰らないと残業代がついてしまうという制度に変更しました。
『残業する人』=『タイムマネージメントが出来ない人』という新しい考えも浸透しつつあります。
時短取得者が増えたことや、在宅勤務ももちろん大きなポイントとなっています。
さらに、さらに、
いろんな働き方を働く人自身が容認し、
理解し合い始めた気もします。
まだまだ、足りないかもしれませんが、数年前よりも急速に進んだ気がします。
とはいえ、
乳幼児の泣き声が小さくなることはなく、
水筒は人数分用意が必要ですし、
小学校の用意が朝、出発直前までできていないこともある。
数年前と変わらず、やっぱり『大変ごと』は沢山ある。
でもね、
何となく全体的に『カイゼン』が進んでいる気がするのです。
本当にまだまだ×100 の部分もた~くさんありますが。
薄い、細い、消えそうな光が、
暗闇の中に差し込んでいるような気がしている今日この頃です。
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