あくせくする共働きは古い?イマドキの『共働き・共育て家族マーケティング』

先日、同じ企業の総合職の女性数人を話す機会がありました。

 

お恥ずかしいことに、私が所属する企業は、

総合職女性がすこぶる少ない

花

全体の数%しかいないらしい。

一般職といわれる職種の女性が多いため、

全体でみると『やや女性が多い』会社ですが、管理職になる女性もすごーーく少ない。

 

んで、入社して1~10年以内くらいの総合職の人とお話する機会があったので、

面白そー!

と思い、参加してみました。

 

もうね、最近の20~30代前半って、

賢いね。

感覚も30代後半以上とは全く違います。

 

まず『男性が育休を取らないなんて、ダサいと心の底から思っている』人が多い。

 

40代半ばの私の時代は、

女性が育児休暇を取るのもヒーヒー(地方都市、古い体制というのもあるかもしれません)。

職場も『妊娠ウェルカム!』ではなかったですし、タイミング考えたら?的な今考えると完全に『マタハラ』に値する言動や妨害のようなことも横行していました。

 

そんな『理解が薄い時期』に、

大量に優秀な女性がドロップアウトしました

私はたまたま残ったクチですが、

本当に優秀な人から辞めていったと言っても過言ではない。

運よく夫が転勤にならなかった、

自分の転勤がなかった、

辞めるタイミングを損ねた、

なんとなく残った・・

まぁ全て自分に当てはまるのですが(ちなみに私も転勤がありましたが同じ関西圏でした)、新卒で入った企業に残ることは割と大変なことでした。

 

肩ひじ張らないと会社に残れなかった時代。

 

そんな古ーーい企業で総合職で女性となると、ヤンバルクイナや西表ヤマネコ並みの希少生物です。

 

ほいで、総合職+共働きをしている人は、実家の支援を受けている人も一定数いると思いますが、やっぱり嫁側の負担がデフォルトで多め。

私も多分に漏れず。

でもね、今の人達は違うよ~~

もう、マインドから違うの。

『夫は育児参加して当然』

『働き続けるけど、無理なんてしない』

『投資とか資産運用とかちゃんとしている』

『違うな~と思えば転職すれば良し。会社軸より自分軸』

素晴らしくエライのよ。

 

昭和の文化をドロドロ引きずり、何だか嫌な思いをしまくって、いざ転職!の機会に夫が転職してしまい、足踏みしているうちに年だけ取っちゃった、私とはエライ違うやないかーい!

と感心しかありませんでした。

はい。

 

でね、このお話は前置き(前置き長っ!)

 

チラッと飛び込んできたネット記事なんだけど、

進化するイマドキ家族のニーズをつかむ 共働き・共育て家族マーケティング

という本が発売されたんですって。

この本、目次もちゃーんといろいろなメディアで出してるので、

がっつり目次を引用させてもらいます。

■目次

第1章:変化する世帯スタイルとイマドキファミリーの価値観

  • 時代とともに変化した「女性が働くこと」への意識
  • イマドキファミリーの生活サイクル
  • 若い世代に広がる「家計の管理は二人で」という意識
  • 買い物は「時短&効率化」
  • 物理的より「精神的に」時間がない?
  • 共働きパパたちは「家事・育児」への関与が高い

第2章:イマドキファミリーの「食」事情

  • 料理は好きだが「夕食づくりは負担」と感じるママたち
  • 「朝ごはんはとにかく手軽に」が共働きママの傾向
  • スムーズな日常のために朝食のメニューは「考えない」

第3章:思考をアウトソーシングする「考えない戦略」に商機

  • 「考えない」は商品開発やコンセプト訴求の肝
  • イマドキママの64%が「悩みごとも夫にシェアする」
  • コラム:共働きママのインサイトをもとに誕生した「万能液状みそ調味料」

第4章:「イベント」「おでかけ」「習い事」に見る、子ども消費の糸口

• 母親たちの「イベント好き」には理由があった
• 休日のおでかけは「子のため」だけにあらず
• 多少無理してでも「教育にはお金をかけたい」

他にも、以下の項目があります。

第5章:イマドキママのインターネット活用術

第6章:イマドキ「共働き・共育て夫婦」の現在地

第7章:未来の家族はこんな提案を待っている

もう、目次だけでも、は~~!違うわ。

何だか肩の力が抜けていて、夫と協力しあっていて素晴らしい!

って思っちゃいました。

【Amazon】

進化するイマドキ家族のニーズをつかむ 共働き・共育て家族マーケティング 

 

そしてこうも思ったんです。

それよ!そうなのよ!共働きは進化しているのよ

って。

 

具体的な進化は、

『妻側だけが行っていたことを夫側も積極的にしている』

って感じでかね。

もちろん、前から夫が協力的なご家庭はあったと思いますが、それが多数派になりつつあるようです。

 

先日の会社の交流会でも、

「女性だけがあれこれ負担を強いられるのはダサい家庭」

って思っているのは、とーっても良い流れ!

ほんで、そのダサい家庭の代表格、私は、

彼女たちに家事や今のマインドを教えられることはあっても、教えることってない気がしました。

 

一方で50代~40代くらいの人達、ホントわり食う・・

制度もマインドも整っておらず、

新卒時は就職氷河期世代ですし・・

その後も仕事を辞めたら、非正規が待っている・・

 

若い人達の良い流れはこのまま流して、

やっぱり割り食う世代を救済する制度や仕組みを早急に作らないとマズイのでないかい?とも思ってしまいました。

リスキリングや積極的正社員当用など、積極的にしていただきたい。

このままでは『年代別に貧困や幸福度低い』ということになる気がするのですが・・

 

とにかく!

変わりつつある『共働き』の形に、大いに学んでいきたいと思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!