私はザッジャパンのとある企業の技術系として働いています。
技術系にいるとトップの方針によって、グイーーンと研究課題が変わることがあります。
特に、トップが利益に走ると、
1番にされることの一つは、
既存アイテムの整理
です。
沢山のバラエティ豊かな製品を作るのではなく、
- この車種は色は3色だけ
- 味は5種類だけ
- 柄は4種類だけ
などと今までいーーっぱいあった種類を厳選して『数種類』に絞るのです。
そうすると、
何が起こるか?
工場部門は作業工程が少なくなります。
限られた種類のものを作ればよい。
包装の種類もあれこれ用意しなくて済みます。
材料もあれこれ調達しなくて済みます。
工程が少なくなるとミスも減り、不良品の数も減る可能性が高くなります。
沢山のバラエティに富んだ種類のものを少量ずつ作るよりも、限定された数種類のものを大量に作った方が効率は断然良くなります。
技術現場では、
資材コストが下がり、
作業工程も少なくなり、
上手く行けば人件費も下がります。
経営者にとっては良いことずくめです。
しかし、その煽りを受けるのは誰か?
そう。
顧客だったりします。
ええ。
廃盤になった。気に入っていたのに・・
と残念に思われることもありますし、顧客離れの一つにもなってしまうかもしれません。
ただ、個人的に思うに、
日本企業の多くは、この『厳選』がとっても下手です。
で、
やっぱり海外企業はすこぶる上手です。
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先日、家電量販店に行ってきました。
お目当ては『掃除機』。
我が家はルンバを日常使いしているので、ルンバと同じような最低限の網羅的と言いますか、ソフトな吸引力の掃除機は要りません。
欲しいのは、
圧倒的に吸引力が強い掃除機
で、買い物前にちゃーんと、録画しておいた『アメトーークの家電芸人』を見て、それなりに勉強したつもりになっていました。
あまりブログでは紹介したことはなかったのですが、我が家はダイソンを使っています。
吸引力は良き。
掃除機自体が重たいのと充電が微妙な点ががちょっと・・ですが、ルンバとのすみ分けも出来ていて、我ら夫婦の中では評価は上々です。
このダイソンが、寿命になってしまいました。
今まで何回か充電器だけ替えたこともありましたが、いよいよ、スイッチが付かなくなった。
ということで買い替えです。
次は何にしよ。
やっぱりダイソンかな?
でもな~、
国内メーカーを応援したい!
自らも国内企業の技術系にドップリ漬かっているため、日本の技術を応援したいな~
そんなことを考えながら家電量販店にて、
国内メーカーの掃除機をいろいろ試してみました。
スタイリッシュな掃除機も沢山売っています。
我が家はコードレスタイプが欲しいため、有線はハナから見ていません。
約50平米マンションに住んでいるのもあり、掃除機を収納する場所がないのです。
本当はしたくないですが、ダイソンも『見える収納』として収納しています。
我が家のリビングです。冷蔵庫の隣に置いているのがダイソンでございます。
でね、
ダイソンの代替になる日本企業の掃除機を物色します。
見た目はすごーーくキュートになっています。
この10年で掃除機の『ルッキズム』は異常に向上したのではないでしょうか。
どれもこれも、リビングに置いても様になる。
ええ。
結論から言って良いですか?
なんだろ。
国内メーカーの掃除機って、
ハンディタイプの掃除機かよ
というくらい吸えない。
いやね、きっとフローリングの方なら十分なんです。
我が家はフローリングの上にコルクマット+絨毯を敷き詰めています。
そのため、サラッと吸引はルンバにお任せして、
ブインブイン吸いたい時にはダイソン先生が登場していました。
日本企業のコードレスはダイソンが1回で吸えるゴミを1/3くらい吸い残すのです。
目に見えて、オイコラ。
ちゃんと吸いなさいよ!
ってなる。
日本企業A社もB社もC社も、何ならD社も、みんな申し合わせたかのように吸引力がイマイチ過ぎる。
その代わり、軽い。
これは大したもんだ。
2階建てや3階建てに住んでいるなら、断然これを選ぶ。
吸引力とかどーでもいい。軽いの嬉しい!
しかーーし、我が家のような狭いお家では、あっちこっちに掃除機を持っていきません。
さらに、長時間掃除機はかけません。
軽さは二の次三の次。
とにかく吸引力が欲しいのよ。
ということで、ダイソン売り場に行くと・・
ビックリ!
ダイソンの製品が、5機種に絞られていました。
あれ~?前はもっとあったよね?
長くなりそうなので、続きます!
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