続々編:2月の敗者の敗者復活戦!『牛乳瓶の底のようなメガネ少年』の末路

前回からの続き。

 

【前回までのおさらい】

家庭教師をしてくれることになったS先輩。

小6の時に関西でも有名な私立中学校を受けたとのこと。

しかーし、見事に落ちてしまいました。

うん。2月の敗者ですかね。

公立中学に進学します。

で、

『わしゃ~、金輪際、私立の学校のお世話にはならない』

と豪語していた先輩、果たして、私立なしの道にいくのか?現在はどうなっているのか?

 

見た目も陰キャでガリ勉風。身体も細く小柄な先輩なので、親御さんが気にして中学受験をおススメしたよう。

それもそのはず。

私の学年もそこそこ学区の公立中学校は荒れていましたが、

2歳上の姉の学年はもっと荒れていました

時代も90年代前半になればなるほど、

何なら80年代の方が、当時の日本は中高生の非行や荒れは問題になっていました。

他の中学とケンカで乗り込む、とか決闘みたいなことも・・知らんけど。

 

親御さんが、自分の子の特性を鑑みて、私立受験することは分からなくもないです。

先輩は一人っ子でした。

 

ご本人も私立中学に行くことはまぁ、いいかな~くらいだったよう。

受けた中学は、大学までエスカレーターで行ける所でした。

 

だがしかし、

小5と小6という子供らしい遊びができる貴重な時間を勉強に費やしてしまったのに、

見事に、

落ちたと!!

かーー!やってられるかーー!!

と内心、劇ギレしたそうです。

 

ちょっと脱線しますが、30年前の中受は小5くらいからの準備が主流でした(私の周りも小5からみんな遊んでくれなくなったもんな~)。

今の子の方が、準備期間も長く大変だと思います。

 

で、地元の公立にいくと、案の定、

荒れに荒れていた。

 

一方で生徒会は、リア充の先輩たちがキラッキラしている。

たまにヤンキーなんかも生徒会に入っている。

 

先輩の学年は、ガキ大将みたいな身体の大きい、自分が人気者だと思い込んでいる奴が生徒会長に立候補するとのこと。

先生も生徒たちも全員、ガキ大将の中学生バージョンが受かると思っていたようです。

 

そこに、陰キャの牛乳瓶の底のメガネが手を上げました。

 

「わし、生徒会長に立候補をする。」

 

えっ・・

中学自体がザワついた

 

この学区、先生達も当時、市内で有数のこわ~い先生しかいなかったんです。

体育の先生、多い多い。

見た目にも分かりやすーいコワモテの(教え方がヘタクソな生活指導に特化した)先生が配置されていました。

竹刀を持っていたり、生徒を殴るための棒を持っている先生が多数。

今考えると、完全にコンプラ違反です。

でも当時はた~くさん、いたんです。

 

牛乳瓶の底メガネの生徒なんて、知らない先生も多かったのではないでしょうか。

でもS先輩は、1人立ち向かいました。

 

ガキ大将 vs 陰キャの厚底メガネ

 

選挙の時も先輩陣営は閑散としていたようです。

そりゃそうだ。みんなガキ大将が受かると思っていたから。

 

ところが・・

選挙をしてみると、

なんとなんと、

牛乳瓶の底メガネ、生徒会長当選~!

 

やりました。

見事に生徒会長になったのです。

やったね!

 

生徒会で何をしたかはよく分かりませんが、うちの姉も

「中学の想い出と言えば生徒会かな?」

というくらい、楽しかったみたいなので、

S先輩はも~も~それはそれは!楽しかった!!

のだったと思います。

 

んで、先輩は地元のそこそこの高校に進学しました。

たぶん、トップ校にも、超有名私立にも、

なんなら中学で落ちた私立にも受かる成績だったようですが、

家から自転車で通える学校を選びました

 

続きます!

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!