スイスとフランスの旅の最終回。
マンションの頭金に手を付けてでも行きたかった海外旅行。
いよいよ、おしまいです。
- ①高額な飛行機代を払いスイス・フランスに家族で行くと腹を決める の巻き
- ②そこに魔物がいた…庶民が高額航空チケットを購入するということ の巻
- ③片道21時間のフライト(乗り換え有)に3人の子供が耐えられるか?対策を練るの巻
- ④スイス『ジュネーブ空港』。フランス側とスイス側の出口あり。とにかく迷う日本人家族!
- ⑤日本の平均年収は約400万円。スイスの平均年収は約1200万円って知ってた?うわぉ!
- ⑥夏休みにフランス・スイスに行っても、中学受験の学びは止めない?いや、親的には止めてもいいんだけど・・
- ⑦フランス『美食の街リヨン』に酔いしれる。大阪のような『食い倒れの街』。素敵すぎる・・
- ⑧美食の街『フランス リヨン』。ポールボキューズ市場のおいしさに酔いしれるのです!
- ⑨スイスのローザンヌへ。憧れのオリンピックミュージアムに感激する!
- ⑩海外に行ったからこそ気がついた『自分の呪縛』と『海外で受けるカウンターパンチ!』
前回、スイス・フランスの駐車場事情についてお伝えしました。
個人的には結構びっくりしました。
もうひとつ、今回の旅で面食らったことは、
歩きタバコが多いこと!
これは想定外でした。
私は昨年、出張でヨーロッパの何か国かに行きましたが、
大人だけの出張だったので全く気がつかなかったのです。
フランス・スイスは歩きタバコが多い!
子どもがいたら、歩きタバコは急に凶器になります。
すれ違い様に頬っぺた辺りに火傷をするかもしれません。
我が家は小5、小3、4歳の子ども達がいます。
今まで行ったアジア、特にシンガポールでは歩きタバコは全面罰金。
日本でも、歩きタバコをしている人はほとんど見かけません。
前にテレビでマツコ・デラックスが、
「これだけモラルが向上した日本で、歩きタバコしているなんて、そうとうヤバい奴だよね。」
などと有吉と話していました。
うん。
そうなのさ。
日本って、いつの間にか本当にモラルもクリーンになってる。
私が子どもだった30~40年くらい前は、ありとあらゆる所で大人達はタバコをスパスパ吸っていました。
新幹線でも、ちょっとしたレストランでも、今では考えられない公共の場所でも、咥えタバコだったり、バカスカ吸っている大人が多数いました。
2024年、そんな人はいない。
マツコが言うように、いたらちょっとヤバい人。
要するに、日本の子ども達は、
歩きタバコや咥えタバコに慣れていないのです
フランスやスイスの街を歩いている時、
歩きタバコを想定した歩き方ができないのです。
すれ違う大人がまさか、タバコを吸っていると思っていない。
よって、気がつかずに、かなり接近してしまう。
これは危険です。
小学生の上の子達はすぐに『歩きタバコ文化じゃん!』と気がついてくれましたが、4歳児はそういう訳には行きません。
何も考えずに、ギリギリですれ違うことが多い。
このような子供への危険察知能力、うちの夫は気がつくのが遅い。いや夫だけではない。もしかして母親以外の人は気がつかないかもしれません。
私も1人で出張に来た時は気がつかなかったもん。
海外で、
- 道を間違っていないか
- 子供たちが近くにいるか
- お金が足りるか
等に注意を払っていて歩きタバコには気が付かない。みたいな。
特に夫は背が高く、社会的弱者になる機会が日本でも少ないのだと思うのです。
子供や女性が道端で危険だと感じることに、彼の背丈では気がつきにくい。
そのため、
本当にヒヤリ!えっ!今の見てた?と思うことが何度かありました。
今回、レンタカーだったため街を歩く頻度よりも車に乗っている時間が圧倒的に長かったため、
そこまで気を遣うこともなく助かりましたが、
街ブラがメインだったら私はもっと疲弊していたと思います。
一方で、レンタカー。
最新のレンタカーを用意してもらっていました。
お金はかかりますが、不具合が出ても困るのでえいや!と新車同等の車を借りました。
海外でレンタカーを借りる時には、
デフォルトで手厚い保険に入ることになるのですが、
現地でオプションの保険(結構高いやつ)にも入りました。
パンクや事故をしても全て保証してもらえる内容です。
100%安心ではないですが、不安はなるべく取り除くようにしました。
心配していた以上に、
ドライブは至って順調
フランスでは、高速道路の休憩所で何度か休憩しました。
パリ五輪とパラリンピックの間に旅行したので、そこいらにオリンピックのパンフレットがあったのは興味深かったです。
オリンピックの表紙、柔道がメインのものが多かった・・
柔道が人気なのがよく分かりました。
競技人口が余裕で日本を越えているのもそうだろうな~と思うくらい。
他にも、日本の漫画も高速道路の売店にも売っていました。
何でここに?もっと置くものあるでしょ。
ツッコミどころは満載ですが、
フランス語でドラゴンボールや最新のマンガも売っていました。
売店には、ピカチュウグッズがありました。
誰がここで買うねん!と思われるようなタオルやリュック。
驚くことに、結構売れていました。
そこいらに、日本のキャラクターやマンガがあったことは誇らしかったです。
さて、話を戻して、ドライブについて。
それは、突然起きました。
最終日から3日前のこと。
高速道路に乗っている時に、
Faites attention à la pression des pneus
という文言がチラチラとカーナビの画面に出てきました。
なんだ、これ。
夫と気になり、グーグル翻訳で日本語にしてみたところ・・
『タイヤの空気圧注意』
嫌な予感。
実は、初めてフランスで車を駐車した際、
狭い空間に縦列駐車をしたため、タイヤをグリグリと歩道側の縁石にこすり付けてしまいました。
本当はそこには停めたくなかったのですが、
民泊で泊まったアパートのガレージが接触不良でゲートが開かず(さすが海外!)、
急遽アパート前の道に停めることになりました。
例によって路駐OKエリアですが、すぐ隣の車線はビュンビュン車が通ります。
縁石にそってギリギリのラインに駐車しなければ、後続車に追突される恐れがあったため、何度も切り返してすみっこに駐車しました。
その時、嫌な擦り方をした自覚はありました。
警告が車に出始めた時、あっ、やっぱりタイヤにダメージがあったかも!
と思っていました。
と言っても素人目には分かりません。
タイヤはピンピンしています。
まぁ、何とかなるだろう。
しかし、車を運転していると、数時間に1回くらいの警告文が出始めました。
まずい。
パンクするかもしれない
見た感じは全然大丈夫ですが、何が起きるかは分かりません。
恐る恐る運転し、
最終日の2日目まではOK。
ジュネーブに戻り、空港近くのホテルに泊まりまった時にも問題なし。
レンタカーの返却場所までは約3キロ。
最終日の朝。
乗り込む前にタイヤを確認しても、大丈夫!よし!いける!
朝早い時間の飛行機だったので、さらっとレンタカー置き場にレンタカーを停車しました。
ふーー。大丈夫だった。
でタイヤを確認すると・・
ん?
んんん?
タイヤが明らかに空気が減っているー!
たぶん、パンクしてるーー!!
あっ、危なかったーー。
ということで、レンタカーを返す時にその旨をスタッフに話そうとしましが、
早い時間だとポストにカギを返すだけでレンタル終了。
(そして借りた時にもポストに返すだけでいいからね~スタッフいないからと言われていた。)
いいの?
いいのか?
スタッフ誰もいないけど、
ごめんやけど、
ワシら、日本に帰るで?!
とビビりながら返却しましたが、
問題なかったらしい。
よかった~~~(いろいろよかった~~)
手厚い保険にも入っていたのもあり、追加料金を請求されることはありませんでした。
分かりやすくパンクしていたため、次の人がレンタルする前でよかった(←これホント)。
まぁ、警告メッセージが出ていたのでレンタカー会社の人が見たら一目で異変に気が付くと思いますが。
ということで、最後ハラハラしましたが、
無事に日本に帰ってきました。
いや~~それにしても、
楽しい旅行だった。
夢のようだった。
1か月以上経った今でも夢にみます。
これにて、スイス・フランスの旅終了!
とーってもお金を使ったので、しばらくは大人しく、貯金するとします。
でも・・また行きたいなぁ。
やっぱり働いて、お金を貯めるとするか。
次の旅行のためにも、猛烈に働くとします。はい。
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