ある日の公開模試の結果を見て、
もうどうしようか・・と頭をかかえる私。
小6の4月だよ。
国語の偏差値、低い!!!
先日、笑えないポイントを取ってきました。
これはいかん!
と思い、塾の先生に電話をして、
国語のアドバイスをしてもらうことにしました。
「とにかく、語句と漢字を極めたら夏くらいからぐーーっと上がります。今はそれをやり込みましょう。」
とのお話を頂きました。
他にもいろいろ聞きましたが、イマイチそうか!という膝を打つものはない。
申し訳ないですが、それは半年前にも頂いたお言葉。
語句と漢字のやり方もとにかく書いて書いて!と指導して下さる塾のおじいちゃん先生。
うーん。
きっと合う子はいると思います。
グンと成績が伸びる生徒さんも大勢いたのでしょう。
しかし、うちの長男はどうやら、
語句と漢字を極めるだけではダメそう
なぜなら、下の学年の中学受験用国語問題でも、
結構な苦戦をしているのです。
そうなんです!
語句も漢字も完全に分かるハズの文章でも、
国語の問題で問われていることがイマイチ回答できていない。
学校の国語はそれなりにできます。
でも、受験国語はズコーー!っとこけます。
しまいには、塾の校長先生(算数専門)に、
「長男クンは、算数と理科がよくできる。社会もイイ感じです。この3教科をもっと極めて国語はほどほどでいいですよ。」
とのこと。
しかーし、長男が受けようとしている学校の一つは関西特有の【算数】と【国語】だけの二教科の学校なのです。
そうなってくると、算数で100点とっても、国語で低いなりにもある程度はゲットしなくてはならない。
というか、もうのりしろがほとんどない算数はほどほどにして、
国語に全振りしてもよいと親としては思っています。
いや、国語に力を入れた方がよい
私は中学受験をしていません。
だからこそ、この1年と数か月、
中学受験にドップリ伴走していて思うこと。
正直、将来、
最も使えるのは、
国語力じゃない?
語彙や漢字を含め。
次が社会の歴史・地理・公民かな。
えーー。
ぽにさん、理系の職種じゃないからそういうんじゃない?
いや。ごめんなさい。
私、20年以上、大学院も併せてずーーっと技術・研究系にドップリ浸かっています。
ガッツリ理系職種。
プログラミング(言語はR・Python)も不自由ないくらいは使いこなせますし(たぶん)、専門+プログラム関係で特許も出願しています。
おこがましいかもしれませんが、理系を学んでいる学生の『考えている未来像』の職種のひとつにいるのかもしれません。
それなら、算数と理科が必要なのでは?
うん。
それは受験としては必要です。
間違いない。
意中の企業で研究をするためには、その前に大学・大学院に入り・・という逆算を考えた時に、理系科目の学問は必須。
しかし、その後、
研究職になってからは、求められることはちょっと違います
国語力を侮っていると、とてつもなく苦労します。
例を挙げましょう。
例えば、特許を出願する時。
もちろん会社お抱えの弁理士と相談しながら進めますが、説明するのにも『国語力』がめちゃくちゃ必要です。
本特許の要点はこの物質を混ぜることであって、
具体的にはこれこれで、
他の物質と比較するとどれくらい優れていて、
新規性と進歩性がある。
そのため『本特許が成立する』。
みたいな文章を正確に伝えておかないと、弁理士の方も壮大に混乱した文章を作成してきます。
1つ書き上げるまでに、とーっても時間がかかりますし、会社としても経費をかけてしまいます。
その他にも、私が知る限り『信用できる研究員』は、必ず報告書をこまめに提出します。
自分のした研究を同じ轍を踏まぬよう後世に伝えたり、
頭を整理するために、もしくはチームの方向性を確認するためにも、
きちんと報告書にします。
この報告書化を避けたがる人は、結構います。
理系職種のあるあるです。
つづきます。
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