無痛分娩がしたい
3人目の出産で、希望する人は少ないと医師の方々から言われました。
助産師さんからも同じことを。
1人目の出産は41週になっても陣痛が来ずに、
経口と点滴の促進剤で2日に渡って出産。
2人目は、夜中に陣痛がきてから5時間以内の比較的早い出産。
一見、ごく普通のお産を経験した私。
もっと苦労されている方は多いと思います(頭が下がります・・)。
さて、なぜ無痛を希望したか。
単純に、
痛みが恐怖だったのです
2人産んでるからこそ分かる、あの激痛。
いや、激痛どころじゃない。
3人目妊娠が分かり、喜びに浸っていても、ふとよぎる痛み。
もしも、少しでも和らげることができるならば、是非とも希望したい。
ここからは、無痛分娩の実体験と共にお届けします。
無痛分娩レポート
- 無痛分娩とは
- 無痛分娩のリスク
- 病院選び
- 無痛分娩の現実
- さぁ、陣痛がきたぞ
- 無痛分娩やりますか?やめますか?
- 間に合うのか無痛よ
- 麻酔科医登場
- 効くのか否か
- 子宮口10㎝
- 産まれました
- 普通分娩と比べて
- 産後の体力やあれこれ
長っ!!
大丈夫です。
途中で、続編にさせてもらいます。
無痛分娩とは
専門家でものない私が、無痛分娩を語るのは恐れ多いため、
是非とも「無痛分娩」で検索して調べて頂きたいです(←手抜きではないですよ〜)。
無痛分娩とは、麻酔を用いて痛みを緩和しながら分娩(経膣分娩)を行うことである。麻酔は一般的に硬膜外麻酔。
ウキペディアより
うんうん。
一応、紹介しておきます。
無痛分娩のリスク
こちらも専門家ではないので、どうぞ医師監修サイトを見て頂きたいです(丸投げ!)。
まぁ、素人ながら、一通り情報を集めました。
出産する産院での説明会や麻酔科医との個別面談でも疑問点を質問。
個人的に受けた、印象としては、
- ①出産時にいきむ力が弱くなる
- ②お産の時間が長くなる
- ③上記2つゆえに、赤ちゃんに負担がかかる場合も
- ④吐き気、低血圧、その他副作用もなることも
- ⑤硬膜外麻酔の管がくも膜下腔に入り、脊髄くも膜下麻酔や局所麻酔薬中毒になる場合もある
③と⑤の件に関しては、凄く気になっていた点です。
麻酔科医との個別面談の際に、
掘り下げて伺いました。
③(赤ちゃんの負担)は後ほど説明します。
さて、⑤のちょっと難しい用語。
何だか危険な香りがプンプンします。
麻痺って…
無痛分娩は、全身麻酔ではない。
子宮の周りの痛みを緩和する麻酔。
そのため、ターゲット以外に効くとマズいよう。
足や上半身に麻酔が効いてしまっていないか、
舌の痺れや頭痛などが起こっていないか、
経過を観察しながら、麻酔の量やペースを調整していけば、
事故はまず起こらないとのことでした(麻酔科医談)。
大切なのは、
麻酔科医がお産時に常に付いててくれるか否かのようです。
医療機関で働いている叔母が、心配して無痛分娩時の事故に関する新聞記事を送ってくれました。
欧米では、医師が、『自然分娩をみたことないケース』すらあるんですね(驚き!)。
こちらにも産科医が、麻酔も担当した場合にリスクが高いとの内容が。
病院選び
リスクを踏まえ、家からも会社からも車で20分以内に駆けつけられる産院にしました。
麻酔科医が24時間対応だったため、心は決まりました。
しかーし、2人目のお産が陣痛から出産まで5時間以内。
病院に来てから3時間で生まれており、
「ぽにさんは、無痛、間に合わないかもしれません」
と、産科医、麻酔科医、助産師、皆さんに口をそろえて言われました。
「その時は、諦めてくださいね。」
はーい。
麻酔は、処置後、効くまでに15分ほどタイムラグがあるらしい。
無理な時は、仕方がない。
赤ちゃんの安全が最優先です。
母が、元気に産むことも。
無痛分娩の現実
無痛したいです!と手をあげてから、
実際に出産するまで、説明会や面談を重ねると、
当初の印象と違うことも分かってきました。
病院によって違うと思うかもしれませんが、
「初めから最後までずっと無痛は無理ですよ。」
と説明されました。
ん?
そーなの?
無痛分娩は、最初から最後まで『痛くない』と思い込んでいました。
医師によりますと、
陣痛と共に、子宮口が開いて、
お産の準備に入る。
ある程度のお産の勢いがついてきたくらいで、
麻酔を投与します。とのこと。
勢いがないと、
そこでお産がストップし、
陣痛待ちになるようです。
最悪、帰宅してもらう場合も。
お産の勢い = 結構な痛み
要するに、陣痛を何度か経験し、
もうここから感覚が無くなっても勢いが止まらんだろう!という所で麻酔を投与するのです。
思ってたんと違う(汗)
計画分娩の場合もバルーンや促進剤を入れ、
ある程度の勢いをつけるとのこと(これまた激痛らしい)。
ただ、先ほど説明した(③です)、無痛分娩による赤ちゃんの負担に、
この『お産の勢い』が関わるようです。
勢いが付いている時は、痛みの感覚が無くなっても、そのままスルッと出産へ向かってくれる。
苦しい所で停滞せず、赤ちゃんの負担も減る。
なるほど。
だから、多少の痛み、お産の勢いは必要なのね。
よっしゃ。分かりました。
多少の痛み!構いません!!!
経産婦だからそこ思うのです。
あの後半の痛みを無くしてくれるなら、それでいいのよ。
では、次回、お家で陣痛がきて~分娩までのレポートをしますね。
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