はぁ~~~……と、自分の溜息で吹っ飛びそうになります。
うちの小6長男、小学校のカラーテスト(要するに学期末テスト)はほぼ毎回満点なんです。
理由は明確。
関西系の、そこそこスパルタな塾に通って鍛えられているから。
学校の授業が“復習”になっているような状態で、正直、テストは楽勝っぽいんです。
自慢とかでは一切ありません。
むしろ落胆しているので今日は吐かせてください。
テストの点数がそのまま「成績表」に反映されるわけではないのが、学校というシステム。
テスト満点なのに通知表は「2」。なぜ?
ホント自慢でもなんでもなく、むしろ言いづらいんですが――
通知表、ほぼオール2です。
3段階評価で、真ん中の「2」。
……さすがに「え?」ってなります。私も最初は混乱しました。
でも、どうやらこれは、**この学区ならではの“仕様”**もございます。
うちの学区は中学受験が盛んな学区。
一部の噂によると・・
灘に受かるより通知表オール3の方が難しい?
な~んて言われています。
中学受験率が非常に高い学区は、塾通いも当たり前。
カラーテストの平均点が高く、学校のテストで差がつかない。
それに加えて、
- 校長先生の方針
- 学区全体の「評価は厳しめ」文化
- 提出物などの“生活面”の重視
が重なって、ちょっとやそっとの出来では「3」が取れません。
一部のママ友の間では、
「この学校でオール3取るのって、灘に合格するより難しくない?」
という半分本気・半分冗談のような噂もあるくらい。
実際、全国レベルで水泳ができる子でも体育が「2」だったと聞いて、もう私は“摩訶不思議”という言葉しか出てきませんでした。
提出物が命…出さない子は即アウト
そんな厳しい学区で、先生方が差をつけられる部分――それはもう提出物。
提出物の提出率や質によって、成績がガクッと変わる。
そしてここに大きな問題が。
うちの長男、提出物が出せないんです。
はい、出してません。
先日の懇談会でも言われました。
「テストの点は全く問題ありません。むしろ上位層。ただ、提出物が出ていないので成績が悪いです。」
……もうね、悔しいけど、反論の余地なし。
あーーー。
提出物、大事。めちゃくちゃ大事。
社会人になってもそうですが、提出物って“信用”の積み重ね。
「言われたことを期日までに仕上げて出す」って、
実は大人でも難しい。
ビジネスにおいては必須スキル。そこで他の人と差がつく。
そうでした!
それを訓練するのが学校なんだなと、
今さらながら思い知りました。
そうだったよ~~
テスト満点でも褒められない現実と、親の葛藤
カラーテストを満点で帰ってきても、本人はあっけらかんとした顔。
「ふーん。まぁ、そうか。」
ぐらいのテンションです。
これも無理はないんですよね。
だって周りも同じような点数ばかりで、珍しくも何ともない。
テストで良い点を取っても、先生が褒めてくれるわけでもなく、成績表にも反映されず。
本人にとっての“やりがい”も感じにくい。
……そりゃ、出すべきプリントも…忘れちゃうかな~。
そこをなんとかしていきたいんだよな~~。
てか、周囲の子は出してるよね?
ということで、
提出物を出す「仕組みづくり」、始めます
うーーん。
嘆いてばかりでは何も変わらない!
担任の先生にもご協力いただきながら、
- どうすれば提出を習慣化できるのか?
- 本人が自分のスケジュールを意識できるには?
- 「出すと得、出さないと損」をどう理解させるか?
このあたりを一緒に考えていくことにしました。
担任の先生も、長男を呼び出して、ちょっと厳しめに、記憶に残るくらい口酸っぱく言ってくれるそうです。ありがとうございます。ビシバシお願いします。
小学校のうちはまだ親や先生が手厚めにフォローできます。
でも中学校に入れば、提出物の加点は通知表だけでなく、内申にも関わる“本番”になります。
私立に進学するから。
公立じゃないから。
なんて関係ない!
提出物を出さない小学生たちは。
提出物の重さを、ナメてるんです。完全に。
♪なめたらあっかん~
なめたらあっかん~
人生なめずに これな~め~て~~
天童よしみ並みに歌うよ。
テストの点より提出物。小学校から習慣づけよう
今回改めて痛感したのは、
「提出物を出す力」は、
学力と同じくらい大事だということ。
点数が良くても、通知表は伸びない。
でも、提出物をしっかり出す子は、しっかり「3」をもらえる。
これが、今の学校教育のリアルです。
そして社会に出ても大切なスキル。
担任の先生にも『結局、提出物なんです!』と面と向かって言われました。うんうん。ですよね。
これからは、本人が“なぜ出すのか”を理解し、
習慣化できるよう微力ながらサポートしていきたいと思います。
また、進捗や試行錯誤を更新します。
