数千万かかる『一生の決断』を数日でせざる得ない現実

「キャンセルが出ました。どうされますか?」

悩んでいた土地にキャンセルが出たらしい。

『お家を買う』って、考えていた以上に大変だ

 

突然の電話。

人生は唐突にお声がかかる。

 

♪あの日 あの時 あの場所で

君に会えなかったら 僕らはいつまでも・・

ラブストーリー並みに突然かよ。

 

最も狭い区画に空きが出たとのこと。

我が家が背伸びして、やっと手が届くギリギリのお値段だ。

 

担当者曰く、

「ぽにさんが大変悩まれていたので、もう一度お声かけしました。どうでしょうか。」

 

ゴクリ。

いつまでに決めれば良いですか?

「2日以内でお願いします」

 

そんな、アホな・・

数千万円する案件を決められるかいな。

 

会社でも、数千万の案件は、

課長の検印、部長、本部長・・

何人ものスタンプラリーの末に決める。

 

2日以内に夫婦で決めなくてはならない?

正直、無理がある。

 

ただ、現実とはそんなものだ。

チャンスは一瞬しか巡ってこない

 

でね、私、悩み過ぎて、

昨夜ほとんど寝ていないの。

 

リアルな備忘録をここにさせて欲しいです。

もしも、この物件を購入した場合。

メリット

  • 人気エリアで資産になりそう
  • もう家探しをしなくてよい
  • 5人でも狭さを感じない
  • 小学校が近い
  • 最新設備
  • 駐車場代や管理費を払わなくてよい
  • このエリアでの不動産はなかなかでないため、希少価値あり

デメリット

  • 我が家にとってかなりの高額投資
  • 駅からはやや遠くなる
  • 入り組んだ道もあるため、夜が少し怖い
  • 現マンションの上下は良い人達
  • 現マンションは狭いが、今は事足りる

 

そう、はっきり言って、

今ではない

オモチャ

この春に上の子が小学校入学。

小1の壁を越えれられるか心配でしたが、

私が5月末まで育休で身動き可能なことと、

集団登校が手厚いこともあり、ひとまず安心しています。

 

 

では、広さはどうか。

50平米マンションが、90平米越え。

倍近くの面積になる。

 

ただ、今は本当に困ってないのよ。

むしろ、

ワンフロアで完結して快適

 

家が狭いおかげで、コックピットのように限られた空間。

3人の子供がなかなか玄関に来なくてグズグズ・・という状況でも、数歩でピックアップできます。

家事動線も悪くない。

 

確かに、モノは置けないため、

適宜、処分が必須です。

でも、捨てることも苦じゃなくなってきました。

やっぱり今、必要ではない

 

そして、そんな時に限って声がかかる。

 

空き出ましたけど?

マジですが。

 

先ほど、1ヵ月の乳児の散歩がてらにその住宅地を見にいきました。

うん。

やっぱり悪くない。

良いよね。

 

そんなこんなで、ご近所を歩いていると・・

とある大きなお家の門扉を掃除している奥様に会いました。

 

こんにちは~と挨拶すると、

「まぁ、お子さん、おいくつ?」

と話しかけられました。

いろいろ話が弾んだので、思い切って購入を迷っているエリア辺りのことを聞きました。

 

奥さんは、

「是非ともいらして。ご近所に。」

とノリノリで誘ってくれました。

良い人だなぁ~

あぁ、この近所も良いなぁ~

しっかし、金持ちそうだなぁ~

 

息子さん達が、巣立ち、東京へ行ってしまったとのこと。

その東京の場所が、うちの夫の出身地と一緒だったので、

めちゃくちゃ盛り上がりました。

 

「門の前じゃあれなので・・」

とお家の中に入れてくれました(どんだけ~)。

 

そこで、ぶっちゃけ、

購入を迷っている一番の要因をこの奥さんに相談してみました。

 

続く
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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!