【最終回】電車は動いたのか?中受に巻き込まれる母のリアル

前回、前々回よりつづきです。

  1. 子供3人。中学受験も始まり・・全然手が回っていないサポートと『とある日』のお話
  2. 日頃の綱渡りに中学受験がプラスされ、リズムに慣れるのが大変!目が回りそうです【中編】

 

【あらすじ】

新5年生の中学受験塾がスタートしました。

初めての通塾にハァハァしている私達親子。

国語の先生が怖いようです。

「宿題を忘れないように!」

と保護者会でも口酸っぱく言われました。

 

そんなある日。

朝にバタバタしていたので、「お母さんが塾の用意しておくよ~」と引き受けました。

準備OKと思っていましたが、会社に到着してから気がつきます。

「国語の確認テストのプリントを入れておくのを忘れていた!」と。

 

どうしようか悩んだ結果、お昼休みに自宅まで帰ろうとした私。

大丈夫。往復50分ほど。

電車+徒歩。

何とか間に合うはず。

 

しかーし!

 

その日に限って電車が止まってしまうのです。

 

嘘やろ。

電車止まってしまった・・

お昼間の電車とは静かなものです。

普段、朝と夜は結構ギューギューですが、ちらほら席が空いています。

私も空いた席にちょこんと座っています。

 

うん。

いつ動いてくれるんだろ。

というか、しばらく閉じ込められたらどうしよ。

スマホは持ってきているから会社に連絡はできますが、うーーん。言いにくい。

まさか日常的にお家に帰ってるの?と思われるのも嫌ですし、今は『人事考課』がされる時期。

サラリーマンとしては、変な目立ち方も避けたいものです。

シーン

静まり返る車内。

その時、車内放送が流れました。

 

『えーー。前に走ります電車が急停車しました。確認後、発車しますのでしばしお待ちください。』

 

うん。

どうしようもない。

待つしかない。

 

国語のプリントなんかそのままにしておけば良かった。1回くらい忘れたからって、なんてことはない。ハズ。

というか、過保護すぎる?

朝、バタバタしていたけど、用意は自分ですべきじゃないのか。

てか、何で電車乗ってるねん。

そして、なんで動かへんねーん。

グルグルとよく分からない思考が回ります。

 

すると、

ガタゴト、ガタゴト

少しずつ電車が動き出しました。

『前に走る電車の異常がないことが確認できました。動きます。』

というアナウンスと共に電車が通常通り動きました。

 

よっしゃ!!!

びっくりしたーー

 

駅に着き、急いで改札を出てダッシュで自宅に向かいます。

はぁはぁ。

ドアを開け、国語のプリントを探します。

これこれ!

 

あっ!

あああああああーーー!!!

 

『見ました』というハンコが押してある~~

既に前の回の国語で、確認テストのお直しを提出したようです。

ポン!とハンコが押されています。

 

ということは、今日、帰ってこなくてよかったやん。

何をしてるねん。

アホみたい。

 

よろよろと駅に向かい、電車に乗り、会社に帰りました。

もちろん、コンビニでパンを買って。

何もなかったように自席でパンをほおばりながら思いました。

 

空回りしている・・

そして、

完全に、中受受験沼にハマっておる。

誰がって、

私が!

でもその沼、ちょっと違うような気がする――

 

用意とか宿題の多さとか、リズムとか生活の計画とか・・

勉強以前のところで完全につまずいています。

 

何とかしたいですが、これがフツーの実力の家庭が、フツーに中学受験塾に通った際のリアルなのかもしれない・・

洗礼を受けている最中だと思い、踏ん張るとします。

うん。

しんど!!!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!