コロナ禍の新入社員について

8月から育休復帰した私。

不在時に入社した、新入社員について思うところがあったので、記事にしました。

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高視聴率を維持する、

『半沢直樹』のドラマ

みなさん、見てますか?

私も録画し、空き時間に楽しんでいます。

 

さて、半沢はザッジャパンの大手銀行が舞台。

なかなか癖が強い登場人物の不正や欲望に巻き込まれていく様は、ザッジャパンの企業に勤める人にとって、若干大げさに感じつつも、共感を呼ぶと思います。

 

そんな私もイエス!ザッジャパンな企業に所属。

昭和がまだまだ通用する世界ですが、

コロナでじわりと変わってきているような気がします。

 

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我が部署はAランクではなく、う~んCランク。

 

悲しいことに、「本当は、Aランク部署に行きたかったけど、Cなら採用しますと言われて・・」という人がそこそこいます。

かといって、その人たちがダメな訳ではなく、たまたまAとはマッチしなくて、良い人材なのでC部署さん、どうですか?

一度面接してみて下さい~みたいな感じで、一昔前は採用されていました。

 

今は、ありがたいことに、Cに行きたいです!

と自ら手を挙げている学生さんを採ってくれているようで、

もう、15年以上前に採用された誰かさん(はーい!私!AからCに左遷ね)とは雲泥の差。

 

そんでもって、

至極、優秀

コミュニケーションも現場適応能力も高く、学生時代の研究内容も申し分ない新入社員が入ってきます(テキトー三昧だった誰かさんとは・・もういいか)。

 

我がフロアに採用された新入社員も多分に漏れず。

久々の総合職女性。

 

優秀な上に、穏やかで優しい。

人物的にも仕事面でも、光の速さで抜かれる予感。

先輩の私、教えることあるかな・・(滝汗)

 

そんな彼女と先日、初めて立ち話。

出身や好きなことを聞き、親睦をはかったつもりです。

いろいろ話しているうちに、コロナで大打撃を受けている学生の話になりました。

もう、心が痛い。

今年の大学生1年生や、就活を控えた4年や修士1年は、本当に苦労してるだろうね。心の声が漏れる。

新人「そうなんです。同世代なので他人事とは思えません。去年とは、こんなに違う?とびっくりしています。」

だよね。だよね。

 

私の東京に住む姪っ子も、この4月から大学生。

学校には一度も行かずに、友達も作れず、考えていた学生生活は全く過ごせていないらしい。

高3の人たちにしても、部活の集大成が全て中止になったり・・胸が詰まります。

 

新人「私なんて恵まれている方です。ただ・・」

 

ただ、どうした?

 

新人「実は、同期に誰がいるか、全く分かりません。研修も先延ばしになってしまいましたし、飲み会もないので。」

 

そうか・・

新人「同期の名前もうろ覚えの状態です。」

 

例年だと私の会社の新入社員は、ほぼ皆、食堂を使います。

同期とランチを取ることで親睦を深めています。

 

Aラン部署でも、こちらに転勤してからも、ランチ時間には非常に助けられました。

 

しかし、今はコロナでランチは基本1人で距離を取って食べることが推奨されています。

食堂は、図書館の自習室のごとく、個別に透明な建付けが設置されました。

基本、私語禁止。

 

う~ん。

たかが、同期。

されど同期。

 

あのですね、

ザッジャパンな会社って、同期の絆が支えになることが多い

 

うん。

 

会社特有の情報、先輩や上司とは話さないしょうもないことも、同期には聞けたりします。

『誰と誰が付き合っている?』

『○○さんって何で辞めたの?』

『来年の人事はどうなる?』

そういうゴシップみたいなものも含め、同期からの情報は貴重だったりします。

 

ザッジャパン企業代表格の半沢直樹だって、

同期役のミッチーからの情報に何度も助けられています。

ミッチーがいなければ、倍返しできなかったんじゃない?

と思う場面も。

 

もちろん、気が合わない同期もいるでしょうし、

足の引っ張り合いも起きるかもしれません。

 

ただ、上の世代も『同期入社』には特別な感情を抱いていて、

あの人と仲いいですね~って声を掛けると「同期だからね。」という、

暗黙の『同期=特別』関係をおしてきます。

 

ザッジャパン企業に所属する人にとって、同期は貴重。

 

ほんで、コロナよ

 

優秀な人材でも、やっぱり新人特有の辛いこともあると思います。

同期とたわいない話をすることで、

サラッと受け流せたりするような気がします。

 

繰り返しますが、それがない。

 

これは、個人的な予想ですが、

コロナ禍で入ってきた新入社員は、

スルッと辞めたり、転職するかもしれません

 

それ以前の世代よりも。

 

同期の励ましで、昭和プンプンな信じられない慣習を乗り越えられたりしますもん。

うーーむ。

 

一方で、これは仕方がない傾向かもしれません。

従業員の人間関係に頼っていたザッジャパンの悪しき?いや特有?慣習がなくなるかもしれない。

 

半沢直樹並みの、

おしまいdeath!

ではないですが、やはりそれまであった慣習も変わるのではないでしょうか。

 

うーむ。

今年の新人に対しては、同期との関係が密ではないだけに、手厚いフォローをしてあげたいな。

 

ということで、適宜、現場の新入社員に気を配る予定です。

 

えっ?

そっちの方が迷惑?

倍返しでしんどい?

 

まぁ、雰囲気をみて、アレレならばすぐに、おいまいdeath!します。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!