最下層から始まった中学受験。
言っておきますが、スタート時に1科目でも偏差値40以上になっている子供はすーーごく優秀ですからね!
最下層とは、その遥か下の、ごにょごにょ。。
さて、2回に渡って書いてきた続きもの。最終回です。
塾から電話がかかってきまして、上位クラスに来ないかという光栄なお声かけ!
でも、長男は浮かない様子。
なんでやーー!!
行きなはれ。
ほら。同じお金を払っとりますんや~
少しでも難しい問題を解いてきなはれ。
って言いたい。
言いたいけどグッと我慢。
塾の先生とも面談をしてもらって、
「誰でも声がかかるものではない。」
と言われて、ええーそうなんだ!と胸打たれたみたい。
よし。これは上のクラスになびいてる。はず。
私はすかさず言います。
「じゃあ、来週から上位クラスいこうか。」
すると、息子。
「いや、しばらく下のクラスにする。」
と言いました。割とハッキリ。
「上のクラスにはいかない。」
そうか。
分かった。
頭をごしごしなでて、
「そしたらその旨を先生に連絡しておくわ。」
と何とか絞り出した、
私を
誰か褒めてーーー!
何で行かへんのーー
誰がお金払ってると思ってんねーーん
少しでも学んで来たらええやーん
合格を今からでも手繰り寄せてこいよーー
言いたいことが頭を駆け巡りますが、
グッとこらえたよ
本当に褒めてくれ。頼むわ。
先生には丁寧に連絡しました。
親の私としては勧めたけど、
やっぱり本人が下のクラスにいたいみたいなのでいさせると。
まぁ、理由も何となく分かるんです。
- 友達と遊びたい
- 他の習い事、英語もスイミングも辞めたくない
- 宿題多くなるのは嫌
ホンネは、今のペースが彼の限界なのかもしれません。
うん。無理はしない方がよい。
ただ、本人とは、上のクラスに上がることも頭の片隅に置いておいて進めていかないか?
と話しました。
要は出来る時でいいから、宿題は『発展問題』も手を出してみない?とも提案しました。
前のブログでもお伝えした通り、
下のクラスでは『基礎問題』『標準問題』しか宿題に出ません。
『発展問題』に普段から手を出しておかないと、公開模試でも高得点は難しい。
考えてみたらどうかな?
「うーん。分かった。ちょっと考える。」
長男は言いました。
それから・・しばしの時が流れ・・
上のクラスからの声かけがきてから、
約1か月が過ぎました。
どうなったか?
はい。
そこは小学生。
発展問題なんてやっておりませんぞ。
宿題の範囲、基礎と標準の部分で閉店ガラガラです。
その代わり、今まで手薄にしていた国語の宿題を入念に意識して取り組むようにしました。
今までは塾の前に国語の宿題はサーーーっと読む程度しかしていませんでした。
それを必ず宿題の場所はキッチリ解くようにしたのです。
なんともフツーの対策です。
でも、入塾してから数か月。ぜーんぜんやってこなかったんですよ。国語は。
算数のたっぷり宿題と理科・社会に追われて、国語はおざなりそのものでした。
それが、今回下位クラスに留まることで変わってきました。
算数の宿題は同じ量であっても、本人の計算能力や集中力が以前よりも上がっているため取り組む時間が減ったのです。
じゃあ発展問題・・って思うじゃないですか。
やっぱり発展は疲れるようなのでそこまでしたくない。
なら、浮いた僅かな時間は、国語にあててもらっています。
自習室で取り組む勉強に関しても、今まで私が3~4課題程リストアップし、順番は本人に選んでもらっていましたが、そうすると算数や理社ばかり済ませて来てしまい、国語は全くしていませんでした。
いの一番に国語でなくてもよいので、2番目くらいには国語を済ませてみて。
と声掛けするようにしています。
すると・・
徐々に国語の勉強を嫌がらなくなりました
いや、でも声掛けしないとしませんよ。
うん。
今の時期に算数をガーー!っと上げたいですが、
焦らずに基礎と標準の徹底に留め、
国語の比重を今までよりも多めにしてもらいます。
ちなみに!
長男と塾の下位クラスで、確認テストの点数で争っていた友達2人は、上のクラスに上がったようです。
それを知った長男の感想は・・
「・・・・みんな、上がりたいんや。」
いや、そりゃそうやろ。
それ目指してやってるんよ。ほとんどの子が。
うーん。
下のクラスに自らステイ・・
これが吉と出るか凶と出るか分かりません。
とにかく!
本人の意志を尊重しつつ、
前に進みたいです。
ではまた!
うーん。。また続き書きます。つづき~のポチにいつも泣きそうになります。ありがとうございます。